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2019.01.10 Thursday

四万十の炭

 

 

 

 

にらを高知で栽培してもらっている時代があった。

 

 

今の四万十源流生姜を栽培してもらっている西村好史さんのお父さん、

 

善徳さんのいとこという事で、古谷さんを紹介してもらって、さすがお父さん世代なので、

 

旅館のようなところで、食事をしながら対面する場面を作ってもらった。

 

 

頑固者、土佐では『 いごっそ 』 と言うらしいが、その塊のような地域柄の中でも有名な人だという事だった。

 

 

むかしも、いまも、へらへらしているので、気に入ってくれるかどうか分からなかったが、

 

無理して気に入ってもらおうとも思っていないので、相変わらず言いたいことを言っていただけだが、

 

では、箱をどうするかという段になって、善徳さんは私に気を使ってくれて、一落ちの箱でどうかと言われた。

 

私は、ちゃんと自慢できる商品にしたかったので、新しく名前も入れてもらった箱を用意して欲しいと応えた。

 

 

 

そのひと言が、古谷さんの心にふれたらしく、やにわに席を立たれて、どこに行くのかと思ったら、

 

バックから名刺を取り出して、私に渡してくれた。

 

 

 

以来、息子のように可愛がってもらっていた。

 

私も、古谷さんとの会話が楽しくて、年に4回位は通っていた。

 

ハウスで、古谷さんと話していると、にらの袋詰めのパートのおばあさんたちも、

 

二人の会話を聞いていると、こっちまで楽しくなってくるから、いつでも来てねと嬉しいことを言ってくれていた。

 

 

 

気前のいい人で、私が欲しがる物は、何でもくれた。

 

樹の根元部分の大きな台の様な物が転がっていて、それをほしいというと、

 

ツルッツルに磨いて、宅急便で届けてくれた。

 

あるときは、山の話しになって、炭焼き小屋があると言うので、

 

新潟で、樵の仕事をしているとき、よく炭を焼いた後を見ていて、興味心々で、

 

炭の話しになり、多孔質の炭にも興味があるんだと話しをしていて、盛り上がって帰ってきたら、

 

こんどは、俵で一俵炭が会社に届いてびっくりした。

 

 

さっそく、適当な天然物のカゴやザルや木箱を持ち出してきて、

 

底に私がしている般若心経の写経を6枚ずつ敷き、

 

会社の四隅と、それぞれの縁の真ん中と、ど真ん中の9箇所に、その炭を入れて配置した。

 

 

私の、机の左には、会社を始めて直ぐに買った地球儀を置いている。

 

その足元に、この上の画像の炭を置いている。

 

 

数え切れないが、20年程にはなると思うが、もちろん埃を被るので、

 

気になれば、数回、おそらく2度か3度、洗ってきた。

 

 

火曜日に、ふと、気になって、洗った。

 

 

洗えば、昨日のことの様に綺麗になる。

 

 

すべては、幻のように通り過ぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.03.25 Monday

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