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2012.05.17 Thursday

進む場所







当時、産地訪問した先々で 『スーパーL資金』なる農業支援制度が話題になり、制度を如何に利用するかの話題が多かった。

『 政府の農家に対する手切れ金だ 』 ってな穿った見方もあったが、こうして5年経ってみると、
そうとも言えるし、農林水産省はそれなりに、この国の農業支援を考えているとも言える。


小泉政権の政治のあり方を見て、竹中平蔵という選挙で選ばれていない人が政権の中枢に座っている事に違和感をもった。
その頃、政権交代は予期されていて、交代した政権に国民が失望する事も織り込み済みで、その失望を背景に登場する政治が、
この後の政治の性格を顕著に示すと聞いていたが、大阪市長の影にも竹中氏の存在が取りざたされるに至って、
こういうところで使う様にこのBlogのタイトルにした訳ではないが、『なるほどなあ』と、今までの<地域利益の代表政治>から、
<産業利益の代表政治>に移行しようとしていることが明確になってきて、この産業が国内産業じゃない事が重要となっている。


そう考えれば、西部劇のような<邪魔者は消せ>的な小沢一郎の控訴とか、TPPと増税にしか興味が無いとか、
何があっても原発を再稼動させたがっているような毎日の政府の言動は、まことによく理解ができる。

少し捻くれた読み方をすると、目に入ってしまうマスコミは、こぞって官僚を悪者扱いしているが、目くらましのような気がしてきて、
政府に向くべき批判を、実態のつかみ難い官僚組織に向けて不安定化し、

次に登場する分かり易い人物に期待を集める戦略古典なのかな。


農林水産省のこの記事に見られる施策は、今の農業・農地の現状を踏まえた、極めて現実的な方向に見える。
定義が曖昧になってきた<農家>を保護する政策から、<農業><農地><国土>保護への転換は評価されるべきで、
いわばひと昔前の小売業態が寡占化に向かった流れが、いま農家が農業法人として、踏襲している現況の中で、
必要と感じている食糧品の提供に於いて、当社の行く末を、『農業する八百屋』を標榜している事は正しく思えるが、
同時に、分不相応の構想の実現への工程で、私自身を一度解体して再構築することが必要な気がしてきて、

決めかねている事も、捨てきれていない事も多すぎる。




2012.05.16 Wednesday

文字を書く

 




考えをまとめるという行為を必要と感じ始めたら、もうおじいさんかなとも思うが、
その方法を、古くから並べると、頭の中でやって、人と話してやって、キーボードを叩いてやって、
とうとう、文字を書いてやるようになってしまって、未だこの先があるのだろうかと思う。


でも、【 文字を書く 】 って行為は、身体にどういう影響を与えてんのか分らないが、
思った以上に、今まで気付いていなかった場の所在に、不思議と綺麗に収まっていくような感じに驚いた。


煙草に片手に、文字を書く、 この郷愁のスタイルも捨てたもんじゃないのかも。



一体何をどうしようとしているのか、あまりにも目まぐるしく動き回るものだから、位置を確認しないと訳分らなくなってきた。



2012.05.15 Tuesday

新しい出会い

 





先週、兵庫県加古郡稲美町に圃場がある【 都倉農園 】 さんに行ってきた。
昔、会社に居た柴山君って男性に、風貌も話し方も、そっくりで、
初対面から親しみが持てて、それで、ある会合で知り合ってから、間をおかず伺う事が出来た。


小松菜とサラダ水菜をお願いする予定。


就農の経緯を聞いてみれば、ひとを幸せに出来る人なのかもしれないと思った。





2012.05.14 Monday

太陽野菜 レタス

 





先日、島原に行った時に、太陽野菜の末吉君と夕食を一緒にしながら、12時まで話していた。
終わりの方の話題は、レタスになって、何となく魅力を感じて、あれやこれやを話していると、
ロットをまとめれば、世間的にも充分通用する価格設定をできる事が分り、関東地方で展開できれば面白いと思っていた。

翌日にデジマの畑回りをしていると、レタスが未だ残っている畑に出くわしたので、収穫時期が来たら送ってと頼んでいた。


画像は、レタスにマルヨシセンターさんで買って来た、三個200円の小夏をトッピングして、
軽く塩を振って、いつものようにオリーブオイルを薄く掛けた、至ってシンプルな調理で食べた。

どう表現していいか迷うが、『 レタス味の美味しいもん 』 と言えばいいのだろうか。
末吉君の野菜は独特の美味しさがあるのだが、その美味しさはじゃが芋でも、南瓜でも共通で、このレタスも例外じゃない。
その美味しさを、じゃが芋で味わうか、南瓜で味わうか、レタスで味わうかで、順番は共通する美味しさが先に来る。
その美味しさのレベルが、今回のレタスは他より一段上かなと思える美味しさで、ある種ベビーリーフで目指している味である。
野菜の美味しさは、糖度ではなく、糖度と酸のバランスだとかいうけど、それ以上に、食べた時に身体にどう響くかで、
口に拡がる味わいが、自分を心地良くさせてくれるかどうかで、それが何処から来るのか考える事が重要だと思っている。







2012.05.13 Sunday

インカのめざめ 13枚開花直前

 




開花後と、開花前では多少葉面散布の内容が違う。
一週間前は、結構蕾が着いていたので、どの程度咲いているかによって対応出来るように準備していった。
結果は、まだ殆んどの蕾が開いていなかったので、開花前の内容で散布して来た。


今週は、随分緑が濃くなっていて、葉脈もハッキリしだして調子良さそうで、三人で喜んでいた。




2012.05.12 Saturday

節減対象農薬不使用 皐月のベビーリーフ

 




先日の爆弾低気圧以来、アブラムシの襲来を受けて難儀している。

だから、念入りにバーナーで畝を焼いているが、暑さもあって辛い作業になってきた。

何でも張り切ってやる水田も、さすがにへこたれてそうな背中をしている。
そういえば、一年ほど前に手伝ってもらおうとした佐川さんも、この作業で逃げられた。
私は、このベビーリーフの栽培を断念したら人生が終わってしまうので、逃げようもないから、感じている暑さも違うのかもしれない。


そうだとすると、農薬を散布するなり、他の防虫の方法を考えないと、面積の拡大はおぼつかないかもな。

いっその事、農薬を散布しようかなとも思うが、ベビーリーフだけはどういう根拠か分らないが、
自分でも、それは食べたくないなあと思ってしまうので、もう少し、お客さんに迷惑を掛けてしまうが、薬に頼らずに行こうか。




2012.05.11 Friday

栗五郎 南瓜

 


画像は、カネコ種苗の新品種 【栗五郎】 という南瓜。

宮崎の風土って会社の社長を訪ねて、彼の実験畑でペンテルのホワイトマーカーなのかな、
これで着果日を記録してあって、今まで着果日の記録の仕方は様々見てきたが、こんな安直なアイデアは初めてだった。

でも、この記録は一目瞭然で、最近、この一目瞭然ってのに執心していて、すっかり惚れてしまった。
この記録を見ると、次回のテーマの二果なりの成り具合が良く判断つくような気がする。


もうひとつ、彼にはいい事を教えてもらった。

話が終わって、畑に行きしなに、『 犬は帰って来ると思いますよ 』 と、言ってくれて、
えっ と 思ったが、ブログを読んでくれていると聞いていたから、直ぐに得心したが、
『 捜索のポスターを作って、貼りに行こうとしたら三日ぶりに、帰ってきました 』 と慰めてくれた。




空港に戻って、飛行機の待ち時間があったので、喫茶店で 【 VINNY 】のおたずねポスターを作製しておいた。

正午に小豆島に着いて、水田にポスターを見せて、『 何処に貼って、誰に言えば、他の人にも聞いてくれるか 』
と、三人で相談していると、水田の携帯電話が鳴り、小豆警察から『迷い犬を保護してくれている人がいる』と、連絡が入った。

濱口君、ありがとう、言ってくれた通り、ポスターを作って、貼りに行こうとしたら、犬が帰っては来なかったけど、出てきた。




2012.05.10 Thursday

にんにく 通路の除草

 



後、ひと月を切って、そろそろ玉伸びが気になり始めた。

畑の中央付近に昨年の台風で窪地が出来てしまい、その辺りが少し病気が入っている。


通路の草も酷く、管理機で一度走ればそこそこきれいになったので、この後もう一度走ると、すっかりきれいになった。




2012.05.09 Wednesday

Sting - Shape of My Heart

 




昨日の朝、宮崎空港に着いたら、メールが届いて、
『 vinny が 昨夜帰ってきません 』 て書いてあった。

動物を追って、未だ慣れぬところで、家の匂いを見失ったのか、
人懐っこくて、人には絶対に吠えない彼女は、誰かに保護されているのか、 

ちょっと、頭から離れない。



2012.05.08 Tuesday

VINNY





そもそも<水田>って彼は、信州で猟師をしていた男で、ここで安らかに眠っている彼女は、その相棒の猟犬。

猟犬と思えぬ愛くるしさで、人に擦り寄って来ては、愛嬌抜群の愛想を振りまき、たちまち人気者になっている。

このL字型の、2畝程の畑が大そうお気に入りで、自分の運動場だ、と思って走り回り、掘り返して、遊んでいる。



この日の前の夜に、どうもイノシシが来たらしく夜中に吠え出して、その鳴声が少し離れたところまで行ったので、
私も、興味があり布団を抜け出して、玄関を出ると、そうそう彼女は<VINNY>って名前、直ぐに気付いて戻ってきて、
私に、『 行くの? 行かないの? どうすんの? 』 って顔をしてきて、『 いや、行くよ 』 って玄関を一歩進むと、
サッ と前を走り出して、臭いを嗅ぎながら敷地の端の方まで走っていったから、私はトコトコと着いて行った。

これ以上先は、獣道ってところで立ち止まって、私の方を振り返って見たから、私もそこで立ち止まった。
これ以上私が進むと、そのまま獣道を追いかけて行きそうな様子が何となく分ったので、しばらくそこで立ち止まって見ていた。

私がそれ以上進む気が無い事を、<VINNY>は悟り、にんにく畑の通路の臭いを嗅ぎながら戻り始めた。
私が、家に戻れば、彼女も戻ってくるだろうと思えたので、踵を返すと、やはり着いて戻ってきた。


犬とイノシシの、いわば縄張り争いみたいなものらしく、何度か夜じゅうイノシシの臭いがして眠らなかったのか、
この日は、一日中眠そうで、こうして長々と身体を伸ばして、あちこちで眠っていた。



彼女は、三年前に信州の雪山の猟に付き合った時に、猟犬っぽいところを見ているので、DNAに流れる本性は知っているが、

こんな生ぬるい小豆島で、ペット化していく事は忍びなく、イノシシや鹿をエリアから追い出して、
たまにはキジや山鳥の一羽でも、咥えて帰ってくるところを見てみたいもんだ。


まあ、何はともあれ、この静かな小泊が犬一匹の登場で、賑わいをみせていて、華やいだ気分を感じさせてくれている。




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