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2014.03.31 Monday

雨上がり






昼御飯を食べて、播種前に30分昼寝をしようと畳にごろんと横になると、

雨に煙る、窓からの小泊湾が、とても綺麗でうっとりしていた。

束の間であるが、贅沢すぎる休息だった。


晴れてれば、月に一人、二人は海にやって来るが、

さすがに、雨なら誰も来ない。



高槻のマンションの前の川堤の桜は、五分咲きか七分咲き。

今年は、二三日早いかな。

水・木・金と沖縄に行き、そのまま夜に小豆島に戻って、

土・日とベビーリーフの播種と収穫をした。

今までは、播種と収穫の他は、発注書作りをしていたが、

これからは半年ほど、草刈にも追われる日々が続く。


まあ、陽が長くなるからいい。


 
2014.03.30 Sunday

日曜日の過ごし方





今日は、昼ごろに秒速7mの風が吹くというので、ハウスを閉めに行った。

秒速を時速に換えて、m を km に換えると、

7×3600÷1000=25.2km

という風になる。

昨夜のうちに、閉めておけば良かった。


昨夜、7時半に水を止めに行くようアラームをセットしておいたのに、

7時頃ににらの森さんに電話を掛けたら、思わぬ長電話になって、途中アラーム音はしていたが、

すっかり、森さんの電話から流れて来ている音だと思い込んでいて、9時頃から降り出した雨音で気が付いた。



最近、三男坊と出掛ける事が多くて、この7年間の空白を埋めるように何かと話をする事が多い。

今に始まった事ではないが、彼とは話の滑りがいい。

しかも、一定の方向を向く。


これは、その話の内容が、どちらの側にも属さず、

中間点に、まるで建築物を造作していくみたいに、積み上がっていく。

私は昔、どうしても口で勝てないひとがいて、その人に「 会話というのは、相手の言いたい事をこちらが言う 」

と教えられ、相手の話の方向性を感じ取って、内容を深く掘り下げていくようにするんだよ と諭された。

娘に未来という名を付けるほど、ミック・ジャガーが好きな人だったが、すでに他界していて今はいない。


ところが、同じ息子でも長男は、今そうはいかない。

話の方向性が無く、表面を繕うような反論ばかりで、花が咲かないし、

その場の結論に、到達する事も無く、不毛なまま会話が終了することが多くなった。

確か、東京の学生生活を終えて入社してきた頃は、そうでもなかったように思うのだが、

いつの間にか、話を自分の手元でしかしなくなって、染み出してくるのは私利私欲に行き着くようで、

まさか、それならわざわざこちらがその代弁をする必要も無く、はいはい で終わるか、

先回りして、論点の逃げ道を塞ぐと、黙りこくって話が終わるか、突然話題が変わるかしかない。

それでも先日、昔はこういう事をお前は言っていたよ というと、そういう気分を思い出していた。



これには、私に責任がある。

三男坊が言うには、「 常務と自分には、むちゃくちゃ厳しかった 」らしい。

どう厳しかったのかと聞くと、「 知らなくて立ち往生している僕に、お父さんは

『 壱を聞いて拾を知れ、する時は拾以上の事をしろ 』と言って突き放されていた 」と説明していた。

それで、顧問が、「 海君、海君にだけじゃないから我慢して頑張りなさい 」と励まされていたそうだ。


あの頃は、彼らの為に会社を次の世代で飛躍させようと、けっこう気合いを入れて仕事をしていた。

ところが、分社という思わぬ結果に、終わって、ひとの育成についてノータッチを自分に装ってきて、

長男だけではなく、ひとりを除いてみんなを、寂しいところに押しやっていた結果かも知れない。

というのは、除いていたひとりには、厳しくものごとを言っていた様で、そのひとりは今の嫁になっている。


結果、長男はひとをそう簡単には信用できなくなって来ているようで、

その事が、益々そういう状態を引き起こしているような気がする。


彼は、元々何よりみんなの 和 を気遣い、自分をほったらかす事が出来る素養を持っているので、

凍りついた部分に陽を当てることで、近い内に花芽が出てくる。


庭には、桜のつぼみが、続々とスタートラインに集まって来て、今や遅しとピストルの音を待っている。
 


 
2014.03.29 Saturday

有機栽培バナナ





乙仲というのだろうか。

バナナの物流で「上組」さんにお世話になっている。

通関を切った時点で、弊社のバナナはインポーターから弊社の資産になり、上組で保管される。


出張で羽田に行っても、神戸に行っても、全国どこの港に行っても、巨大な倉庫を目にする。

明日は、其処がストライキをするという情報が入った。


目下、前回入船のロットが、植物検疫でアブラムシが発見され、くん蒸処理になった事と、

次の入船予定が、10日程太平洋航路の乱れで、送れている結果、青バナナ李手持ちが無くなり、

来週から10日ほど、欠品を出す。


1995年以来、約20年間バナナを取り扱ってきたが、私の記憶では2回目の出来事になる。

産地は、フィリピンから、エクアドル、ペルーと変遷して来ているが、そうか20年になるのか。


どうも、考えているスパンが短過ぎるのかも知れない。

働くという事を考えれば、通常ではせいぜい40年程度で、そのピークは長くて25年くらいか。

7世代先の事を・・・という言葉は、何となく環境保護団体が口にしそうな気がするが、

「 国家百年の計 」 というのもあり、国を単位で考えるなら、この程度が見える範囲か。



子孫に畑を残そう。


 
2014.03.28 Friday

沖縄 二泊三日






目下、お気に入りの沖縄料理。

そう考えれば、沖縄ってところも発酵食品が多い地域かも知れない。


高知のお客様と、沖縄に行ってきたが、雨天・曇天にガッカリされていて、

「 沖縄は、晴れる日もあるのですか 」と、とうとう・・・

なんだか、こっちが申し訳なくなってきた。


ようやく、小豆島巷まで戻って来たが、5時15分に寸でのところで乗り遅れた。

巷では、ヤマト運輸を筆頭にとんでもない量の物が動いていて、

B to C も B to B も、ターミナルはパニック状態で、弊社の出荷場に毎日送る伝票も、

出荷日を過ぎて届く始末らしい。


最近、みんなが開き直るのが上手になってきた。



あまりにも、毎日が変化に富んでいて、記録をする事も、感想を書きとめる事もままならない。



 
2014.03.26 Wednesday

播州百日鶏 2





最近は、この農業新聞を読む時間も無い。

この手の事は、よく目にする文字だが、最後の締めくくりの、

< 命をいただく心を育てたい > だが、どうもこういうセリフは今ひとつ分からない。


先日の< 不明な事に敬意を感じる > もそうだが、72歳になればオランダに住みたいという私に、

三男坊が、「 平均身長が181cm 」だと言うので、「 赤道付近の太陽に近い地域のひとは背が低い 」

「 遠いところのひとは遠心力が強いから 」と、陰陽の力と身長との因果関係の話をすると、納得していた。


この記事を書いている人は、「 食育 」という文字を使っているが、食育基本法に引用されている石塚左玄を、

勉強しているのだろうかと思うが、私は 心を育る より、陰陽の原理を教える方が肝心では無いかと思う。


さて、昨日の続きだが、実は最近、京都の食糧品のお店に、「 播州百日鶏 」の取り扱いをお願いしている。

サンプルを一羽セットでお送りしていたが、評価は「 今取り扱っているプレノアール系の鶏より、

むね肉は、格段に美味い が、価格が少し売れにくそう 」と感じておられる様子。


この若干28歳の橋本さんの面白いところは、ぜったい、高いでは終わらない。

高くても、良いものであれば、如何にすれば売れるかを考え実行する。

今回彼の出した結論は、ももや、むねや、のパーツで仕入れると高いならと、

一羽のセットで仕入れて、自分でパーツに分け、商品化をしていく となった。


彼とは、こんな細かな話はいちいちしないが、最初にサンプルを送って、

味がいいから、資料と見積もりを下さいと言われ、パーツの見積もりを送ると、

セットの見積もりを求められた時点で、橋本さんの頭の中は分かるので、その流れに沿った。

沿ったというのは、其処までの手間を掛けても良いと思ってもらえそうなセットの見積もりをさせてもらった。


あまり、若い人を否定的にとらえない方が、いい。

むしろ問題にすべきは、我々、年寄りの方で、どうも時代の変化についていけそうにない。



今回の、播州百日鶏のテーマは、HALAL認証を受けようとしている事。

今日も、このテーマまで行きつけなかった。


 
2014.03.25 Tuesday

播州百日鶏






にんげん、あっちこっちに顔を出すと、腹が立つ事も多過ぎて、

滅多な事では、腹の中は煮えても、起ち上がる事は少なくなってくる。


先日も、末の息子が「 我慢強くなったなあ〜 」と、感心していた。



話は変わるが、上の日本酒は、ちょっと説明が長くなるが、

うちの自慢の商品である「 播州百日鶏 」の生みの親である兵庫県の農協組合長に頂いてきた。


うちは、鶏肉で会社が起ちあがったと言っても過言ではなく、その鶏は新潟県産だった。

世代交代で養鶏事業の肉用鶏種の飼育を断念されたのを機に、以前から惚れていた、この鶏に移行した。


折しも、そういった鶏肉などの精肉製品から、青果事業の創設で資本を青果事業に傾注する必要があり、

この事業は、細っていく事になったが、私はこの精肉部門が好きで、今でも細々とした道を辿っている。

今思えば、自分が怒っていたのは、この変換点頃までであったようにも思う。

最近では、帰宅して、満艦飾のエレベーターの、大鏡に映る自分の髪は、随分白くなったなあ である。


いや〜、もうこんな時刻、始まらないうちに終わってしまったが、続きは明日にでも書こう。











 
2014.03.23 Sunday

仁の宇宙






クリミア半島は、台湾のようでもあり、明日の沖縄のようでもある。

西側に委ねると、ギリシャのようにもなり、明日の日本のようでもある。


分かる事は、ほんの少しで、分かったつもりになる事が意味をなさない事を知る事であり、

こんな自転車のように、それでも生きていく術をみんなで磨いているより、他に策が見当たらない。


未知なるもの、不明なることに怖れを抱いて、神を八百万に感じているのは米食が作った遺伝子かも知れないが、

「 我が幸せを他者の幸せにするため 」であるなら、中国という思想は、

「 我が勲しは、民の平安 」は、そうとも読めるが、


「 他者の幸せが、我が幸せになる 」


日本の理想とは、似てるけど根本的に非ざるものなのかも知れない。


 
2014.03.22 Saturday

寿安公主 ミセス・チャン







仁の宇宙





 
2014.03.21 Friday

くまの切手






アグリフードexpoで出会った、広島の大事なお客様。


うちの口座開設書をお願いして、返送してもらった。


封筒を開けると、このクリアファイルに入れて送ってくれた。


このバイヤーさんとは、会場で「 もう、私も歳だから、話していて面白い人と仕事をしたい 」と話してた。



この間、初めてお会いした方に、お礼の葉書を書いて、送ろうと会社の切手ブックを開くと、

なんと、50円切手は、黄色地に茶色のテディベアーと赤いポストのイラストの切手しかない。


今回お礼をしたい方は、農協の組合長と熊本の玉ねぎ農家の社長。

悩んだ挙句、社長は同じ歳だから、そのクマの切手を貼ったが、

組合長には72円のシックな絵柄を選んだ。



でも、このクリアファイル、会社のスタッフや、

来社してくれたゼロックスのグラフィックスタッフと、いっぱい楽しんだ。



実は、この「 待ってろよ、王子様 」は、どこかでポスターになっていたのを見た事がある。

ひょっとすると、電車の吊り下げ広告かも知れない。


このコピーを見て、男が強かった時代の女心も、

女が強くなったこの時代の女心も、本質は変わらず表現だけが変わった、

オトコのムネも、オンナのムネにも、つきさす刺激の表現を上手く使っていると感心した記憶がある。


やっぱり広告のプロってのは、観察・洞察して、ひっくり返す能力に長けている。

 
2014.03.20 Thursday

営業から帰って




画像が無くてすいません。

二人の息子に、試算表を見せて説教をたれる。


長男が、私の腹の脂肪をつかむ。

三男が、ズボンのスライド式のホックを見せて、「 いいだろう 」


三男に「 ホックはいいから、その、黒のベルトをくれよ 」

「 なんで? 」 二人そろって「 かっこいいから 」


「 忘れてるみたいだけど、これ、お父さんに、むかし貰ったベルトだよ 」

「 その穴が、お父さんの穴に追いついた 」


 
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