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2010.09.30 Thursday

外交の問題だけでもないと

 



At the time, Japan was faced with a host of diplomatic problems.





これは、私が10年来読んでいる、≪英熟語ターゲット1000≫という、
大学入試に出た問題を集積した参考書の一文。
何年の出題かは不明だが、
群馬大学
ってとこらしい。


いま、政府の外交の稚拙さが話題になっているようだが、

それはそうだが、今日の事しか見えない、私に、

多くの問題が、あると思っているのは、

そう数少なくはない、と思えるのだが。




2010.09.29 Wednesday

和豚もちぶた パン粉付け商材

 







これだけの種類を、一口ずつ食べていただく。
仕事といえ、口の中がおかしくなってしまっては、申し訳ないので、
下のお店で、冷えたボルビックを買って、紙コップに注がせてもらっておいたら、
2杯、も飲んでくれて、『 あ〜、やっぱり持って来て良かった 』 と思わせてもらった。

で、ないと、『やり過ぎかな』と思ってしまうから、〇〇課長のこういうところにも、優しさを感じてしまう。

このジャンルの商品を、ボチボチでしかない量だが、辛抱強く販売させてもらっている。



このスーパーマーケットさんは、百貨店というか、鉄道屋さんというか、系列のチェーンだが、
さすがに、時流を読むのが上手いと思うし、その読みを、現場まで降ろしていくのが、
確実で、統一されていて、店がその通りの目標に向いて動いている。

本部前のロビーが待合室代わりになっているが、
いつも数人のベンダーが待っている。


ここが流行っているから、店が流行るという理屈になる。


【 物 】 から 【 事 】 への転換を言う人は、昔から居られたが、
今日は、その事を少し違う表現をされていて印象に残った。
【 名詞 】 から 【 動詞 】への転換と。

【肉・魚・野菜】 という名詞から、【焼く・蒸す・煮る・炒める】 の動詞へ展開すると、
そこは、ワールドになるという言い方だったから、それが、 【LIVE】 感としてひとが楽しめる。

帰りに寄った、南千里のお店は、まさしくそういう感じで、前回初めて見せてもらった時に、
『あー、こういうお店が、これからの低成長あるいは後退の時期に生き延びていける』
と、ちょっと今までに無い、微妙な新鮮さを感じた由縁だったのかも知れない。


ここにも、古くて新しいというキーワードが当てはまり、陰極れば陽に転じ、陽極れば陰に転ずの、
大きいか小さいかは、不明だが、そういう意味では、西に進めば東に着くような、
無双の原理が生きている。




お陰さまで、2アイテム、採用してもらって、ありがたい。





2010.09.28 Tuesday

悲しいけど、これも現実

 









かつて、経済だけが異常に発達した東洋の島国があった、
これが、このブログのテーマでもあり、
成り行きは止めようも無くて、
奪うものを全て奪って、
その代わり、
この国の事は忘れてくれ。

そんな事が、実在できるのか、生命を維持できるのか、
それは分らないけど、とりあえず生産できる事は必要な事だから、
気合を入れて、耐えていくしかないと、毎週月曜日のみやっている朝礼で、そう話をした。

冒頭に掲げている 【 和気藹藹 】 は、苦難の時ほど楽しくやろうぜという、
私の気持ちを、佳代子に頼んで書いてもらったのだが、
これから、この数十年の常識で計れない事態が、
起こっても何ら不思議は無い、
ので、そこを潜り抜けていく為には、
思いっきり優しく、自分には気合の丈を込めなければ、
とても、【 農業する八百屋 】 なんて、題目倒れになってしまうので、
ひとりひとりに、徹底した指導をさせてもらう事も、始めた。

お陰さまで、この9月決算も、順当な決算を迎えられそうで、
何よりではあるが、それよりも、ひとりでも多くの縁ある人が、
困難を取り越える体質に、一緒に手を携えて進んで行きたい、

そう願って、助けてもらいながら、身体と頭を使い続けていきたいと思っている。


 


2010.09.27 Monday

玉葱 播種−発芽

 




 



今先のテーマは、苗。
最初は、いつも通り 【バラ播き】 にして、
定植前日に、苗を起こして、夜なべで、その苗を選別しようと考えていた。

【濱の宝】というカネコ種苗さんの極早生品種だが、前年の栽培では、
八百屋稼業30余年の私でさえ、『こんな美味い玉葱は、初めて喰った』 というほどの味に仕上がった。

もう一方の、冬至用カボチャを栽培している 【恋するマロン】 も同じカネコ種苗さんの製品だが、
そんな訳で、玉葱の種は、どの程度の面積に、一缶2dlの種を播けばいいのか、
恥と知りながら、勇気をだして電話で聞いてみると、

『 玉葱は、条播きでしょう 』
と言われた。

先週も、ここに書いたが、とにかく、条を如何に引くかを考えていた。
佳代子のアイデアも、『熊手の様な物を作って‥』だった。
もちろん、そうなのだが、使い物になる物を、
作れるかどうか不安だった。

けっこう、
想像するより、負荷が掛かる、
そう思えたので、思う以上にガッチリした材料を選んだ。
横板も、倍の厚みを探し、櫛の歯も、以前に棚を作った時に、天板を置く為に、
直角に切り落とした、その残りを取ってあったので、それを適当に切り、ドリルで穴を開け、
螺旋釘でがっちり2箇所を留めて、留めてから、定規を当てて、ギャァ〜ンと、電気鋸で揃えて切った。

出来は最上だが、難を言えば、もともとのレイキの角度がきついので、腰を屈めないと思う深さに掘れないところ。


まあ、晩生の『もみじ3号』も、一週遅れで、無事終了し、55日間、じっと待つ事になる。
じっとは、してられないけど、まあ、後は、様子を見ながら、追肥や必要とあらば消毒を、適時にしていく。


播種の量は、極早生3缶、晩生1缶。






2010.09.26 Sunday

恋するマロン 整枝はこれで終了かな

 



 
 


考えてみれば、この畑、一週間振りに来たのかな。
すっかり、カボチャ畑になっていた。

いろいろ、感じるところがある。

今の先頭で、葉数が20枚程度。
雨が降らなかった事で、節間が短いのか、
4mの畝が余りそうで、結構楽に作業ができる。

芽欠きは、あんまり早くから、小さい芽を欠いても、
結局、同じところの別な位置から、また新たに芽を出している。
この品種は、栗ゆたかに比べて、かなり生命力が旺盛な気がする。

その割りに花の咲くのが遅い気もして、そろそろ着果させたいが、春作同様気をもんでいる。

整枝のタイミングも、雨振る前がいいかもと思うのは、雨の前後は必ず風が強く吹くし、
あっち向いたり、こっち向いたりで、絡まってしまって、結局自分でも、
違う角度で踏ん張っていて、直っすぐにすると、こけてしまう。



ブリーダーの方が、ブログを見て、小豆島の過去の気温を調べてくれて、
『葉が、これからの低温でもたないかも知れないので、葉面散布等で、葉を大事に‥』
って、指導してくれたので、今日は、【サンレッド】っていうアルコール資材と、カルシウムを散布した。

ここでも、木曜日にまとまった雨が貰えたので、一気に伸びてきたが、
毎度の事で、雨が降れば、カボチャも進むが、菌も活躍して病気も進んでしまう。

去年の、全滅が頭を過ぎって、眼を皿にしてモザイク病を探していると、
思ったより、発生していて、一瞬、凍りついたように固まってしまった。


先週3株、今日11株抜いてきた。
この調子なら、まだ増えそうで、次に畑に行くのが怖くなった。








2010.09.25 Saturday

体格

 



昨日の続きの小田原編から、どうしても書きたいのに、
そこまで行き着かなかった、帰りの話をふたつ。

一つ目は、【新幹線こだま】で小田原から名古屋まで、2時間ほど掛かって帰って、
おかげで、名古屋のお客様のところに寄らせていただくには、遅すぎる時刻になってしまって、
そのまま、【のぞみ】に乗り換えて、指定席に腰掛けて、ふと通路越しに前を見ると、
やたら足の長い西洋人が座っていて、どうにも可笑しくて、しばらく見ていた。
普通に席に座って、普通に足を二本、いや、一本しか見えなかったが、
私の席の、通路を挟んで右のビジネスマンは、膝の上に、
パソコンを置いて、なにやら一所懸命入力してた。
足元を見ると、つま先立ちしている。
そうしないと、膝が水平にならないから。

『そうだよな』、と思い、数席前の先の西洋人は、
普通にしているのに、膝が、座席より、遥かに、そう遥かに高い。

飽き足らずに、尚じっと見ていると、全体が見えてきて、
そうすると、どうも、風呂のイスに座っているようにしか見えなくなってきた。
さすがに、写真を撮る事は思いつかなかったが、自分が、風呂のイスに座っている事を考えると、
【のぞみ】だから、東京から来たんだろうけど、ずうと、あの調子で、座って来たかと思うと、気の毒で気の毒で。

逆に、彼の国で私が電車に乗ろうものなら、足が床に着かないだろうと思い出した。
昔、バンコクのドンムアン空港で、時間待ちの為にレストランにいると、
前の座席に、同じ様な背丈の西洋人がいて、聞いてみると、
オランダだという事だったので、『不便だろう』と、
言ってやったら、笑って、シャワーを浴びるのに、お辞儀をする、
そんな、ジェスチャーをして、笑わせてくれた、気のいい男前だった。

オランダでは、トイレに入ると、女の人には実感がないかも知れないが、
一瞬、別な世界に来たような、異様な風景で、朝顔の位置が、ほとんど私の臍の位置に据えられていた。

彼も、京都で降りたので、出口で並んでみると、そう思ったより高くはなくて、彼の首から上がなければ、
私と同じ位の身長だったが、どうしても、顔を見ると、ずうと見ながら思っていた事を思い出して、にやけてしまい、
大変失礼な事だったが、きっと、『 この、島国人間め 』と怒っていた事だろう。

そんなこんなで、凄く京都駅に降りたら、疲れてしまっていて、
ふと、ホームの【立ち食い蕎麦】を食べに寄った。







いやー、久し振りに、海老天ソバを喰った。






2010.09.24 Friday

金子製麺 粉屋の製麺所


 








創業は、明治拾年って聞いた。

右に映っておられる方が、四代目:金子貴司社長。
息子の良嗣君が小田原駅から駅三つ東の東海道線<二宮駅>まで、迎えに来てくれた。

立派な邸宅が、目に入り、『息子さんと玄関で写真を取らせてください』、
とお願いしようと思っていたら、帰り際に、先代社長が店に居られたので、
『一緒に‥』と御願いしたら『いやー、儂はもう隠居の身だから』と固辞されたが、
『まあ、そう仰らずに、是非御願いします』と重ねて頼むと、腰を上げてくれた。

従業員さんは十数名居られるらしいが、粉を挽いて、練るのは、
この社長と息子さんだけらしい、無論、三代目から受け継がれている事だろう。。

この事には、ちょっと驚いたが、ここがこの製造所の味噌となっているところ。

上手く行けば、その味噌を説明できると思う。


ここでは、10数年前から、【餃子の皮】を、細々と仕入させて頂いている。








画像に沿って説明していくと、単なる製麺屋さんではなく、
農家さんから、直接、小麦を買い受けて、その小麦を製粉機に掛けて挽いている。
最初の画像で、袋に何も記載されていないのが、その証だという説明だった。



その小麦を、この製粉機で挽くのだが、丁度、私に行くのに合わせてくれたのか、引き立ての粉があった。

何とも、甘酸っぱい、このまま畑に入れて肥料にしたら、微生物は喜び勇んで喰いまくる、
のではないかと、いや、そんな事ではなくて、懐かしいような香りで、
触っていいかと聞くと、いいよという事で、握ってみた。

細かい粒子、握ると団子になるのに、
ほぐすと、元の粉に戻る。

ほんと、団粒構造の土みたい。

金子さん曰く、『大手の大型機械では、この香りは、同じ小麦を挽いたとしても出てこない』

なんか、生意気言うと、分る気がする。

きっと、湿度とか温度とか、感じながら、微妙に調整しながら、【職人技】を既にこの段階で、発揮して、
本人は、『どこで自分と折り合いを付けるかだけだが、ねっ』と、ちょっと、奥深い気分を話してくれた。


前回、お伺いした、取り扱い開始時に、この機械と社長の顔だけが、記憶に残っている。
社長は、私と会うなり、『御無沙汰ですね、随分お歳を召されましたね』だって。
私は、もっと社長が青年だ、と記憶憶していた顔から思っていたから、
私の方が、先に『あれっ、老けたなあ』って思ったから、
悔し紛れに先に言われたかな・・・・・・。

迎えに来た息子を社長と勘違いする位だから、
ボケた話だが、歳をその時聞くと、私より5歳下だという事だから、
そう振り返れば、45歳から55歳って10年間は、男にとって、魔の10年なのかも知れない。

餃子の皮は、数年前の『中国餃子事件』以来、何故か良く売れるようになり、
ニンニクや生姜の相場は落ち着いても、この売れ行きは変わらない。

いい事だ。


練る時の水は、水を電解して使用していて、酸性水とアルカリとに分けて使用するのだが、
どっちを、この皮に使うのかは、聞いたが忘れてしまった。
ただ、捏ねるドラムがあり、そこにバケツに汲んだ水を、
柄杓で適当に入れるのだが、
これが、見ていて実にいい加減に見える。

既に小麦粉はドラムに入っていたので、計って入れたのかどうか知らないが、
いや、きっと計ってないだろうな、そんな気がする。
水は、『目分量でやっている』と言ってた。

目分量の眼は、どこを見ているかと言うと、水の量を見ているのではない。
ドラムの中で、グルグル回っている、粉の回り具合に行っている。
幅、1m程度だが、水を入れる場所も適当としか思えないので、
『上下だけではなく、左右も移動して混ざっているみたいだから、どこに入れても同じなんですか』って聞くと、
『それもそうだけど、これでも、どの辺が足りないか見て入れているんだけどね』だって。
『ホンマかいな』と思って、今まで以上に真剣にドラムの中を見てみると、
とても、そんなスピードで回っている訳ではなくて、
酔いそうになって、『へぇー、凄いですね』、
で、終わる事にした。

大手の誰がやっても、同じで、ボタンひとつで管理されている機械作業と、
こうして、粉を生き物として、その時の環境変化に対応できる、
人間の判断でやっている仕事に、ちょっと、
感心したかな。


これでは、確かに、ひとを育てるのに、今の時代は、苦労する。
親から子、孫に伝承していくしかない、
これも、百姓みたいな、
そんな仕事と理解した。

引き継ぐ者が、基本に何を足せるかが、
一家の勝負の分かれ道になるだけで、ヨーカドー系列の地元の2店舗に、
『地産地消』という事で、納品させてもらっているらしいが、
『8アイテムで、週間150パックしか売れない』、
って、ボヤいていたが、
『そんな事ないですよ。それだけ売れれば売れている方ですよ』と、
本当に、そう思うから言ったのだが、おそらく半額程度の商品に混ざって並べられてるんだろうし、
もともと、生の麺なんて、今の時代に、そんなに売れるものでもないから、やっぱり評価されているんだと思う。


きちっと、話を聞けるひとが訪問すれば、もっと言いたい事はいっぱいあるのだろうけど、
10数年前とは時代も変わった事だし、こういう仕事を評価してくれる店も、
捜し歩けば、ある筈だから、これも縁として、
この秋から冬は、
『うどん』と『そば』も売り歩こう。


とにかく、小麦に付いては、日本中の産地に詳しい。
粉にして見たり、練ってみて見たりで、
大体どの辺のどういう小麦か、
分ると言うから、
それを面白がれる時間があれば、
じっくり聞いてみたいものだが、こういう名もない博士みたいな人の、
奥行きのある話が、もっともっと、世間に受け入れられる時代が、もう直ぐ来る様な、そんな気がする。





2010.09.23 Thursday

カタラーナ 個食アイテム

 








どうするか悩んでいる。

これで一人前だが、量的には、食べ応えがあり、飽きが来ない内に食べ終わり、
『 もう少し欲しいなあ 』 と余韻が残るところで御馳走様となる。

しかも、冷凍庫から出して直ぐに食べ頃として食べられる融け具合。

量、形、共に申し分ないのだが、見た目で食い足らない。

つまり、このままでは販売できないので、

どういう衣を着せるかで、

悩んでいる。


何せ、

価格が価格で、

これ、カップで一人前、350円程度になる。

街のケーキ屋さんでは、これ位の価格で、みんな平気で何個も買って帰るので、

そう思えば、決して高くないし、むしろ、原材料の質や、職人の丁寧さからすれば、実際には安いはず。

しかし、時期が時期だから、みんな高い商品は、下手すると『時代錯誤』のように言う。

日常の買い物をするステージと、こういう嗜好品・贅沢品を買うステージとは、

買いに出かけるその瞬間から、価格に対する認識が違うのかな。

同じ洋菓子でも、小麦粉を膨らませて作っている菓子とは、

ボリュウム感は元々違うのだが、食べた後の満足度で比較してもらえれば、

納得してはもらえるし、【新感覚のスィーツ】、との評価も、多くの人から寄せられている。



最終的には、商品開発力は、営業力によって支えられるのだから、そういう意味では、

入り口として、この個食アイテムは必須だから、初期投資は、

東山の清水さんの、あの舞台から飛び降りてみるか。









2010.09.22 Wednesday

うたかた

 




 
 





国家の政治トップを決める選挙で、
しかも、少なくとも党員やサポーターと呼ばれる人たちが、
1/3、も、棄権や無効票を投じる選挙なんて、それが現実ならその現実は泡沫(うたかた)かな。



いつの朝だったか、
立命館の研究グループが、中国が買い占めて、
とても採算に合いそうにない価格でしか、買えなくなってきている、
ハイブリットカー作りに、欠かせないレアメタル(表現は正しくないかも)の、

代替品を発見だか、開発だかをしたとニュースに出ていた。


是も亦、うたかたに消えてしまうのか。



事態は深刻でも、自分まで深刻になっていては、ひとに自分の生を盗られたようなもんなので、
やる事やって、お気楽に、波と戯れたり、空中を飛んだり、地面を転がったりして、過ごしている方がいい。
もう、野球も出来ない身体になってしまって、残念至極であるから、ここは、熊さん八つぁんになって、
他愛のない話に興じていれば、受け入れて通り過ぎるもののみ通り過ぎて、
【 I can get no satisfaction 】 なんて、
元気の頃が懐かしい。






2010.09.21 Tuesday

濱の宝 極早生玉葱 播種


 




 



若い者順に、57歳が私を入れて4人に、60歳と78歳。

この6人が、小豆島における最強メンバー。

前日に、3人で一缶播いて、1時間半掛かったので、、
今日は、6人で2缶で、8時から始めて、11時位かなと思っていたら、
途中で、休んでも、10時に終わってしまったから、やっぱり人の力は気分かな。

『 明日、玉葱の種蒔、頼むでぇー 』 と電話をしたら、夕方寄ってくれた。
『 これ、どっち向きに播くの? 』 と、聞かれて、目からウロコが落ちた。
画像で既に寒冷紗を掛けているところは、前日播種分で、
畝と平行に溝を掘り、そのように播いてあるが、
条間の草取りや、間引きが遣り辛いと、
『困ったなあー』と思っていたが、
まさか、畝と垂直に条播きする、なんて、
思いも寄らなかったので、びっくり仰天して、
すぐに、そのアイデアに飛びついて、『凄いなあ』と感心すると、
『 いやいや、条播きも、あんまり長いと厭きてしまうと思っただけや』って。

まあ、そらそうやけど、人の数だけ、発想もあるし、智恵も集まる。

条播きの為の、溝を掘る道具を作っていて、重めの板で、
櫛を作って、歯を8本立て、レイキに縛り付ける。
これには、トラクターを借りに来たひとが、
板切れで、レイキをサンドイッチにして、
螺旋釘で留め込む智恵をくれた。

それを使っている人は、一回に8列ずつ引ける溝を、
次の8列に移る時、8列目を次の1列目にして、重ねて、引いていた。

なるほど、そうすれば、全部の列が正しく、10cmピッチで条間を作っていけるのか。


株間は、1cmピッチがいいとの事だが、78のおばちゃんは、
『 えー、条播きなんて、凄く面倒よ 』 と言っていた割りには、なんと、
被覆をしに行ったら、見事に、1cmに1粒の種が並んでいて、年季の違いを感じてしまう。
きっと、『種一粒も無駄にしない』農業をしてきたんだろうと、戦後の開拓団の過酷さの、聞いた話を現実に見せてもらった。



いやいや、面白くて、楽しい、有意義な、種蒔だった。


こういうステージを、用意できれば、それが本望だし、
みんなも、この玉葱で、『 いくら儲かった 』 と、いう結果を待っている。



ただ、今作は、種苗会社の方に、手数を掛けて、
栽培方法の資料を貰ったので、割とその通りやっているが、トンネルは出来なかった。
アーチも用意していたが、水遣りを78歳のおばちゃんに頼むので、それは気を遣ってしなかったが、
残りの2割りも大事だが、苗作りで8割は決まってしまうと聞いているので、その8割を慎重にやっている。





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