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2012.10.31 Wednesday

今週のお花はん W44

 









この花屋さん、時々こういう理解しがたい花の飾り方をする。

バラとカーネーションを一緒に飾るだろうか。

う〜ん、わからない。


まあっ いっか。




昨日は、久し振りに1時間も掛けて、丁寧な大商談会の無塩せきハムの試食シナリオを書いたが、
ちょっとした勘違いですべて消えてしまった。


諦めて、また30分掛けて書き直したが、到達できなかった。

まあっ いっか。



2012.10.30 Tuesday

印判屋 ハヤシ 1200号記念

 





という訳で、会社の中藤に落款をプレゼントして遣りたくて、こういう店をずうと探していて、ようやく出会う事が出来た。

何でも、比叡山延暦寺の偉いさんの落款も作ったそうで、下世話ながらいくら位で如何なる品を作ったのか興味が尽きない。


【 印判屋 ハヤシ 】 という屋号で以って、商いをしているらしいのだが、何でも100年続く老舗らしい。

何よりも教養が大事というこの72歳の初老の方は、どちらかというと商売抜きにしても私という人間に興味を持ってくれたらしく、
話していても軽妙さが果てし無く続き、「人となりを直に会って話さないと、その人にそぐう印は作れない」と筋を繰り返していた。


まあ、分らぬでも無い。


でも、意外と素直で、「それなら、会社の落款を作ってよ」 という事になったが、≪アルファー≫なる変哲もない字をどうするのか。


仕方無しに、自分が、「 それなら、アルファーの先頭の文字、<ア>だけでええような気がする 」 と自分で、カタカナを書いた。
そうすると、そのままを土台にして、考えようとしていた時に、腹が減ってきたので、聞いてみると、先の記事のようになった。

きっと、送られてきた落款を見たら、「 これが、〇万円か 」 と、またしても、値打ちが分らずガッカリ コンとするに違いない。
でもまあ、噺に出てくるような江戸下町の粋人の店を、通りすがりに見過ごさなかった自分の感覚を誉めておこう。

で、浅草価格ってのが飲食店には蔓延っているのだろうと思われるので、その亭主に蕎麦屋に声掛けをしてもらった。

この蕎麦屋さん、ご夫婦なのかどうかは分らなかったが、板前の亭主と給仕の女性のコンビで作業が進んでいるのだが、
蕎麦を茹でる作業も、亭主自らが遣っているのに驚いた。


笊蕎麦をメニューに≪せいろ≫って書いてあったけど、何故せいろって言うのだろう。
説明してくれているページがありましたので、興味の方はクリックしてください。

そのせいろを私は2枚食べた。

頼んだメニューは、<しめ鯖と白いかの造り><丸茄子の柚子味噌><天ぷら盛り合わせ><穴子の白焼き><坂松大吟醸>二合<せいろ>三枚。
いずれも美味しかったが、前回のどじょう、前日の<ひつまぶし>と、これで浅草のどじょう・うなぎ・あなごを食べた事になる。


やれやれ、夏に細った腹回りが、秋になって、また抱えられるようになった。



2012.10.29 Monday

蕎麦屋

 





子供の頃は、醤油をこういう器に入れてあった。

「 かたくち を とって 」 と、よくお袋に言われて、このような形のもっと大きなのを渡していた。
ひょっとしたら、醤油は瓶入りではなくて、その片口を持って行き、樽から枡で一合二号と、量り売りを買ってたのじゃないだろうか。


それと同じような器に、日本酒が入って出てきた。
浅草での二日目の夜は、中澤が合流してブースに立ってくれた。
「 何が食いたい 」 と聞いても、それゃ、「 〇〇が食べたい 」 とはよう言わず、
展示会初日が5時に終了してから、とりあえず、ひと時、高揚を落ち着かせてから、街に出て、
ぶらぶら最近よく利用しているホテルの方向へ、わき道を伝いながら歩いていると、ふと、判子屋に辿り着いた。
この判子屋の亭主は大層面白く、話が弾んだので、その事は明日にするが、その亭主に、美味い御飯屋を聞くと、
「 もう、今からでは遅い 」 と言われて時計を見てみると、まだ8時前だったのに、「 えー、この時間でぇ 」 と驚いた。


それで、判子屋が精算をしている間、表で煙草を吸わしてもらってると、隣りの蕎麦屋がいい店構えをしているのに気付いた。
店に戻り、亭主に「 となりの蕎麦屋さんは如何ですか 」 と 聞くと 「 いやー 美味しいですよ 」 との事だった。






2012.10.28 Sunday

自家製肥料

 





新しいハウスのひと畝で、一部水腐れが発生した。

畝の土が固く締まってしまっていて、それで根が伸びない、水が抜けない状態ではないかと想像した。


有機物が少なく、微生物もあまり居そうに無く、耕すと、土は細かい粒子になるが、どうも見慣れた土と違う。


それで、糠でも入れようかと買ってみたが、『料理長』が「虫わかへんの」と心配してくれて、
そう言われれば、あまり微生物が居ないのに、糠を入れるとそういう気もするし、何を入れようか迷っていた。


それで三年ほど前に仕込みっ放しにしていた、竹チップに糠と菌を混ぜた肥料を思い出して、撒いた。
量的には、肥料袋に4つ、ひと畝に撒いただけで足りないのは分っているが、一片に遣ると負の事が起こった時に怖いので、
とりあえず、その量で様子を見て、何事も無ければ次回の施肥でそれなりの量を撒いてみようかな。







2012.10.27 Saturday

浅草 某ホテル

 





明日からの商談会に参加する為に、三たび浅草に遣って来た。
いつものホテルは、早くから満室で、仕方なく近くの新しく出来たホテルを予約していた。


少し早い到着で、宿泊の荷物をフロントに預けようと立ち寄り、ついでに昼食を摂ることにした。

スカイツリーを正面に見ながら、天気も良く、まあ落ち着いていて、ランチメニューのカルボナーラを頼んだ。


どうかとも思うが、あんまりにもだったので、これは同じ食い物商売をしている者として、書かない訳にはいかなかった。

先に出てきたグリーンサラダは、一目見ただけで水耕栽培と分かる代物で、ひとかじりすると新種のセルロイドみたいやった。
思わず、パンとオリーブオイルを持って来てくれたお姉さんに、『これ、いらないや』と突き返すように返してしまった。

パンは湿気った麩みたいで、オリーブオイルは、水のように味も香りもなかった。

さてカルボナーラは、麺がのびているだけではなく、小麦の味なんて程遠く、半分を過ぎたあたりで、添加物でも使っていたのか、

口の中に嫌な味が溜まってきた。


食後のコーヒーは、スタバの方が美味いかな。
何だか、最近このあたりに多い観光客の人の国に来たみたいで、全部最後まで食べたものは無かった。


救いは、ベランダのような席で、タバコを吸いたい放題出来た事かな。
珍しく愚痴を並べ立てたが、出先がこれでは、三日間が思いやられた。


会場で、明日の準備のひと仕事をして、夕食は、前回どじょうだったので、今日は、≪ひつまぶし≫を食べた。
明治28年創業と看板に書いてあり、味も上々だったが、客は私だけだった。
どじょうは稚魚から国産なのか、鰻は稚魚の高騰なのか、やっぱり価格とのバランスは、
そんなに出してまで・・・と思わせてしまうところに行ってしまっているかもしれない。


食べ終わって、一服して、前回気に入った、爺さんたちが集まる喫茶店を勘を頼りに捜し歩いた。
30分ほど歩いてみたが、この範囲に・・の端から端まで来ても無かった。
止せばいいのに、その範囲をまた逆に歩いて捜し求めていたら、明日からの立ち仕事が心配なくらい、腰が痛んできた。


ようやくの事、とうとう見つけて、入った。
「亦こちらに来られたら寄って下さい」の主人は、もちろん私の事など覚えていない風だったが、常連の客は優しかった。


鍋で沸かし直したような珈琲だが、昼間の珈琲より、美味かった。







それで、まあ、気を取り直して、明日から二日間、踊ってこようか。




2012.10.26 Friday

よくわからないけど

 






気に入った。



家に帰るとこんなカップが出てきた。


詳しい事は分らないが、取っ手部分の輪っかに人差し指を入れて、親指と高々指で握ると、
その角度と、カップの中のコーヒーの重心がぴったり合っていて、空の状態の時と、ほとんど重量感が変わらない。

老舗の技というのは、こういう機微に溢れていて機能性が、デザインの奥に隠されている。
今まで、自宅で飲む珈琲は長らくマグカップで、ただ飲んでいるだけで楽しむという事が無かった。
かといって、気どってまでコーヒーを飲む気にもなれないので、これはそういう意味でも気に入っている。



2012.10.25 Thursday

w43 今週の花

 







春は草花に惹かれて、秋は木の花に惹かれる。


花に惹かれるわけは、そこには完結した命があるからだと思っているが、
それなら、私は小さな方がいいと思っているらしく、どんなに小さくとも、必要がすべて備わっている美の奥深さに見入ってしまう。


この日も、会計事務所からの帰り、事務所に上がりしなの花壇に、渡辺さんと小さな花が目に止まり、足まで止まった。




2012.10.24 Wednesday

物干し

 





足早に通り過ぎたと思っていた低気圧も、意外と長居して昼過ぎても雨を降らせた。

先日の商談会用で、五枚セットの布巾を、「中澤さん、これ洗っとかないと、水 吸わへんから」 と言っておいたら、

こんな風に干してあった。




2012.10.23 Tuesday

月曜

 


さて、今は月曜日の18:56だが、会社には中川と吉田麻衣、渡辺さんに中澤が仕事を続けている。
いつもこのメンバーは、今頃の時間まで残っていて、落ち着いた空気の中でそれぞれの作業が進んでいる。
それぞれの奥の心中を察する事はできないが、私が、いちばん幸せを感じるひと時で、それこそ何かが生まれそうな気がしてくる。


こういう、喜びに切なさが混じる気分を、どこかで味わった覚えがあると記憶を辿ると、恋の始めに似ている。


どうりで、根菜の汁が美味く感じる季節な訳だ。



一夜明けて、低気圧は足早に通り過ぎた。





2012.10.22 Monday

別所かまぼこ店

 





二日間、『 秋冬商品大商談会 』 に参加をしてきた。
およそ30年前は、出店する側ではなくて、小売店として参加していた事を今思い出した。
当時の屋号は<南風商店>だったが、何とも懐かしい気がして、確か自然食のインスタントラーメンがよく売れた時代だった。


何人か、知り合いが来場して私の姿を見つけて近寄って来てくれたが、一様に少し引いた顔つきをしていた。
同じ出展者の方で、先の年末商材商談会でも一緒だった方がやって来て、
「 今回は楽しそうに仕事されていますね 」 とからかわれた。

確かに、二日間、どういう訳か、やたらテンションが高かった様に思うが、自分でも、好き勝手を言いながら遣らせてもらっていた。

勝手な思い込みだろうが、どうもこの主催されている会社の方々に、とても大事にしてもらっているような気がしていて、
それが嬉しくて、その事に応えようと気が乗っているだけかも知れないが、それでも、自分の開発した商品の評価が、直に分った。


隣りのブースに蒲鉾屋さんが居られて聞いた話をひとつ。
「 うどんに蒲鉾がふた切れ乗っているのは何故か御存知ですか 」 
という答えが、ああ、そういう事かと思った。


さて、その答えは、何だとお思いですか。




中澤さん、二日間、慣れぬ事を御苦労様でした。


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