CALENDAR  ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< June 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
2011.06.30 Thursday

じゃがいもの収穫後










この画像から分る様に、肌目に差があるのだが、下が静岡湖西市の佐原さん、上が弊社の小豆島農場分。

佐原さんの男爵は、皮がしっかりしていて分厚いが、小豆島農場の男爵は、薄くて少し触ると剥けてしまう。

これが如何してか解からない。

しばらく風乾しておくと、本来の皮という性質上、丈夫になってくるという事は考えられるが、
それとても、よく解からない。


それにもまして解からない事は、佐原さんのジャガイモは土が全くといっていいほど付いていない。
完熟かどうかの収穫時期も関係あるかもしれないし、畑の乾きの問題でもあるかもしれない。


まあ、日本一きれいなジャガイモを作る、土地柄と、生産者と、比べてもしょうがないかな。









で、9kg中のサイズ分けは上の画像の通り。

                                       3L         右上   260g 〜 400g      3.6%
                                       2L         中下   190g 〜 260g      4.9%
                                        L         左上   120g 〜 190g    54.7%
                                         M        中上    70g 〜 120g     28.3%
                                        2S        右下      40g 〜 70g        6.0%
                                          S        右下    20g 〜 40g        2.3%



場所によっては、多少違いが出てくるが、掘った印象では、もう少し大きい方に傾くと思う。






塩分濃度によって、浮き沈みする原理を使ってのデンプン価検査では、ライマン価12〜14というところだった。











もうひとつ余談だが、この画像は、佐原さんの男爵昨年収穫分がミイラ化したもの。
昨年一個だけ残して、机の後ろの段ボールに入れておいた。
昨年末位に取り出してきて、このように空き家になったアッシュトレイに乗せて於いた。
芽が出れば、どの様に8分割するか考える為だった。
結果は、6分割しか仕様がなかったのだが、

実は、バランスの取れた栄養で出来た、野菜は腐らない、と云う記事があったが、
まことその通り、この男爵は腐らなくて、ただ朽ちただけだった。


 




2011.06.29 Wednesday

ベビーリーフ ミックス作業

 












ベビーリーフも、昨年超えられなかった冬を乗り越え、湿気でどうしようもなかった梅雨も乗り越え、
いよいよ、最大の難関である、酷暑をどう乗り切るかである。



ニンニクの乾燥設備に必要な電気工事をしてもらった時に、この倉庫に灯りも増設してもらった。
パッキングを依頼している会社には、元アルファーのスタッフが移籍していて、
小豆島のベビーリーフの面倒もみてくれているので、
先日、カタラーナという賄賂を持参して、
辛抱強く検品してくれるよう頼んできた。

ただ、それでは情けないので、
小豆島で収穫後、選別等をし易くする為に、
もっと明かりを強くしてみたが、やっぱりこれだけでも随分見易く楽になった。




後は、ハウスに換気扇でも付ければいいのだろうけど、哀しいかなそこは飛び地で、電源が無い。







2011.06.28 Tuesday

・・・梅雨明け宣言

 










先週火曜日に、京都のお客さんの処へ行ってきた。

いま、秋田・岩手の産地開発をしていて、秋田出身の人に話を聞きたかったから、

名神京都東インターを出て、山科を抜けて、蹴上を経由して、白川通りを北上した。



山科辺りで、空が晴れてきて、夏の雲が出始めた。

自分の中ではこの日から、長い梅雨が明けている。


この間、何人の方かに、梅雨が明けたと話したけど、
誰も相手にしてくれなかったが、今日営業に行った、
堺のお客様は、先方から『梅雨があけましたねぇ』と、

私の梅雨明宣言は希望的観測もあり、責任逃れで、
慎重な気象庁発表より、毎年早いけど、
今年は、同じ感覚の人と出会えて、他にもいるもんだ、


と、些細な事ながら、何だかホッとして帰ってきた。




2011.06.27 Monday

ベビーリーフに、いっしょけんめい

 









梅雨の間、苦労した。

何とか乗り切ったかにみえたが、ひと畝水の止め忘れをしてしまい、駄目にしてしまった。

このドアに防虫ネットを張りながら水を遣っていたのだが、夢中になってしまったのか、止めたつもりが止まっていなくて。



で、今日は、コンテナが足りなくなってしまって、ジャガイモの収穫をひと休みして、奥の妻面をネットに張り替えた。



気になっていたハウス横の草も刈り取って、何とか虫の襲来も防御している。




このハウスは、骨組みをただでもらってきて建てたものだから贅沢はいえない。
何も分らない頃の事だから、何の工夫も無くて、ただ建つ事だけが目標だった。



2011.06.26 Sunday

じゃがいも収穫 ???ガッデム!!!

 









毎日欠かさず読んでいる誰かのブログで、先日ジャガイモの『水腐れ』を英語で何と表現するかって、
農業研修生君が、物事の本質をつかむのが上手くて、また私の尊敬する社長に聞いたそうである。
その社長の倅も、社長大好き人間の一人であるが、距離が近すぎて、そう好きとばかりも言っていられず懐疑的に聞いていると、
ナッ ナント 天才バカボンのパパもひっくり返るような 『 ウォーター ガッデム 』 と訳したと書いてあった。

長雨がコンチクショウ!なら、此処んところのジャガイモ掘りは、『 サニー ガッデム 』 である。


もう、クラクラして倒れそうで、自分が誰かも分らない有様で、避暑に入った近所の喫茶店で眠ってしまった。









で、こんなのが多発している地域があった。

その地域は、全く過去に耕していなかった。

このジャガイモの作から、畑にした地域。

病気とは思えないので、虫害なんだろうか。


なにガッデムと言えばいいのだろう。




2011.06.25 Saturday

じゃがいも 収穫 種芋

 










もちろん、ズルケてしまっている種芋もあるし、皮だけ残って中はすっかり無くなっている種芋もある。


この株で、種芋から一本だけ芽が出て、その茎が緑になるまで10cmほどの距離がある。

この10cmが微妙だが、芋の事を考えると、もう少し深くてもいい気がするが、
掘り起こす事を考えると今の道具では、この深さが限界かな。








岡ちゃんは整体師というか、骨接ぎ師ってのがあるのか、聞いたけど、ごめん忘れた。
そうじゃなくて、もともと土建屋というか、土木の仕事をしていただけあって、
こういう機械の使い方は凄く上手くて、スイスイと掘り進んで行く。


結構切れてしまっている芋もあるけど、そんな事を言っていたら前に進まないし、
昨日もメールで末吉君が、それくらい浅めで進んだ方が効率が良くて良いですよ、とアドバイスくれていたし。

改めて末吉君のアドバイスを読んでみると、『 ・・・たまに切れた芋・・・ 』 と 書いてあっけど、たまではなく定期的に切れていたけど、

まあ、いいの、いいの。


多分、機械に仕事をさせ方が上手なんだろうな。
最近分ってきたコツは、機械をあんまり自分の意のままにしようとしない事かな。

ゆがんだと思っても、しばらく待ってやるというか、自分で戻ろうとするので、ちょっと手を貸す程度がいいと思う。


セッティングも丁度良さそうで、昨年は、もっと途中で色んなトラブルがあったけど、
ほんと、熱いと書きたくなるような暑さのなか、機嫌良く機械と岡ちゃんのコンビで掘り進んでくれて、
お陰で、私は、ひたすら 一個 一個 のジャガイモをコンテナの中に拾い上げていったらいいだけだった。



こんな経験は初めてだが、畑で男爵の、いい香りがしていた。

甘いミルクのような、何ともいえない芳醇って言葉が合うかもしれないが、
臭覚の鈍い自分が、こういう匂いに酔うのも珍しく、途中何度も 、『 芋のいい匂いがする 』 と、叫んでいた。





2011.06.24 Friday

じゃがいも 男爵 収穫

 











手前は随分枯れたが、奥は未だ葉が動いていそう。
枯れているのも、自分では病気ではないと思っているが、
通りすがりの爺さんは、病気だといっていた。でもやっぱりこれは病気ではない。
何故かは、種芋が乾いていて、形も中身もしっかりしたまま残っているから、そう思っている。

殺菌剤は、一回散布してある。



手前の畦の草刈をしてくれているのが、先日紹介した、最近島民になった岡ちゃん
この頃は、岡ちゃんも自分も張り切っていて、元気いっぱい。










無茶苦茶暑かった。



畑の湿気は、どんどん上がってきて、シャツはサッカー選手並にドボドボ。

芋を拾う岡ちゃんもTシャツを着替えている。


芋を掘っていると、『中国には負けたくないのお婆さん』が通り掛かり、

『 どうや 』  『 よう入っているなあ 』 『 今年はバッチリやなあ 』 『 あの時、殺菌したのが良かった 』

等々、例によって声を掛けてくれて、『 うん、 今年は思った以上の出来で満足や 』 と嬉しそうにしていると、

『 小豆島は、いいとこやろォ!! 』 と、  ほんと洒落た事を言う婆さんだ。


190kgの種で、4300kgほどの収穫が出来そうで、ホコホコのジャガイモに、私もホコホコしている。













2011.06.23 Thursday

もみじ3号 収穫終了

 









これでようやく玉葱の収穫は終了した。
濱の宝を収穫し始めたのが、確か五月の連休だったから、二月近くやっていた事になる。


毎週、毎週、土日が雨で、木曜金曜が雨なら、もうそれでどうする事も出来なくて。

結局13aの栽培面積で、7.5トン程も採れている事になり、でも殆んどお金になっていない。



今重ねている失敗を、一代限りで終わらせるには勿体無いと思い始めている。

以前に、そういう意味で農業は、伝統産業で、親から子へ、師匠から弟子へ引き継がれてきた、

と書いた覚えがあるけど、別に相対的世界でいいから、そういう事に重要な意味を感じる人の世がいいな。






2011.06.22 Wednesday

にんにくと玉葱の番外

 









画像の、たまねぎとにんにく。


たまねぎは、苗の時に小さいから、通路に捨てていたものが、そのまま育っていた。

ニンニクは、数年前の栽培で種が畑の畦に残っていて、それが一本育ったもの。


ニンニクはL寸程度の大きさで、プロポーションも端整でいい。






2011.06.21 Tuesday

雨後の草刈













雨が上がったからといえ、畑に入る訳にも行かず、通路の草刈をしている。


ここは、ある程度刈っておかないと、タイミングによってはマムシと出くわす事になる。

彼らは、面白い習性があって、出くわした瞬間は、20cm〜30cm逃げるが、それ以上、逃げようとはしない。
長く継承してきた遺伝子の中に、逃げる必要を刷り込んでいないのだろう。
ここで出くわした彼らのうちの一匹は、しばらく睨み合ったまま、『 ふん! 』 と立ち去った。

先日の、草刈の途中で出くわしたマムシは、僅か避けただけで、そこに留まっていた。
ここには私だけがいる訳ではないので、仕方なくその時持っていたチップソーでやっつけた。
丸々太って美味そうだったが、食欲はわかずカラスに譲る事にした。



また、スズメバチも横行している処でもあるが、スズメバチはもっと直線的で、自分が飛んでいる範囲は、自分の縄張りだと思っている。
従って、排除しようと攻撃してくるから面白く、でも、自分の弱さも知っているから、こっちが攻撃的になると、すぐ退散する。

以前は、見ると殺す事を前提としていたが、最近の蜂不足で貴重な戦力を削ぎたくないので、追い払う程度にしている。







Powered by
30days Album
a>
香川県-坂手
提供:釣り情報フィッシングラボ