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2015.10.31 Saturday

ついに出た







俗に、『 世の中、進歩する 』というが、ひとまわりしても、決して同じ地平に戻る訳ではない。


昔は、お正月というと、家のあちこちにお鏡さんが飾られていて、

あちこちに神様がいるんだという事を覚えた。


そういえば、店の今でいう『 レジ 』で、家では『 カウンター 』と呼んでいた、

お客さんからお金を頂くところに、一番大きなお鏡さんが飾られていた。


以下転載・・
 

おしゃべりは楽しいものですし
適度なおしゃべりは気分転換にもなります

しかし、おしゃべりに夢中になっていると
自分でも気づかずに
「気」が漏れていってしまいます

自分の「気」がなくなると
食材や、空間から
どんどん「気」を奪うようになります

そんな状態のときは
たいていなにをやっても、うまくいきません

「気」が漏れてしまうのは
他人とのおしゃべりだけではありません

自分の頭の中でくり広げるおしゃべり
(脳内会話、妄念、妄想)も同じです

心が定まらず、妄想にとらわれていると
料理に注ぐべき「気」が
どんどん漏れてしまうのです。

特に、料理の仕上げや、盛り付けのときなど
そういう時にうっかり声を出してしまうと
フッと「気」が漏れるのを
私はすごく感じます

絶対に目が離せない
ここぞ!」というときは
グッと集中しましょう

料理を作っている最中は、しゃべらずに
ちゃんと目の前の食材と向き合う

そうやって、料理に「気」を注ぐことで
食べる人を元気にするごはん
になるのです

子どもの頃
母親が考え事をしながら作ったごはんは
食べたらすぐにわかりました

心ここにあらず
別のことを考えながら作ると
「気」の抜けたごはんになるからです

そうすると、雑味が混ざり、味が濁ります

たとえ、台所がどんなに整っていても
どんなに良い素材を使っても
「気」の抜けたごはんは
どこか味が物足りず
食べた後も、力が湧いてこないのです

ましてや、不満、不安、怒り……などを
台所に持ち込むと
ごはんが毒のようになってしまいます。

料理に集中できないときは
パッと切り替えることです

窓を開けたり、外に出て、深呼吸してもよし

頭の中のゴチャゴチャを
紙に書き出してみるのもいいでしょう

まずは、頭の中をスッキリさせる

そして、ごはんに意識を注げば注ぐほど
場の「気」が多くなり
その「気」がごはんに宿ります

神道では
清・明・正・直の四つがそろうところを
神様は好むとされています

これを、料理の心構えで言うならば

…頭をスッキリさせ、清くいること
…台所には、明るい気持ちで立つこと
…手を抜かず、正しい手順でおこなうこと

「食べてくれる人に、喜んでもらいたい」と素直に思うこと

心が、モヤモヤするときは
一度、台所から出て仕切りなおしましょう


・・転載終わり。


まあ、こういうことかな。


大事な話。


先日、北海道の大橋さんが自宅に来て、『 母水 』という浄水器を設置してくれた。

その後、そのエリクサ―を早くから設置してくれている、お食事処がある、というので、


saeco と三人で、向かった。



お店全体が、神様のいるお宮さんの様になっていた。


食べているのは、食物だけではなくその食べ物に宿る『 気 』を身体に入れている事になる。

会社案内には、『 食は環境そのもの 』と書いたが、そういう意味も含んでいて、

でも、だれも、そこまでは読んでくれていないと思うが、まあいい。



料理は神聖な事だし、食べる事もそのままだと思う。

そういえば、料理の師匠は、野外で食事をする時、空を見て噛んでいた。



ここ小豆島でも、朝食を、よく外に持ち出し、食べていた。

 
2015.10.30 Friday

葉物の新機軸









さあ、怒涛の11月が始まる。

今日は金曜日、朝から小豆島に移動して、ベビーリーフの播種をして、『 W46青果発注書 』を作成する。


ところが、昨日、頭がいまだ、シャ キッ とせず、発注書作成の為の青果データの整理を完成できなかった。

だから、今日一日高槻の会社に出社して、他の山積み仕事も、進めて最終の船に乗って、夜のうちに移動する事にした。

ベビーリーフは、秋冬仕様の播種計画に移行中なので、播種が一日遅れても、規定通りの大きさには成長する。



さて、いよいよ棚上げしていた画像の商品作りを始めるため、昨夜遅くに生産者に電話をして打ち合わせをした。


この農家は、『 新機軸の葉物 』商材に取り組んでいる。

「 クリスマスに間に合えばいいや 」と放置していたが、もう限界。

もうひとつ懸念していた、新しく稼働を始めた『 アルファー青果ターミナル 』が落ち着き始めた。


潮が満ちる時期というのがある。

春からは、いわば40年積み重ねてきた、上澄み液をすくい上げていたようなもの。

今からは、いよいよ底から力を汲み上げてくる時期で、40年の本領を自分自身が試す時が来た。


自分で自分を褒められる結果を作り上げないと、「 ひとの役に立つ 」なんて、おこがましいということになってしまう。


やれやれ、しんどいなあ。



新機軸の葉物の価値を、「 下支え 」するのは、『 硝酸態窒素の残留値 』である。

これは、10数年前から、いずれ健康野菜のテーマになり、世の中が騒ぎ出す前にと準備してきた基軸。


提案するだけは、提案してきた、  だけど、みんな忘れている。

見せかけの、華々しさも大事だが、これが無いと、「 わぁ〜 きれい 」で終わってしまう商品になる。


スイスチャード・クレソン も単品企画をしよう。



あのタイランドに通っていた時期、なんでこの国の食べ物は元気になるのだろうと思っていた。

タイ料理のベースは中華料理にあるように思えて、食べながら、

『 いったい裏で何を使って味を出しているのだろう 』と考えていた。

それは、好き嫌いが明確になる、代表的な『 パクチー 』だけではない。

馴染みのある『 生姜や葫 』がふんだんでありながら控えめに、絶妙な使い方をされていた。

これだけでもなく、香辛料 というものがあるが、残念ながら力不足で自分には分からない。

あの体力を奪われるような暑い国で、身体が日一日と元気になっていくのが、体感出来てしまうあの国の料理。


ミクロに入っていく西洋人の様に、分析好きではなく、亜細亜人はマクロから物事を標榜するので分からないが、

きっと、大きな秘訣があると感じてしまい、三日あればタイに行って元気になって帰って来られるけど、

まあいい、気をつける事は、あまり先を走り過ぎないようにすることだから。



円が、一日でも長持ちしますように。




 
2015.10.29 Thursday

第18回やる気と感動の祭典






とにかく、疲れた。

勉強慣れしていないので、二日間、細部も逃さず聴き取ろうと脳も全開で見入っていた。


帰社しても、頭がクラクラするので、下の散髪屋に行って、少しでも頭を軽くしようと、髪を切ってもらった。


疲れたとも言ってられない、怒涛の11月が始まる、ので、ひと晩で復帰して元気を取り戻した。


学ぶ事は、いっぱいあった。

それにしても、水元仁志さんの企画力は凄い。


すざまじい執念だ。

春の初めて参加した時の感想を先生に送ったが、何を書いたのだろうと読み返してみた。


そしたら、その執念について、
 
      僭越ながら水元さんは人を幸せに出来るひとだと思えたことです。
      だからこそ忌憚なくものを言い、最大の努力を払えるのだと感じました。
      自
分の事のみ考えている人間は、そこまでやりきる事は困難で、ひとに良かれと思って動くことは、
      際限なく尽くす事が出来るのではないかと思います。
      発表者の発表を私たちは座って聞いていましたが、水元さんは、ずうと立って聞いておられたと見受けました。
      その姿に頭が下がり、ひとと違う道を行く事の責任を感じました。


と書いていた。

だから、自分もそう思い、動き回ってきた。

だから、7月に金沢で、青果セミナーの講師をさせてもらった時も、

「 勝てるところはどこもない、唯一勝負になるところは言葉の辛辣さ 」とか、言ってた覚えがある。



今回の企画は、先の上阪氏の基調講演の内容から、一貫して同じテーマが各発表に刺さっていて、

まるで、小説の様にストーリーが出来上がっている。

これは、たった二回しか参加していないが、前回とは格段の進化をしているように感じた。



さて、画像は、同じセミナーグループの米国視察の画像で、太田雅之専務に御送り頂いた。

出発される前日に、『 卵事情を見て来てください 』とお願いし、快く引き受けて下さり、帰国後送って頂いた。


早速、さとうファームの社長に、この『 オメガ3 』を飼料に添加する事を検討してもらっている。

Cage Free だけでも物足らず、有精卵にしても、まだ不足で、エコ観点のパックのリユースを合わせて提案している。


それでも、まだ不充分で、『 オメガ3 』を添加しようとしている。


なんとか、この卵を、20年振りに販売するのだから、今風に仕立て直したいと考えている。



 
2015.10.27 Tuesday

トラクター






久し振りにトラクターに乗った。


元々下手くそだが、更に下手くそになっていて、全然上手くいかなかった。


やっぱり作物を作らなくて、ただトラクターを掛けているだけだと、どんどん畑が偏ってくる。


イノシシが食べない作物をしようと思い、パプリカを植えたかったが、忙しくってできなかった。

肥料もいっぱい残っているので、来年は植えてみたい。


テストで今年、家庭菜園をしてみたけど、まったく上手く出来なかった。

唐辛子を大々的にやって、凄い手間が掛かったけど上手くいったので、まあ同じようなもんだと思うが、

結局、野菜は手間を掛けてやらないと、植えただけでは、それゃだめに決まってる。





いよいよ、世界がひっくり返りそうな気配がしてきたが、

この国は大丈夫かなあ。


食料の輸入農産物が安いように見えていて、

それなりに、安い輸入品を如何に上手く売るか、買うか、と思っているかも知れないが、

そうはならないような気がする。

円 なんて不安定な通貨を今の基準のままで推移すると思ってるんだろうか。

円が国際的に下がれば、輸入農産物は当然高いものになって、ひょっとすると国産農産物より高くなるかもしれない。

その国産農産物も、原油が円安で高くなれば、当然コストが上がり高くなる。

それでも、自国で生産する方が安く出来るのは当然だが、

つい最近、通勤に使っている道路の沿線にある幼稚園が、建て増しの為、近くの道路に面した田圃を借りて、

仮のプレハブ園舎で、運営していたが、完成してそのプレハブ撤去後、あろうことか田圃は砂利で埋められていた。


ガソリンを使ってトラクターを動かし、石油で出来たビニールを張って作物を作るような農業が、

円の価値が半分になった時、ただで済むわけがない。


粗食になって健康を取り戻し、また力を合わせて進む精神力が残っているのだろうか。

ひとの物を盗んだ方が早いというような精神性まで輸入しているこの国は、テレビに映る難民の列に並ぶのだろうか。


『 えっ また 地震 』

『 多いなあ 最近 』

『 どうにかしないとなあ 』

住友林業のあのコマーシャルが好きだ。


 
2015.10.26 Monday

吉村さん とみつの『ほっこり金時』







子供の頃の『 天ぷら屋 』さん。

今でいう、スーパーの惣菜売り場の、天ぷらに特化したお店。


こども心に、このおじさんとおばさんが好きだった。

何故か、幸せそうに映っていた。


冬になると、大きな壺が出て来て、その壺に針金を刺してさつまいもをぶら下げる。

商品名は、『 つぼやき 』。


もうひとつ、直径1m位に見えた鉄板に、縁のある厚さ3cm位にスライスして、並べて焼く。

こっちの商品名は、『 やきいも 』。


壺焼きは、時間が掛かるからか、高かかった。

安い方のやきいもが、自分のこづかいで買える適当だった。


これが好きで、始まると近所でも目立つくらい、毎日の様に買いに行ってた。

6歳上の姉が、「 あんたが、しょっちゅう買いに行くから、近所の人に『 お前が買いに行かせてるんやろ 』 」

と、言われたとおこっていた。



あの、つぼ焼きの熱源は炭だったのだろうけど、

どういう構造になっているのか、一度目撃した事はあるけど、覚えてはいない。

やきいもは、あぶらは引いてなかったけど、風呂の蓋のようなきの蓋をしていた。


一昨日、saecoがとみつの『 ほっこり金時 』をstaubで、焼いてくれていたので、

きのう、オーブントースターで、同じような焼き芋になるように焼いてみた。


焼き加減は、ちょっと違うように思えたが、塩味はやっぱり正解だった。

塩をふって食べるあのおじさんのセンスは、良かった事が大人になって分かるようになった。


焼き加減がちょっと違うというのは、もっと生っぽいというか、もっと繊維の筋があったように思う。


あの野性的な味のさつまいもは、もう今は無いのだろうな。


それとも、もっと低温で、水分を飛ばすようにじっくり焼いていたのだろうか。


まゆげの濃いおじさんだった。



 
2015.10.25 Sunday

フトール







小豆島に来て、農業を始めた頃は、お陰様で応援してくれる方は多かった。

でも、すべてが上手くいかず、すべてを断念して、僅かなベビーリーフだけ残した。



一番の協力者は、道の上に住む『 小森のおばちゃん夫妻 』だが、おばちゃんがいなければ、できない。


機械が不具合を示せば、島の反対側の端にいる、農協の農機センター所長が来てくれる。

週に数個口しか出荷しないのに、ヤマト運輸も必ず集荷に来てくれる。

もうひとり、ハウスのまわりの溝を掘ったり、

水道周りのメンテナンスを、してくれて、頼めば何でもしてくれる何でも屋もいてくれる。



もうひとり、この blog をいつも読んでくれていて、何かの変化を書くと、

顔を知らないその息子が、おやじに言って、おやじから電話が入り、いろいろとアドバイスをくれる。

その親子は『 杉山有用微生物研究所 』という仕事をしていて、自分からすれば『 菌の魔術師 』とでも、

言いたくなるような、地味な肥料会社をしていて、相談した菜種油粕主体の肥料も作ってくれた。

僅か、年間に30袋も買えば足りてしまう量なのに、わざわざ作ってくれた。


今回も、高知のチンゲン菜農家、武政さんの土を見て、「 やっぱり自分の土は有機物が足りなくなっている 」

と、書けば、心配して、でも忙しくってリダイヤルも出来ないでいると、二度も掛けて来てくれる。


隣りの谷で、牛を飼い、ここら一帯の土地を所有していたらしいが、徳本って牛糞主体の堆肥を、

以前は、2tダンプ車で島のあちこちに配達をしてもらっていたが、

「 袋入りで、12袋、ハウス前に置いておいて 」と頼むと、

2棟の入り口にちゃんと、言わずとも6体ずつに分けて積んでくれていた。


これじゃ足りないと、6袋追加を頼むと、ちゃんと置いてくれていた。



毎週のルーティン化している作業も、不要と思える手順を抜き始めていて、

ひと畝の作業で、延60分くらいは短縮できている。



この60分を、今年の冬は、葉のメンテナンスに使う事にする。


 
2015.10.24 Saturday

有精卵のカタラーナ







相変わらず、誰が食べても、目が大きく開くようだ。


いつだったか、『 アルファー カタラーナ 』で検索すると、

「 アルファーのカタラーナって、ほんとうに美味しいよね 」って、ツイートされていた。


ムソーさんの商談会で、きれいに飾ってもらっていた。



昨年、『 向日町の神崎屋 』さんがこの商談会に来られて、絶賛されていたが、

「 パッケージが良くない 」って、指摘されていた。

どう良くないかという内容は、「 中が見えた方が、味が見える 」

「 おしい! っていう商品だね 」って、社長の後を受けて、奥さんが言葉をつないでくれた。


今までは、これで好いと思ってきたが、ここに来て、お客さんも変わって来たので、

パッケージも換え時かと思うようになってきた。



このパッケージのデザインコンセプトは、『 読んで頂く 』デザインと依頼していた。

低成長時代・成長しない時代になって、落ち着いて商品を見る必要を感じていたからだが、

少々、コストが掛かっても、読んで分かるより、見て分かるデザインがやっぱり必要かと思うようになってきた。


振り返れば、社会の情勢より、自分の状況が反映しているだけかも知れない。

単純に、このカタラーナを開発した当時、私は暇で、今は忙しい。

そういえば、あの頃はまったくテレビを見る事も無かったのに、今はよく見ている。


そのテレビの天気予報も、そういえば『 天気図 』が出て来なくなった。

天気図を見て、自分の地域がどういう天気になりそうか考えるより、

全国のそれぞれの地域が、お天気マークで、ひと目見て分かるような、予報士が出す絵柄で納得する。



話を戻すと、食べなきゃ分からないようでは、売れない。

元々、売れるというより、「 自分が満足できるスイーツを作りたい 」が、動機だが、

ひとに美味しいものを食べて、幸せ気分を味わってもらいたいを動機に仕事をしているのだから、

食べてもらわなきゃ、意味を実現できない。


相場が高けれゃ、定額の売り場により多く持っていく機会だと思うのだが、

見る立場の違いによって、これがなかなか見えないらしく、それも無理はない。

食べてもらって、素晴らしさに気づいてもらわなきゃ、その多寡は店の売り方に依存するしかない。

相場が高くて、定額の注文が増えるという事は、それだけ普段買う事の無かった人が買うという事だから、

買った人が100%定着する訳じゃないという事は、ゼロでもないという事だから、

『 知らぬ振り 』をしてればいいだけだと思うのだが、これが人間にはむつかしいらしい。



「 知ってても、知らぬふり 」は、18歳の三男坊に教えられた、テーマだが、これは、修業のようなもんだ。





 
2015.10.23 Friday

新橋







新橋って街も好きで、どうしても『 汽笛一声新橋を・・ 』って母親が唄っていたのを思い出す。


高校の同級生が、この新橋の駅前ビルで働いていたのを訊ねたビルは、今も残っている。

もう、40年以上前の出来事になっている。



2年前、同じ商談会に参加した夜、娘と待ち合わせをして食事したホテルを偶然予約した。


たしか、「 お金が無いから 」と働いている虎ノ門から、30分ほど歩いてきたと言ってた。



東武の太田専務が、来てくれた。

今週お会いして、来週、セミナーで御一緒して、再来週出張帰りに高槻に寄ってもらえる。


お互い三週間連続で会えると喜んでいる。


魚の缶詰屋さんのブースで、鮮魚売り場で「 販売すれば、驚くほど売れる 」聞いて、

なるほど、と聞いてびっくりした。



商品力だけではやっぱり不充分で、店で如何にスポットライトを当てるかによって、

その商品の輝きが変わる事を知らされた。



教えられることの多い人だ。


東京の古い街も、やっぱり感じる事が多く好きだ。




 
2015.10.22 Thursday

『 フルーツ夢人参 ひとみ 』






今年から、ブランドの『 フルーツ夢人参 』に新しく、加わった仲間。

青森県産 木村好春さんの ひとみにんじん。


糖度は、今の季節の人参にしては高く、10.2度あった。


うちの取扱い人参は、12ヶ月間産地リレーしながら続く、『 ベータキャロット 』と、

秋の終わりから、春の終わりまで続く、高糖度系の 煮ても炒めても、

ジュースを絞ったら、「 これ、ほんまに人参だけ? 」 とみんなが疑うようなおいしい人参をリレーする。



いままで、いろんな風物詩となる季節の野菜があったが、

これも、一大イベントのような体を成してきた。


今年は、新しいお客さんが増えているだけに、その評判になる事がすごく楽しみ。



この人参の種も、カネコ種苗が開発している種で、次に続く『 紅粋 』も、そうで、

大好きな南瓜の品種『 恋するマロン 』も、一番美味しいと思っているミニトマト『 ラブリーさくら 』も、


みんな、カネコ種苗さんの開発した種。


仲良くさせてもらっているカネコ種苗で、毎年1月か2月に東京の流通センターでされる展示会に参加する。



今日から、同じ会場で、ムソー株式会社さんが、商談会を開催される。


早起きして、今から二日間、その商談会に出展しに行く。




 
2015.10.21 Wednesday

はた楽







小豆島で、採れた 茄子 

りんごは、28玉サイズのシナノスイート。


久し振りに、田楽にして食べさせてもらった。

茄子の田楽は、実家の夏の定番料理だった。


東京で遊んでいる頃、仲間によく素麺と茄子の田楽を作って食べさせていた。

私の料理の師匠のキコリも、「 淡白なものと、あぶらっぽいものと合わないと思ったけど、よく合う 」

と、みんなにも大うけだった。



はたらくとは、はたが楽になる事だ

と教えられたことがあるが、如何なる場合も、はたからの発想を描いていて、

初めて実現できることだ。


言ってくれる人を大切にしないとダメだ。

せっかく言ってくれる人に、心の中ですら反論しているようでは、ひとは成長できない。



また、事業を大きくし始めているので、課題を抱える事は当たり前だが、

また、手間のかかる課題を抱えてしまった。

はたのためにというのもらくではない



自分と同性の おとこってのは楽だ。

おんなのひとってのは、どうも苦手だ。


考えている事は理解できるし、気持ちも分かる。

だけど、双方の中間にある事実を共通に認識していく過程が見えない。


かつて、同じ場面に遭遇した事があり、それは自分も同じ作業をする事で解決した。

でも、今回は少し事情が違って、同じ作業をする訳にはいかない。


でも、急がばまわれ ともいうので、芸の幅が無い自分は、やっぱりそれしかないのかな。



思い起こしてみれば、昨日は、明日から東京である商談会の備品を送らなければいけなかったのに、

準備は、朝一番から、しておいたが、自分が行く日が今回は当日なので、一日勘違いをしていた。

三男坊が、先の課題を解決する筋道のポイントを作る為に、業者さんとの交渉が終わりそうな時に、

突然思い出して、勘違いに気がついたが、時すでに遅く、結局、最終の主管支店まで走ってくれて、

後5分のところで、間に合って、恥をかかずに済んだ。



一緒に作業をする訳にはいかないが、想像はついていたので、同じ場所で仕事をする事にしている。


その為のデスクを、今高槻で使っているデスクをその場所に持って行って、

高槻で使うデスクは、昔使っていて、引っ越した事務所の雰囲気に合わないから、小豆島で保管している、

そのデスクを、他の保管している出荷作業道具と同時に小豆島まで取りに行って、高槻に移動させる。


その為には、そのデスクが違和感ないような、事務所に設え変える必要があるので、

床のカーペットの張り替えする事を秘かに考えていて、そのカーペット屋さんと交渉していた。


カーペットを替える訳を、三男坊には、まだある他の理由を言ってあるだけだが、

まあまあ、助けられた。


其の後、長男に試算表の解説をしていると、「 この事務所には、座敷童がやってきている 」と言い出した。


「 座敷童って、なんだ 」と聞くと、「 福を運び込んできてくれるんだ 」って説明してくれた。


「 どうすれば、その座敷童は喜ぶんだ 」と聞くと、「 おやつとおもちゃ 」だそうだ。


「 なんとか、もうひとり座敷童を呼ぼう 」と言ったら、ちょうど間に合わせて凱旋してきた、

三男坊と、大笑いをしていた。



 
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