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2013.12.31 Tuesday

大晦日








なかなかのもんで、隣の無人の家がなんとなく好き。


こんな風に過ぎていく年も初めてなので、年が変わるという事にも希薄な思いでいる。



今の、6人での会社になって、6年か、7年かも忘れてしまったが、

去年に、ひとり辞めて、今年はふたり辞めて半分になった。

入れ替わって来てくれているひとがいて、今年は7人でやっている。


その7人で、目指している方向は、明確だが、7人では成立しない。

仕入先にも、得意先にも説得力が足りない。



 
2013.12.30 Monday

播種完了






肝心の事を書いておこう。

撮影は、12月29日、真ん中の畝の播種は、12月23日だから6日目。

左は、20日で、9日目で、この程度。


水の拡散が弱く、均一に当たっていない事がよく分かる。

原因は不明。


一番手前は、ロロロッサ。

収穫時に、もみ殻燻炭が付着するので、燻炭を覆土代わりに撒くのをやめて、鎮圧した。


ハウスは、閉めてしまうと虫が出てくるし、湿気が強いと尚更。

冬といえども、出来るだけ乾燥させておかないと、湿気が好きなコロンとしたのがやって来る。

たしか、去年も同じような事を、この時期に書いた記憶がある。




 
2013.12.29 Sunday

虚 実






今年は、終わらない様な気がする。


「 虚 と 実 」があるなら、出来る限り「 実 」に近いところがいい。


最近は、畝を作っているのではなくて、通路を作っている。

畝を作ると通路が疎かになる。


通り過ぎるだけの意味しか持たないのに。


甲斐あって、背中との引き換えに、うっふふふ。


双葉が、双葉らしくなく、「 なんかおかしい 」と、連発していると、

おばちゃんは、「 そんなに言ってやり為さんな 」「 聞いてるで 」とたしなめる。


夕方に、行くと、彼ら、彼女らは、今日一日頑張ったのか、それらしい色付きを見せていた。


受け入れるばかりが能じゃなく、「 しっかりしろ! 」 という刺激が化学変化を起こす事もあると知った。



 
2013.12.28 Saturday

暮れの御挨拶






隠れた好物の きんつば


美味いもん好きなのを知っての所業で、しかも言った事も無いのに、ぴたりと私の好物を当てている。


侮れないひと、とはこういう人をいうのだろう。



「 いま、何の仕事をしているの 」と訊くと、大学を攻めていると言ってた。

てっきり、学校のシステムを作るのかと思ったら、「 そういうところは、NECとか大手が牛耳っている 」らしい。



それで、何をしているか説明してくれたが、思わず「 さすが、ええセンスしてる 」と言ってしまった。

Stones は Beatles の様にやりたかったと言い、bowie は、その両方の様にやりたかったと言っていた。
 

うちの会社では、神様 仏様 ○○様 と言われているひとで、今日で付き合い始めて丸3年らしいが、

初めて、このひとが、「 奇才のひと 」であると分かった。


だいたい、エンジニアが、暮れにきんつばを持って現れるかっていうの。

しかも、稀にみる美味しさだった。

なんでも、いう通りにするし、なんでもいう通りにしてもらえる。

自分を相手に任しきれるし、相手も任せてくれるなら、これ以上の事はない。



先駆けて、こそっと包みを開けてみると、画像の箱が出て来て、ふたを開けると、

きょうび珍しい竹の皮ではないが、竹の皮に包(くる)まれていた。

中澤が、配分してくれて、何個入っていたのか知らないが、私に2個おいてくれた。

味わいながら食べていたが、途中で仕事に気を取られ、ひとつ目を食べ終わったと思って、

もうひとつに手を伸ばしたら、あれっ 知らない間にふたつを食べてしまっていた。



 
2013.12.27 Friday

12月27日





今週で、今年の仕事が終わる、なんて思えないほど、淡々と過ごしています。

ただ、朝から電話は鳴りっぱなしで、どこもかしこもてんてこ 舞いのようです。



こうして、商売をしていると、いまさらですが、あらゆる業種が絡まり合って成立している様子がよく分かる。


不用意に、他を批判する事なんて、そういう意味ではできない気がします。

ますます、気は短くなってきた というか、辛抱強さは無くなってきています。

一方では、こうしてうまく生きていられるのは、いろんな理屈を自分なりに解釈して得心できるようになり、

年相応に理解力が増して来ている事が、カバーしてくれているのではないかと思う日々を過ごしています。



ただ、困った事は、売り上げや粗利が増えていても、その売り上げを支えるあらゆる業種、

からやって来る請求額も、同じように増えているので、利はほとんど残らなくなっています。


単純に言うと、比例経費部分はそういう意味で圧縮する事は難しいので、

売り上げを増やして、固定費の比率を下げるしかないのだが、同時にリスクも増える。

7年前に、何のために会社の規模を縮小したのか分からなくて、同じことの繰り返しにならぬよう、

自分で出来る事と、満足できることを見比べながら、世間とのかかわりを楽しむ為にはどうすれば良いのか、


わりと真剣に考えている。









 
2013.12.26 Thursday

なるほど、いい手だ





コーヒーカップが5つ。

遅れて出社し、台所に行くと、朝のコーヒーの準備がされていた。


この事務所は、陽当たりが良く、冬はブラインドのフィンを閉じないとモニターが見にくくなる。


それでも、コンクリートに直にカーペットを引いているだけなので、足元はかなり冷えて、女のひとには厳しい。



昔から、朝一番と午後の三時にコーヒーが出る習慣があって、これが25年間続いている。

女性だけでまわる「 お茶当番 」があって、彼女たちが淹れてくれる。

最近、人数が減った事もあって、コーヒーの質が上がり、

そこそこ、美味しいコーヒーを出してもらえるようになった。

コーヒーが覚めないように、湯を沸かす電熱器のぐるりにカップを置いて温めていた。

わざわざ、机に戻って携帯電話を持ってきて画像を撮っていると、当番の彼女がやって来て、

「 取っ手を中に向けて温めると、とんでもない事になる 」「 そらそうやろう 」と笑っていた。



でも、数年前に南魚沼の会社を訪問した時、誰もいなくて社長がコーヒーを出してくれた味が忘れられない。

「 吉田さん、インスタントでもいいかい 」と、言ってくれて、飲んだらすごく美味い。

おかわりまでしたが、やつぱり水も大事なんだと知った。



毎年暮れに、この社長には無理を言って、会社のスタッフ用に餅をついてもらっている。

商売用じゃない餅だから、これがすこぶる美味い。


 
2013.12.25 Wednesday

ロロロッサ






クリスマスにベビーリーフが足りなくて、月曜出荷の分も土曜日に収穫をしてしまった。

で、月曜出荷分はすべて穴が開いてしまい、今年2回目の全欠となってしまった。


こんなに狭い畑では、もう限界になっている事は百も承知だが、おばちゃんと自分だけでは手が回らない。


応援してくれる人を、あちこちから求めて、実際に来てもらったが、みんな消えていき、

畑も、ハウスを作る準備も出来ていても、結局一年半手を打てずに来てしまった。


ひとつは、声を掛けて来てもらっても、ずうとひとの手配に苦労をしてしまう事が怖くなって、こまねいている。


昨日も、増井さんが関東で、「 小豆島のベビーリーフがほしいと言っている 」と言ってくれたが、

「 増井さんが社長をやってくれれば、ベビーリーフ作りに専念する 」と言いいたかった。



help you  と help me が、一致するひとはいいひんもんかなあ。


ロロロッサは、暑い時は発色しない事は、今年の夏に分かったが、寒すぎても発色しないのかなあ。



 
2013.12.24 Tuesday

で、植えた






畑から、ネギが無くなるそうだ。

これは、長崎のレタス畑もそうで、味を知っている人が持って帰ってしまう点で同じ。


根がしっかりして良そうで、上だけ食べて、わざわざ小豆島に持って行って植えた。

いつも、小豆島のお客さんのお店で販売してくれていて、行くと必ず買って帰るので、

それを植えたら良さそうなもんだが、なんだかいつも植えずに全部食べてしまう。


この寒空に植えて、成長するのかどうか分からないが、春には伸びてくるだろうと思っている。

分決ってのが、どのようになるのか興味があって、植えてみた。


そうだ、来年は、ニラも撒いてみよう。

 
2013.12.23 Monday

京都人






こと京都の九条ネギ畑を見た後、久し振りに昼ご飯を食べに京都駅まで北上した。


左の被りをした建物は、東本願寺だろうと思う。

京都タワーが出来たのは、自分が高校生の頃だと思っていたが、

調べてみると、1964年と書いてあるので、それなら小学校の高学年という事になる。

初めて見た時受けた印象を今でも覚えていて、少しも感心しなくて、批判的に見た記憶があるので、

そんなに幼い時、そういう目で見ていた事に逆に驚いて、自分に対する印象なんてええ加減なもんだと思う。



関西の大きな街といえば、京都の他に大阪と神戸があって、

それぞれ自身が育った街に自慢を持っている。


面白い事に、その自慢は、他の街をけなす事にもつながっていて、

京都は、『 お茶漬けの誘いに乗るな 』というのがある。

これは、神戸・大阪の人が、他府県からやってきた人に言うセリフで、

不思議と神戸・大阪のひとから直接に聞いた事が無い。


外から、京都を意識した最初は、住まいを借りるときの敷金が、

月の家賃の、当時10倍が基本となっている事実だった。

関東から、関西に戻ってきた時に、これには驚いて、

外部の人間を受け入れにくい体質なのかと思った。

一見さんお断り も、その現れかも知れないが、

世界から見ればこれは、日本の今も続く格式の高さと、保守性になっている。




畑を案内してくれた社長のおとうと君は、下鴨の育ちだと言っていて、

最初に出会ったのは、美山の養鶏場だった。


確か、山中で養鶏に時を捧げ、山の暮らしを楽しんでいて、

餌の話や、卵の熟成の話など、色々と講釈をしてくれて、特に葉緑素を含んだ海藻の品質には驚いた。

以来の再会で、コンビニの駐車場に迎えに来てくれた時は、『 御無沙汰しています 』と覚えていてくれた。

『 山から下りて来て、どう 』と聞くと、『 その内また、戻りますよ 』と、やはり山がいいようだった。


この九条ネギは、6年ほど前に付き合いが始まったが、当初、ボチボチの売れ行きが続いたが、

今では、葉物の中では一番の稼ぎ柱に成長して来ていて、その事を彼に言ってみたが、反応はまだ足りなさそうだった。


たしかに、良いネギなので、もっと広く案内してみよう。



 
2013.12.22 Sunday

もうすぐクリスマス






ペペロンチーノ は、まあいい。

上にのっている ズッキーニ。

今までズッキーニって野菜は、味が無いものと思っていた。


こんなに甘みがあって、美味い物とは知らなかった。

これは、うちで出来たナスよりも、ずうと、ず〜と美味い。


宮崎県からサンプルで送られてきたものだが、ちょっと驚き。

石垣島産のゴーヤをたくさん売っていた時、農家で「 実 は、ゴーヤって好きじゃないんだ 」

って、告白すると、その農家夫妻は、言葉を失って、見事にかたまってしまった。

 仕方が無いから、もうひとつ作ってもらっていた、「 ズッキーニの方がまだ好きだ 」

って言うと、その次の年から、ズッキーニの面積が広がって、来る日も、来る日もズッキーニが送られてきた。



たまに持って帰って、炒め物に入れる程度だったが、あまり印象に残ってはいなかった。

ところが、どうだ、このズッキーニは、久し振りに、美味いと目からうろこの野菜に出会った。

オリーブオイルをフライパンに引いて、単に焼いて、塩を掛けただけの素朴な調理。


これは、いい。







 
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