2015.04.28 Tuesday
梅の実
これは玄関脇の観賞用の梅の古木だが、何とも力があり過ぎて、素人には難しすぎる。
梅の実も、やたら大きくなり、すもも程度にまで太ってしまう。
最初の年に、この木の梅を漬けたが、塩が強すぎて、瓶に未だそのまま残っている。
今年は、新手の選定を試しているが、さて、どうなるやら。
小森のおばちゃんも、イノシシに自分のうちの梅をやられてしまったのか、
この実を当てにしているが、昨年は、選定しきれなくて、葉が多過ぎて実が何処にあるか分からなかった。
家の下の方にある、『 小梅だ 』と教えられていた、普通の大きさの梅は、
いっぱいなるが、浜に潜りに来る兄さんが、「 せがれが青梅をそのまま食うのが好きなんだ 」と、
潜りに来た帰りに、採って行ってしまうらしく、これも当てにしているおばちゃんは、悔しそうに言っていた。
今年は、うちのさえこさんが、ジャムにしようと楽しみにしている。
「 下草を刈っておかないと、落とした梅を探せない 」と注文をつけている。
だから、選定の手伝いを熱心にしてくれて、おかげで今年は何とか収穫できるようになりそう。
まことこのように、梅ひとつで、事欠かないありさまだが、のどかな暮らしでけっこうけだらけである。
2015.04.27 Monday
無肥料・無農薬栽培
『 生姜 』って文字は自分で書いてみたけど、どうもうまくない。
デザイン部署の中野さんに頼んで、『 生 』 と『 姜 』 の文字を、一文字ずつスキャンしてもらって、
『 姜 』 位置を少し下に並べ替え、上が揃うようにして、なんとか手を打った。
『 自然栽培 』の規定は、「 畑の外から、水と空気以外、何も持ち込まない 」と本人はしているらしい。
これは、根本的な事で、ちょっと考えさせられる。
彼は、米も 7〜8年、この栽培方法で、反当り 6〜7 俵 収穫できていると言ってた。
たしか、7〜8年と言ったと思うが、それ以上の年数である事は確かだが、それなら充分、
生態系のバランスはとれていると思うしかないが、不思議な事が起こるもんだ。
中学三年生の時、魚は下等動物だと思っていて、授業中に教師が、
「 魚は、エラに酸素を作る機能をもっている 」と言われ、「 そんな馬鹿な事は無い 」と言うと、
「 アホは黙ってろ 」って言われたことがあり、東大に行った子と、二十歳台前半で弁護士資格を取った子に、
その教師は、確認していたが、二人とも、返事はせずに困っていて、私は困っていないが、目からウロコだった。
確か、マメ科植物の種は裏作で入れるらしいが、このマメ科植物が成長の過程で、酸素ではなく、
空気中の窒素を吸って、体内に留めて、それを土に戻すメカニズムを持っているのかも知れない。
それを考えると、この自然というのは、想像している以上に複雑で、何も人間だけが悪者でもないような気がする。
二酸化炭素を吸って、炭素や窒素を空気中から取り出し、酸素を吐き出す生物が多過ぎて、
太古の空気中の二酸化炭素濃度を薄めて来て、このまま二酸化炭素が減少すれば、
二酸化炭素を吸う生物は生きていけなくて、ひいては、その成分を利用して生命を維持する人間も、
生きていけなくなる可能性も考えないと、バランスはとれなくなるという事もあるかも知れない。
アホは黙ってろと言われても、そうはいかない。
もの言わなきゃ、死んでしまう。
2015.04.23 Thursday
夜明け
ディズニーランドの向こうから、陽が出てきた。
年甲斐もなく、刺激を受けて、暗い内から目が覚めた。
刺激の内容は、『 やる気 』と『 感動 』
生まれて初めて、『 経営セミナー 』というものに参加をしてきた。
仕事上のセミナーは、三度目。
一度目は、『 有機JAS法 』が出来る時の説明会、
二度目は、『 機能性表示 』が始まる時の説明会。
先は 農林水産省のセミナー、後は 消費者庁のセミナー。
すごいですねえ〜
このセミナー、開始前にロビーで、マルヨシセンターさんの社長に会った。
「 初めてですか 」と訪ねられ、「 そうです 」と応えると、
「 すごいですよ、k1 みたい」と言ってもらったが、なるほど、
観に行った事はないが、プロレスの様な格闘技のイベントみたいな、
過剰 とでも思えるような演出の力で、会場の空気を異質なものに作り上げていく。
『 草食系 』じゃ思いつかないようなセミナー。
でも、『 肉食系 』でも思いつかないだろうな、やっぱり『 体育会系 』かな。
『 古武道 』には思えないから、『 陸上部 』のように思うけど、それでもないかな、
球技 に思えるけど、『 野球部 』の様な線の細さは無いから、肉弾戦をやる『 ラグビー部 』かな。
分業化が進む垢抜けした『 アメフト部 』じゃなさそうだから、チーム一丸となってぶつかっていく、ラグビーかな。
機敏に隙を見出して、すばしっこく走り、トライを重ねていく、スタープレーヤーみたい。
一番苦手な、なにより、動くことが肝心と教えられたような気がする。
みなさま、ありがとうございました。
みなさま、よろしくお願い致します。
2015.04.21 Tuesday
井伊直弼
あんがい、四月はながい。
暇なわけではないが、まだ21日。
『 井伊直弼 』って、読めても書ける人は少ないだろうな。
もちろん、彦根育ちって事もあるが、私が育ったころは、この人のひ孫がずうと市長だった。
直弼が、自分は世に出る事も無い境遇で、彦根藩の当主になる前に住んでいた、『 埋木舎 』が好きで、
中学2年生の写生大会で、この家を書いたら、なんだか評価が高くって、
当時、教頭先生が美術の担任で、やたら私の絵を授業中に手直ししてくれていた。
ところが、私は全くやる気が無くて、どうでもいいと思い筆を足すと、「 よけいなことするな 」と叱られていた。
そろそろ、この井伊直弼のした事を、再評価してもよさそうな気がして、読み始めた。