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2009.03.31 Tuesday

【野菜の栽培】=インカの目覚め

  

これ、坐骨神経痛になってしまう。
横着して、居間のテーブルで、夜に三人で切った。
そのテーブルは180cm×180cmの会議テーブル。
そもそも、立って作業をする高さではない。
よく、中川や三男坊がこの手の作業をしていた時、
足を左右に大きく開いたり、作業テーブルに10cm程の箱を置いていた。
背の低い私は、少し嫉妬していたが、
なるほど、こういう事だったのか。

【インカの目覚め】は、収量が他のジャガイモより極端に落ちる。
14〜15年前に北海道の『折笠農場』って仕入先で初めて食べた。
もちろん、『こんな美味いジャガイモが世の中にあるのか!!』。
ほしそうな顔をしていると5個ばかし呉れた。
折笠秀勝さんという方で、この方は顔もジャガイモそっくりだが、
珍しいジャガイモの収集に、余念のない人だった。
テーブルにもう少しあったので、
『もっとほしい』と遠慮もなく言うと、
『何を言ってるんだ、この芋は植えれば植えるほど減る芋だぞ』
その表現に笑ってしまったが、
つまり、それほど栽培のむつかしい芋だって事。

でも、こうして切ってみると、芽が少ない事に気付く。
ジャガイモは品種に関係なく、出荷する時はいつも発芽の点検をする。
少しでも目が覗いていると、クレームの対象になるので、
徹底的に芽を除去してからしか袋詰めできない。
販売を予測して袋詰めをするので、
注文が少ないと袋を破り、芽を取り除いて、またパックなんて事も、
たびたびあった。
芽が出てほしい立場になったら、なかなか芽が出ず、
出ていらない時は、いっぱい出る、まこと因果な商売である。

はて、困ったかな。
種芋が40kgも余ってしまった。
どうも、遊休農地を借りる時、同じ勘違いをしてしまう。
今回も、640平米だと言われ、
登記簿ではそうなのだろうが、実際の耕作可能面積は、
ざっと430平米しか取れない。
そもそも、1反で200kgの種芋が必要だと聞き、
120kgの種芋を用意した。
じっくり考える事が苦手なのかもしれない。
玉葱を栽培している畑もそうだが、
土地面積と耕作可能面積は、10:7程度で考えておく方がいい。
今のベビーリーフ用のハウスを建てている土地など、
登記簿は900平米、実際開墾してみると、
その半分程度になる。



2009.03.28 Saturday

ホワイト六遍−にんにく栽培

 

鈴木一郎と小沢一郎を横に並べて、
平気なテレビである。
まこと、テレビという道具は、人間を阿呆にする。
私もテレビは大好きで、小学校4年生の、
東京オリンピック以来、かなりの時間を費やしてきた。


画像の『ホワイト六遍=にんにく』の草取り中、
小豆島シルバー人材センターから来てもらっている、
皆さんの会話から『‥金丸信の門下やから‥』と聞こえてくる
‥の部分は大体の想像はつく。

どうもテレビってものは、事の大小の区別が付きにくい。
画面での騒ぎが、しつこく大きいと、その内容も大きく感じさせてしまう。
お陰で『郵政民営化』にまつわるドタバタは、
どこぞにいってしまった。
郵政民営化もテレビの中で進んでいった。
先日ヒラリー○○が日本に来た時、
小沢一郎はクールに会っていたけど、皇后は抱き合う挨拶をしていた。
私なんぞには、よく分らない国である。


『桜の咲く時期に、にんにくは肥大期に入るから、追肥をする方がいい』と、
青森の『沢田ファーム』の沢田君が、教えてくれている。
だから、草取りを頼んで、【杉山有用微生物研究所】の、
グリーンパワー21を追肥した。
1月にも川合肥料の【魚粉】を追肥している。

草取りを見ていると、にんにくの葉先が黄色くなっているのに気が付いた。
何かの要素が不足している事は分るが、
はて、何が、不足しているのか。
沢田君に電話をしたが留守だった。
自分で考えれば、第一候補はカルシウム、第二候補は窒素だった。
夜に電話をくれた。
それで聞いてみると、やっぱりカルシウムということだった。
沢田君ありがとう。
家に帰って、ネットで調べて、カルシウムだと気付いていたが、
ネットもテレビと同じ、奥の見えない情報で
やはり生の声のアドバイスはうれしい。



2009.03.21 Saturday

ビニール張り

 

やっとこせ、ビニールを張り、一応完成である。
下の畑のベビーリーフ用のハウスは、毎週金曜日の雨で、遅々として進まない。
朝から、『インカの目覚め』を、5畝植え付けした。
午後から初めて4時頃にこの形になった。



昼休みに星が裏の畑に上がり、映した画像がこれ。
星は、アルファーホームページのリニューアルで、『自社農場』のページを担当する。
今週から、写真の撮り方、訓練中。
この画像は、今日の撮影の中で一番の私のお気に入りだが、
画像左端の樹が、幹ごとしっかり入っていれば、文句無しだった。



それでも、私より一足先に仕事を始めた星に、鹿が応援にやってきた。
此処等の鹿は、人間を敵と思っていないので、逃げないし、
遊び相手を要求されているんじゃないか、と思うくらい、
のどかなもんである。
ひょっとすると、鹿たちには我々が、仕事をしていると写っていないのかもしれない。
仕事をしていると写っていないのは、鹿だけではないかもしれない。
赤字なだけで私には立派に仕事である。
会社を3分の1に縮小してまで取り組んでいる新規事業である。
もっともそれも、今年中に結論を出す。
見通しがつかなければ、形を変えなければならない。



早速、唐辛子の苗作りを始めた。
栽培面積は昨シーズンの10倍増しである。
画像のセルポットに2560粒播種している。
今回は、御丁寧にも種の選別から始めている。


2009.03.15 Sunday

インカの目覚め 2



今日も頑張る星。
背中に背負ってるサンバーという手動の肥料撒きの道具は、
種類にもよるが20kg近い肥料が入る。
私はバケツでやって私が8袋、星が13袋撒いた。
やっぱり道具は何にせよ必要だ。
画像の向こうに見える山の斜面の果樹園は、
最近、四大新聞に全面広告を出すほど勢いのある『井上精耕園』。

この畑に『インカの目覚め』を栽培する。
家の前の畑で栽培しようと考えていたが、
そこは確実にお金になる『唐辛子』を、少しでも面積を拡げる為に変更した。
画像の畑で約4.3畝。

このような肥料を撒いた。
紫の袋はJAのPB『アヅミン』−腐蝕酸がいっぱい。
茶色の袋は川合肥料の『魚粉』−海のミネラル。
白い袋は『ゼオライト』−多孔質で微量要素を少しずつ含んでいる。
緑は『キーゼライト』−マグネシウム。
黄色の袋も川合肥料の『有機燐太郎』−文字通りリン酸目当て。
後はいつもの【杉山有用微生物研究所】の『グリーパワー21』と『菌帯米』。
この度、この杉山さんの菌を竹粉に付けて独自肥料を作る計画をしている。
チッパーシュレッダーが水曜日位に届くので、
先日来、刈り取ってきた篠竹を貯めてあるので、これを粉砕する。
その話はまた後日。


全体にはこのような畑。
役場の課長さんが貸してくれた。
ここの土質は砂けが多く、軽くて草が抜きやすい。
試験栽培が5畝近くで、間尺に合うかどうか分からない。
種芋代21000円程と、肥料で5万円近くになる。
売上で20円位は欲しいのだが。
なんせ、何を栽培するにも耳だけで、やった事のない二人だから、
また、恥を忍んで聞きに回らねば。



2009.03.14 Saturday

若布採り

 

久し振りに海で遊んだ。
先週から英さんが『来週の土曜は、夕方に若布採りをしよう』と言っていた。
そういえば、英さんも週末は用事がない限り、
ずうと、うちでアルバイトをしていて、大好きな釣りもしていなかった。
私も随分海に降りていなかった。

  

竹竿の先に草刈の鋸鎌を結わえ付け、漂う若布の株元をグイッとやる。
星は、こういうことなら何にでも興味を示す、好(よ)き男である。
それを英さんも知っているから、『星君、ホシ君』と遊ばせて遊ぶ。
私はいつも二人を見て楽しんでいる。
街の子が田舎の英さんという爺ちゃんの所に、遊びに来ている気分である。

 

結局、茎のところだけ切り取って、オリーブ油で炒めて食べた。
何ともいえぬ不思議な味で、確かに海の味がする。
それ以上に、滋養になりそうな粘り強い味が広がる。

食べながら佳代子が『新若布ってどういうことなん』 『今が新という事は、秋に枯れるの?』
そういえば自然食品屋の行商をしていた昔、ギデオンの若布を売っていたことはあったが、
そんな事は考えもしなかった。

この会話で星は、『種が岩に付いて、春に芽を出して育つ』と説明してくれた。
私が『英さんに聞いたの』って聞くと、
『岩に引っ付いているんですか』って聞くと、『種がな』って応えたらしい。

英さんのことだから、種がなで説明は終わり、その答えで星が想像して納得したのだろう。
仕事も速いが、説明も手短な英さんである。

今週は英さんで発見があって、何となく好きになった。
ひとつは、鶏小屋を見つけていたが、私はてっきり子供の頃の小屋だと思っていた。
そうではなく、自分が40歳過ぎで農協を辞めて、農業をしていた時に飼っていたらしい。
『何でも自分でやる』、この基本が英さんの哲学なのだろう。

木曜日の夜にダイキ(島のホームセンター)へ二人でハウスの具材を見に行く車中、
私はその話を聞き、ひどく懐かしいところに行った気分になった。
その時に私が、玉葱を吊るしたり農機を収納しておく、納屋を建てたいと話していたので、
今日、自分が建てた納屋を見せてやると誘いに来た。

ひとつは鶏小屋で、もうひとつの納屋に行くと、壁にホワイトボードが掛かっていた。
その前にはスチール製の机が置いてあった。
事務所だったと理解できた時、彼の心根に触れたようで、
感動もしたが、それ以上に、断念せざるを得なかった時の悔しさに思いが馳せ、
いよいよこれから始まる、二人の出荷センター作りに、
ズゥン としたものが腹の底に宿った。





2009.03.13 Friday

玉葱の栽培


ここ2週間は満月に向かったため、グゥーンと玉葱が伸びた。
一昨日が満月だったから、これからは中身が充実してくる周期に転換する。
『農業の退職金は腰痛とリュウマチやわい』といつも言う爺さんが、
『玉葱は草にさえ負けなければ勝手に育つ』と言いに来る。
その通りだとすると、ここまで草取りをしなければいけないのかと思ってしまう。
現在、草一本残さぬという除草をしている。
星も参ってるし、私もマイッタ。



でも、昨年の失敗とその要因を、隣の数一さんの指摘のお陰で、
そこそこ順調に成長しており、他所(よそ)と比べて遜色ない。

星は、数一さん(かずいっつぁん)を超人と称する。
きっと、朝早くから草取りに勤しんで、夕方にへとへとに疲れて、
ふと数一さんを見ると、朝と変わらぬスピードで淡々と、
隣の畑でまだまだ作業を続けていたんだろう。
日誌に『今日も遅くまで一日中頑張っていた。かずいちさんは超人だと思った。』とあった。
確か私のお袋と同じ82歳だったと思う。
私も背が低いが、数一さんは私の胸くらいまでしかない。

『死ぬまで鍬を持っているのじゃないか』 『鍬を持ったまま死ぬのじゃないか』
そんな事を言っていた。
確かに卒の無い畑を作ってある。
一昨年、数一さんの隣の畑を借りて間もなく、奥さんが畑に居られた。

私は挨拶しなきゃと思い声を掛けに行った。
そうすると、『私は補聴器を付けないで畑に来たから、
あんたが何を言っているのか、何も聞こえないが、
何を作るにしても、畝は出来るだけ高くしときなはれ』。
『田やさけぇな』と言ってくれた。

私の声が聞こえないという割には、おばあさんの語調はしっかりしていて、
しかも、素人の私に的確なアドバイスをしてくれる、その内容に驚いた。

その通り、この島では玉葱栽培に畝は立てないが、
わざわざ15万円程も出して『平高畝形成機』なるアタッチメントを買って、
30cm程の高畝にしてある。

それでも、今日畑に成長が極端に良くない部分があるのに気付いた。
そういえば、前作の南瓜も、そのエリアが病気になって、
その菌が畑全体に拡散していった。
『なるほどそういうことか』と今日は気付いた。
この雨続きで根が水浸しになって、生理障害を起こしていたのだと思う。

地形は畑の上が2階建ての屋根くらいの高さで国道が走っている。
その道路の上は山になっていく。
雨が降れば降るほど、此処に水が降りてくる。
そういえば、農業の退職金の爺さんも、
この下の下の畑を借りていたことがあるらしく、
『あの辺とあの辺は成育が良くない』と言っていたのを思い出した。


2009.03.12 Thursday

自慢の燻製品

 

このblogに【有限会社肉の片山】さんの事を書いたかどうか記憶にない。
でも、この会社とは長〜いお付き合いで、色んな事を共に経験させてもらっている。

画像はボンレスハムの製造写真。
現在九合目まで到達した、開発商品である。

一昨年の10月頃だったかな、
新潟の大和町を久し振りに訪問した折に、生でベーコンを試食した。
確か『【ベーコン】を生で試食って味が判らないと思う』って事を言ったと記憶している。
昨年の春頃だったかな、何の拍子か忘れてしまったが、
もう一度、その【ベーコン】を試食する機会に恵まれた。
その時も、やはり生で食べたように思うが、
舌も勝手なもので、この時は『えっ!』って思うほど美味しかった。

勝手なのは舌だけではなく、私自身が勝手な人間で、
『これだけ美味しいのに硝酸ナトリウムを添加していては勿体無い』
『硝酸ナトリウムを無添加で作れないか‥』と言ってしまった。

前述の長い付き合い故に、興味を持ってもらえたのか、
しばらく日を待つと、【硝酸ナトリウム】有添加と無添加の、
両方のサンプルを高槻の会社に送ってきてくれた。
早速、両方をひとり食べ比べした。

『‥‥‥‥     』

180g程度のブロックを厚さ4〜5mmにスライスして、
会社のスタッフに持っていき『どっちが美味しい?』。
みんな『無添加の方が美味しい』って驚きを以って言った。
私は『良かったなあ、有添加の方が美味しいって言ったら、
この会社では給料下がるとこやったで』。

まこと、有添加だけ食べていると気がつかないが、
この無添加の製品を食べると、硝酸ナトリウムの味っていうか、
説明のつかない?な味を明確な感じる。
有添加−無添加=?
これは、今まで相当数の方に、この味比べをしてもらっているが、
全員同じ感覚を持つ。100%である。
添加物で、舌を麻痺させられているというが、
そんな事はない、ちゃんと人の味覚は生きている。

この【硝酸ナトリウム】は曲者で、一応【発色剤】の役目をしている。
確かに添加すると、色は燻製品で見慣れた、肉の色になるが、
添加しないと、何ともいえない彩度の低い色目になる。
もっともその色が、塩漬して燻煙した時の自然な色である。

しかし、この色目は何とかならないのかと思い、
製造者の小倉君に試食の結果と共に電話をした。
そうすると彼は、
『私もそう思い、その分は海の塩を使用しましたが、
今回は岩塩を使用しています』と言った。
小倉君の説明では、
『塩は元々、天然の硝酸ナトリウムを含んでいますが、
海水塩より岩塩の方が、その含有率が高いんです』との事だった。
口振りから察すると、既に次の試作に入っている風なので、
念の為、問うと、『はいっ、今、塩漬け中です』と言った。
私はベーコンの味より、このひと言が胸に響いた。


一体、何kgのサンプルを送ってもらっただろうか。
勿論全て無償サンプルである。

私は、このベーコンを持って歩いて、そう、勝手に夢を膨らませている。
何とかナポリで入った肉屋さんのように、切り売りで販売できたらと思ってきた。
その想いに応えたくれたのが、松江の福島社長である。
右も左も有り難い人に挟まれている。

福島社長は、このベーコンの原料豚肉も扱ってくれた。

【スーパーふくしま】の福島社長、
もう10年以上前から、このその豚肉を扱ってくれている、
京都の【フレンドフーズ】の藤田社長、
両方の社長から『ボンレスハムを作れば‥』って言ってもらった。

その運びで、自然食品の卸問屋【ムソー株式会社】さんにも扱ってもらおうと、
ロースハム・モモハム・ベーコン・ウインナーの4品の開発を、
小杉社長にお願いした。
一時は行く道が暗くなったが、3回目の試作でベーコンの感動と同じ、
ボンレスハムが出来上がった。

直ぐにロースハムとモモハムを持って松江に飛行機で飛んだ。
その場で食べられるよう、
包丁に皿、アルミホイル、爪楊枝、お絞りを持参していたが、
『少し間をおいてからの方が味が良く判る』との事だった。
後日、福島社長から
『モモハムは美味しかったですよ。後はどう商品化するかですね。』
とメールを頂いた。

さて、どうしたものか。



2009.03.06 Friday

雨の日の楽しみ



着々と、というか、ひとつずつというか、
ピザを焼ける様に、道具を揃えていた。
他の物を買うついでに思い出したように、
捏ねるでかいボウルとか、切るギーギーとか、
麺棒・強力粉・ドライイーストと順番は思いつくままであった。

で、今週ようやく揃ったようで、
朝からの雨に、7時頃起き出して、
いつもより2時間遅い朝食を済ませ、粉を混ぜ始めた。
You tubeってのは便利なもので、なんだってアップされている。
ピザの作り方も、何本も出ていて混乱するくらい。

水の分量がピンと来なかった。

10代前半は【フナ焼き】、後半は【ホットケーキ】。
フナ焼きッても今頃は誰も知らんと思うが、
小麦粉に砂糖を入れて水で練ってフライパンで焼くだけ。
ホットケーキもあの頃は今のように、【○○Mix】って無かったから、
自分で小麦粉と砂糖と重曹を入れて作っていた。
混ぜ過ぎるとべちゃーとしてしまうので、結構神経を使っていた。
自然食品屋で無添加のMIXは、いくら捏ねてもべちゃつかないので、
何か入っていると、今でも思っている。

二十歳代になってからは、ドーナツをよく揚げていた。
ダンキンドーナツやミスタードーナツが出てきた頃。
ホットケーキと同じ要領で、少し堅ために混ぜて、
冷蔵庫で1時間位寝かせておき、
ドーナツ形に粘土細工のように、輪っかを作って低温の油で揚げる。
結構、仲間内では評判良かった。
その勘も、もう頭から消えていた。

2時間位で醗酵も止まり、麺棒で引き伸ばし。


トマトソースは、マルヨシセンター内海店さんで買ってきたトマトで、
オリーブオイルに自分で栽培した唐辛子を入れて、
ついでににんにくも刻んで入れて、フライパンで炒めた。
これを展ばした生地に塗りつけた。
そうそう先週の金曜日も雨で、
高松の【ミケイラ】さんに昼飯を食いに行って、
そのついでに三越にモッツァレラとアンチョビを買いに寄った。
ネットショップで買っておいた『白カビのサラミソーセージ』と、
弊社のベビーリーフはトッピングのつもりが忘れていた。
倉庫で整理&掃除をしてくれている星を呼びに行って、
ピザストーンに乗っけて、コンベンションオーブンで、
10分程度焼いて出来上がり。
そういえば、このオーブンの棚作りも、雨の日のお遊びだった。


皿に移して、星の入刀で6分割して、
食べた。
3枚焼いて食べたが、これがなかなか忙しくって、
3人で『忙しいなあ』
『今度はもっと大きく作って、のんびり食べよう』とか。

まあ、出来栄えも中の上くらいかな。
生地の出来が上までいかなかった。
パリパリ部分はいいが、『ラザニアみたい』って、
確かに。
2009.03.02 Monday

パイプハウスの築造



今回の道具の主役はこれ。
ゼノアの【オーガ AG2300−EZ】という。
要はエンジン付きドリル。
杭を畑に打つのに苦労してきた。
確か4万円台であったと思うが、出来るだけ動力は受け入れようと思っている。
『農業は出て行くお金を出来るだけ削らないと成り立たない』というのは解る。

今も、雇用対策に『農業』と言っているが、
『生ゴミは堆肥にして畑に』って言ってるのと同じで、
根本問題に少しも近づかない。
バンドエイドを貼って当面の痛みを緩和しようとしている。
私は、農業は外食産業が進出して何とかなるほど、
土から離れた産業ではないと思っている。
土とは畑の事でもあるが、何より地域の事であると思っている。
地域で突出した農家と何軒か取引をしてきた。
勿論、無駄とは思わないが、
ひとつの文字、『商』なり『工』に『農』が置換されているに過ぎない。
その農家が儲かり、その企業が儲かるだけで、
儲かるだけなら、何も鬼の首とったように『農業』と、
大上段に言うほどの事でもないのじゃないか。

結局、農業は地域の中で、足りずを埋め合うような、
そういう生活形態をいうのではないだろうか。
今、ボリビアで繰り広げられているという、
スペインに攻め滅ばされる前の生活様式と、
『利息』の思想を生み出し世間を席巻した生活様式との、
相克する根本問題として捉えてものを言う方が、
より地に足をつけた考えに近づくのではないかと思える。

大幅に話が横に行ったが、
非力故杭も打てない私が、唐辛子の様に頭が重たくなる作物を栽培する場合、
どうすれば良いかというと、
ガソリンの力を借りて地に穴を開け、そこに杭を差し込む方法しかない。
今回のハウスパイプをどのように地に刺すか。
これにもオーガが活躍した。


それはそれでいいのだが、画像からハウス内部の土の色が、
手前が濃くなっているのが解ると思う。
奥からユンボで土を削り取っては、手前に積み上げたエリヤである。
どうも、その手前は水が抜けないようだ。
温暖化で解けた氷が、雨になって降り注いでいるのだろうか。

そうそう、井戸を掘ろうと思っている。



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