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2010.12.31 Friday

2010・12・31

 




 
 




出くわすとついつい見てしまう、この手のビデオ。

お気に召せば、二部構成で少々長いですが、見てみてください。

感覚的に経験のある人か、想像力の豊富な人なら、大変分りやすく説明しています。



お陰さまで、今年も、会社で働く6人と、その子供たちの、いつものメンバー3人と、美味しい蟹を食べて、

一年を納めさせてもらう事が出来ました、誠に、ありがたいことです。


それだけでも、実にありがたいことなのに、この師走は、昨対で110%というオマケまで付けていただきました。


右と左、自由にトランスポートできれば、至福の喜びでございます。

今年は、今年の幸と福に感謝し、その喜びに耽り、また新しい年へとお進み下さいませ。


この大晦日と明くる元旦は、日本全国大荒れの天気で、小豆島も10m/sと台風並の酷い風が吹き、
海面には、風に吸い上げられた飛沫(しぶき)が乱舞して、ゆったりたわむ大木の枝と楽しんでいる様でもあります。
こんなときは、屋久島はどうなっているのだろうと、天気予報を見ると、さすがに太平洋に浮かぶ島ですね。
15m/sで、よくもそれだけの風が吹いて、島の上に留まっていられるものだと思います。
小豆島では、その2/3の風が吹いただけで、必ず2〜3本の樹は折れて倒れています。


そんなで、では半島の末吉君のところはどうだと島原を見てみると、
いや、ここは以外に落ち着いていて、みぞれが降っている程度で、今日の風は、まだましのようでした。





一年間、たいへん、お世話になり、
誠にありがとうございました。
また、来年も、よろしくお願申し上げます。










2010.12.30 Thursday

ペルメトリン

 








標題の成分を乳化液に入れ込んだ製品が、【アディオン乳剤】で、
乳剤は、400L入りタンクに水で希釈して、動力噴霧器で、パァーッ なり、ヴゥワーッ なり、
甲子園の水撒きほどではないが、そこそこの圧力の反動に耐え、腰辺りでホースを引っ張りながら撒いていく。


ところで、この農薬をネキリムシは、どうして死ぬのか考えてみたら、
触れて死ぬのか、その農薬が掛かった玉葱を食べて死ぬのか、それとも、ガスでも発生して呼吸して死ぬのか。
また、この手の虫の常は、日中は土の中に潜んでいて、暗くなると喰いに出て来る習性をもっていそうなので、
日中に、噴霧器で農薬を噴射していても、二階から目薬みたいな話で、もう少し効果的な方法を考えてみた。



そうすると、この粒剤が出てきて、そのものズバリ 『ネキリムシ退治に』って書いてあった。
これは、何ていったかな、ネキリムシを匂いで誘い出して、食わせて殺す、みたいなやり方で、
想像するに、これを居そうな所に撒いておけば、それなりの効果がありそうに思ってきた。



よくみると、馬鈴薯にも適用を取れているみたいだから、今年の虫の食害も、これで抑えられるかな。






 
2010.12.29 Wednesday

濱の宝

 







寒さにも負けず、随分成長してきた。


ただ、この画像の右下のように、かたまって苗のない穴が見える。

これが、根切り虫の食害地域で、先日散布した農薬を、この地域に集中的に再度散布する。


ネキリムシとしてネットで探していると、農水省の頁に行き着いて、これって会社に有るし、
自分のパソコンにも入っている筈だか、もう一度ダウンロードして、そこで探して見つけた。


たった、ふたつしか出て来なくて、ひとつはクロルピクリンで、所謂クロピクって呼んで怖れているもの。
もうひとつは、ベルメトリンって、これもちょっと怖そうな名前で怖気づいてしまったが、『アディオン乳剤』で、
商品名と成分名の違いで、前回、急遽農協に寄って探して買った殺虫剤だった。

その農薬を、あれだけ必死になって撒いたのに、この日、畑で新たな食害苗を見つけてしまうと、もう他に術がないので、
先に書いた、既に空洞化している穴と、その周辺苗に集中的にってことになってしまう。




2010.12.28 Tuesday

飲んだら乗るな、乗るなら飲むな

 







分りづらいと思うが、画像のど真ん中、マイカー線が垂れている先の、ネットの下に穴が開いている。
その延長線上に、枯れた木の葉が集まっているのは、昨日・一昨日の強風で、開けられた穴から舞い込んだもの。

今日は、デルフィンを散布していて、フゥーッと細かい虫が舞い上がったので、びっくりした。
その場所が、この一角と、そのまだ奥に、枯れ葉が溜まっているポイントだった。
風によって、運ばれて、なんと居心地のいいところだって思っているだろう。

別に、私も若い頃は、居候を繰り返していた時期があったので、
ただ、居るだけなら居てくれてもいいが、商売の葉を食うのは困る。
それで、外に回り、その箇所を見てみると、一段低くなってしまっていて、隙間が出来やすくなっている。


覆土や苗土用に買ってある山土を、一輪車で10車ほど運び、地を作り直して修理をしたが、
こういう風に身体を動かすにも、腕組みをしなければ、動かない。
今日は、まだ早く動き始めた。



ちょっと、違うんだけど、これって自分だけの感覚なのかな。
定石 も知らずに手を考えているような将棋みたいなもので。










上のハウスはそうでもないのだが、下のハウスは虫食いがボチボチ出てきて、諦めて、BT剤を散布し始めた。


動噴で散布すると速いが、勢いが強くて葉は傷むし、ホースが戻りしなに畝に乗っかってしまうし、
何より、タンクや動噴のポンプの中やホースに、先日玉葱に散布した殺虫剤が残っていても嫌で、
初めて農薬を撒く時に買った手動の散布機を取り出してきて、じっくりと、葉と向き合うことにした。


このタンクは9L入りだが、2L程度入れると、空気圧がタンク内で高まって、右のメッシュ越しに、
それ以上の液が、入りにくくなり、苛々してしまうが、こういう時の知恵は、どういう訳かよくまわる。

元々、一度締めたら、そんなに外す事はないので、回しにくいのは仕方ないが【注意】の黄色の、
その、隣りの具材の螺旋を一本外して、基盤に噛ませておくと、圧が逃げて、容易に注げる工夫。



小手先の知恵を絞るのは得意だという事は、そうじゃない事をやれと理解すればいいのだろうな。





2010.12.27 Monday

今年も終わり

 










自分で受粉させて、雌蕊(めしべって難しい漢字だ)の形が、どういう形か知っているので、
この実の裏を見ていると、真ん中の突起部分が弁そのもののようによく分るし、

なにより、見ていて、 きれい だという以外、表現が見当たらないくらい、
構造、色、どちらも、自然が生み出す独特の、調和の取れた美しさに、ただ感服する。



これで四回、抑制カボチャの栽培にトライした。
毎年、栽培しながら、もう今年でこの栽培は、やめだ、と、
そう思いながら、結局毎年時期が来ると、やってみたくなる気持ちを抑えられなくなる。




四回も経験させてもらって、何か、つかんだ所があるかといえば、
一回目を終えて、屋久島のベテラン日高一昌さん、に、
『 いい勉強になったなんて、そんな事、言ってたら、毎年勉強で終わってしまうよ 』
のひと言をつかんだ事といわざるを得なくて、『その年の結果がすべてだ』って事を思い知らされたかな。


この10月から、会計結果を明確にして、農業は商業と違って、一年単位で収支を考えなければならず、
ここでも月単位で物事を考える習慣が、身に染み込んでいる自分には、バスケやハンドボールから、野球に飛び込んだみたいで、
似ていても、否なる事の方が多くて、どうしても頭で物事を考えてしまう習慣から抜けられない。





2010.12.26 Sunday

恋するマロンの種

 









うん、『 このカボチャも、捨てたもんでもないな 』 というと、
『 弱火で、時間を掛けて焼いてあるのよ 』 と、少し熟度の低さをカバーしてくれたそうだ。
コロッケは、収穫すれば、一度は作ってみる定番メニューで、結構美味い。







左の画像から、右の画像くらい、色の幅があるが、時間を掛けて焼いてあるカボチャは、右のカボチャ。


このふたつのカボチャを見ていると、デンプンっていうのにも、熟度がある事が分った。

最初は右のカボチャで見て取れるように、粗くはあるけれどデンプン質は充分にあって、
見た目以上に、ホクホクってしているが、ホックホクではない。
デンプンが少なければ、断面がベターとしている。

左のカボチャは、もう少し進んで、色は単にカボチャの色素が入っているだけで関係なく、
デンプンそのものは、肌理(キメ)が、かなり細かくなって均質化してきているのが分る。

ライマン価って馬鈴薯のデンプン含有率を表す数値がある事は知っていて、
そこから想像していた事は、デンプンはデンプンであって、
片栗粉のような、つまんだらキシキシいいそうな、
ああいう形だったけど、前段階があった。


右も左も、着果後の日数的には、変わりはなく45日前後となっているが、
ただ、その一日の気温の中身が、如何であるかという点で
播種も着果も二週間の開きがあり、そのニ週間が、
11月の中頃から、12月の初めに掛けて、
右のカボチャは、想像できた事とはいえ低かったのだろう。

先日、会社を訪問してくれたみかど協和の、栗ゆたかって品種は、
播種から収穫までの積算温度が千度だって言っていたが、
この恋するマロンは、早生品種とは聞いているが、
何度位を目安にしたらいいのだろうか。

でも、あまり充てには、できないかな。
晴れてる20度と曇ってる20度も、雨の20度もあるから。
でも、だいたいは、極端な天気って、実はないからな。

まあ、総じて、絶賛は受けないけど、それなりの評価はあるだろうってとこか な 。



この点から考えても、この島の気候では、

いや、大島さん、心配させて申し訳ありませんでした。
ようやく、収量不足のショックから立ち直ってきました。

遅くとも、11月の20日には、収穫を終了させておかないと、という事になる。
左の画像は、8月15日だが、右は9月の3日に播種している。
で、左は11月19日収穫で、右が12月4日。
もちろん、見た目ほど食べてみれば青くはないし、
フライパンで焼いた画像のように、味も充分のっている。
繰り返すが、ホクホクはしている、  ポクポクかな。
そうそう、ホに小さい〇の、ポクポクって、この感じが、粗いデンプンにピッタリ。


そんな事より、農薬を適時に使う方がいい。
そうそう、誰にもいってないけど、
葉を丈夫にしようと思って『セルロース』をバンバン遣ったのは、
結果的に、逆効果だったかなと思っている。
それで、右のカボチャの畑は、最後まで葉が残ってくれたが、
残ってくれたのと、どう効果的に機能してくれたかは別問題で、
どうも、触ってみると、バリバリって手触りで、気温が低いせいもあるだろうけど、
少し、コーティングのような感じになってしまって、葉自体の呼吸が何処まで出来ていたのか。

味自体は、勿論、贅沢な肥料だし、微生物も入っているし‥だが、
やはり、アルコール資材を使うとデンプンの質が、何か大きく変化するような気がしてきた。
糖とアルコールとデンプンって、同根というか、そういうものであるかのように感ずるし、
それ以上に、不思議と、生命活動の促進に、無縁ではないのかも知れないと思えてくる。



それにしても、全部で100箱にも満たない収量では、遊んでいるって言われても、そうですねとしか言いようがない。


恥ずかしながら、私の頭は凄く硬くって、実際に試してみるって事がない。
減収となった理由は、育苗にしかないのだが、その育苗もスタートの発芽って点に集約する。

発芽が揃わない、または発芽しないって理由が、今年の後の播種で気付いた。
同じ算段で、つまり山土とピートモスの混合で、ここ5回ほど播種して、
最初の頃は、ほぼ同時に発芽し、同じ様に成長していったのに、
このところ、今年の春も、去年の夏も、発芽が良くない。

その理由は、混合比にあった。


ピートモスが多過ぎたようだ。
どういう事が起こるかといえば、水が浸透していきにくい。
小さいポットで、発芽した双葉か、本葉が見えた程度、の苗を、
11号ポットに移植すると、その混合でもよく育つし、収量も上がる苗になった。

今年の二回目の播種で、ポットに移植しないのであれば、もう少し大きいポットでやろうと、
4年前に清水が買っておいたポットを、奥の方から取り出してきて、それに土を入れて水を遣って、
さあ、種を入れようと思った時に、もしかしてと、穿ってみたら、水の浸透が、表面からの様子とは裏腹に、
ピートモスが水を殆んど弾いているような、そんな様相で、慌てて、配合を全部やり直しした。



いつから、どのように勘違いをしていったのか、この感覚でいいなって、そういう料理と同じやり方だから、
料理なら食べてみりゃ不味い理由は、直ぐ判るけど、育苗ってのは、いっぱい拙い理由が想像できて、
実際に触ったり、もっと、頭で考える以外の方法で、知る術は沢山あるはずなのに、
考えてるばっかりで、根がどうなっているか知りたかったら、掘ってみりゃいいのに、
上から、う〜ん、って腕組みして、土の中を想像して、結局、『 わかんねぇ 』 って。



こういう点を、どこかで頭を打って、線が組み変わらないと、先々、時間が掛かってしょうがない。
頭を打ってで思い出したが、今日、ホームセンターで、ヘルメットを買ってきた。
先日の、強風の夜のブログで、『危ない』と指摘してくれた方が居られたそうで、
この辺は山で何もないと思っていたが、昔の家の、古トタンが飛んできそうで、
それで、作業用ヘルメットと、一つ目小僧のLEDってヘッドランプを買ってきた。





今回の収量が87箱で、これが、3倍あったとしよう、うん、それなら、まだ、商売になるかな。





2010.12.25 Saturday

冬は冬の顔



 








二人で、
『 陽が、なごなったなあ 』

『 ああ、 雰囲気が変わったもんな 』


えらいもんだ。

【復活の日】って言いたくなるのも、分る気がした。



まあ、そんなことで、きょうは12月の24日。













2010.12.24 Friday

抑制栽培南瓜出荷数

 








う〜ん 。




2010.12.23 Thursday

まんがのはなし

 








いまでも欠かさず読んでいる漫画の雑誌。

この雑誌は、長期連載が多くて、
一番が、あまり好きではないが、『あぶさん』 902話。
どうも中途半端で、徹子の部屋みたい。
野球まんがは野球以外に筋があるが、
あだち充くらいカーブも何も無い方がいい。

ニ番目に長いのが『はぐれ雲』で、879話。
あの、『 おねえちゃん、あちきと遊ばない 』 ってので、
言う事も何も見当たらない。

三番目が751話の、ハマちゃんとスーさんの、『 釣りバカ日誌 』 。
ときどき、 『 シェー 』 をしているから、赤塚一門なのかな。
いつも、この漫画から読む。
ギャグの好みは、あだち充の次。

画像のまんがは、始まったばかりで、未だ題も知らない。
『 銅ら美 』って、惜春亭銅楽の弟子の、脇役の女の子に今週泣かされた。




 
2010.12.22 Wednesday

ファーブルトン









バナナと生姜のコンフィチュールが入っているファーブルトン

料理雑誌に出ていて、その記事を読めば、西フランスの【ブルターニュ】って地域の伝統菓子。

見てると、ホットケーキの種より水分が多く、トロンとしてて、どちらかというとシャバシャバかもしれない。

あとは、バターを塗った型に入れて、オーブンで焼くだけで、変わっているのは、この画像の上向きが、底。
つまり、ひっくり返してお皿に乗せてあり、如何にも乱暴で、田舎菓子らしく、気取らないところが好きになった。




食感は、やわらかめのたこ焼きのようで、そこまでパリパリではないが、
パリッとした外側に中はモッチリ、トロッとしていて、不思議に懐かしくなる。

ファーっていうのは、小麦粉をミルクで溶いたお粥って意味らしいけど、
それを焼いていたのが、本来のこのお菓子の原点だって聞いたので、
昔、似たような話しで、フナヤキっおやつが私の育った家にはあった。

小麦粉を水で溶いて、砂糖を少し入れて、それで焼く、だけなのだが、
これを私は、結構好きで、小学校の低学年の頃、自分で作っていた。



カタラーナに次ぐ、菓子開発のターゲットにしているのだが、どうだろう。






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