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2016.01.31 Sunday

南の果実 あてもや






これは、美味い。

熟度が問題で、そういう意味ではメロンやパインと同じかもしれない。

まあ、バナナでもそうだが。



バナナも、シュガースポットという、皮に黒い斑点が出てくる頃とされている。

バナナと言えば、意外と知られていない、冷蔵庫で冷やして食べる食べ方。

特に夏は、この冷蔵庫に入れる事を勧めているが、これがなかなか。

デンプンが、冷やす事で、ねっとり甘くなるのは当然だが、普及しない。

夏場は、あまりバナナが売れないが、この食べ方を勧めれば、もっと売れるのだが。

ひんやりした、甘さは夏の好物になる。

かき氷の、宇治クリームミルク金時みたいなものだ。

あの練乳のかかった部分を食べる時の、至福の喜びは、経験した者にしかわからない。



画像の『 アテモヤ 』は、1月19日に埼玉に送られてきた代物。

その日に試食を出そうと、実に包丁を入れたが硬くって切れなかった。

25日に、会社でみんなが試食したところ、女のひと達は『 美味しい 』とカンゲキ気味だったが、

自分と三男坊は、最後に残るうすい渋味の様な味が気になって、手放しにはなれなかった。


30日、家に持ち帰った一個を切ってくれた。

皮は、四分の一程度の広さが黒くなっていた。

食べてみると、その最後の渋みも甘みに変わっていて、本当に美味かった。


よく見ると、右隅のアップで写っているカットの尖がり部分に、筋が見えると思うが、

これは、軸の延長部分で、これは食べても差し支えないが、除いた方が美味しいとこだけを食べられる。



沖縄では、庭に植わっていて、実が落ちていても知らんぷりだそうだが、

その割には、高い。


まあ、立派な実が揃ったサイズで送られてきているので、分からなくはない。

スターフルーツも、見た人がビックリして、「 こんなサイズは見た事が無い 」と話するほど。


現在、会社ではこれらを揃えて、OKINAWA FAIR 中だが、注文が集まり過ぎて、

産地は、「 もう、やめてよ〜 」と、悲鳴を上げていた。


まあ、要望しているのは私だが、最後までお付き合い下さい。


 
2016.01.30 Saturday

祝 小豆島高校野球部






昨年秋に、香川県大会で優勝をした、とマルヨシセンター内海店さんの掲示板で見たので、

これは、春の選抜高校野球大会に出られる、と思っていると、

島の中では、チラホラと、そういう話が出ていて、

年金生活のOBは、困ったなあ、と言ってる、という話まで聞こえてきた。


田舎の小さな高校なので、こういう事も含めて、みんなで盛り上がっていく。


そう思っていたら、今日になって、沖縄の諸喜田さんからのメールに、

小豆島高校が、21世紀枠で、と、書かれていた。



 
2016.01.29 Friday

天日干し







この国にも、乾す事によって、価値を増す食品が数多く残っている。

私の中では、『 干し椎茸 』が一番ポピュラーだが、

太陽の力を借りる事で、陽性化するとでもいうのだろうか。


『 旨味成分が増す 』のなら、化学変化を起こしているという事だろうし、

単に、『 凝縮する 』という事であれば、錯覚という事になる。



でも、人間の身体も、日光浴をすると化学変化をいろんなところでして、

免疫力が向上したりするので、何らかの化学変化をしていると思う。


小豆島では、いろんな野菜を半日でも、切って、笊に並べて、乾していた時期もある。


まあ、正直言うと面倒だった。


ただ、その理屈を体感したかっただけ。



経済が、豊かになって、時間的余裕が生まれるのか、

経済が縮小して、諦めから時間的余裕が生まれるのか、

いずれにしても、もう一度こういう時期を迎える世代が出て来そうな気もする。


若い頃は、『 働かない 』事が、社会に対する抵抗だと考えていた時期があり、

銀行口座も持っていなかったし、住民登録もしていなかった。

でも、これでは なあ、と思い始めるまでに、30年も掛かった。



先の、日本アクセスのフードコンベンションは、示唆する事が本当に多くあった。


このレシピ本も、その西日本で開催されていたブースで頂いてきた。


もちろん、製品化されている商品の展示もしてあったが、

戻して、使うなら、自分で、前の晩に翌日の夕飯のメニューを考え、

朝に、カットしておいて、よく漁師町にあるような、干物を作る網に入れて、ベランダにぶら下げておけば、


帰って来て、美味い物を食べられるようになる。






これは、amazon で出ている。


魚の干物は、やめた方が良い。

帰ってきたら、カラスがベランダに住み着いていた なんて事になっても責任は持ちません。



きっと、温州みかんひとつでも、半日乾かせば、美味しくなっているような気がする。





 
2016.01.28 Thursday

雑誌のトレンド







昭和51年は、1976年。


古い雑誌が置いてあって、思わず手にした。


この雑誌の編集長が講演に来てくれていたから、置いてあったのかな。

この時代は、続々と、この版の雑誌が出版されていた時代だったような気がする。


地肌は白で、飾り気が無く、その分、紙には暖かみがあり、馴染むような手触りだった。

記事のタイトルには、社会に対して鋭角さを表すような表現が並び、この角度がインテリジェンスの尺度だったのか。



タケダのアリナミンが、大正製薬のリポビタンDに取って代わる時代だったのかな。

化学的に作り出したサプリメントの時代が、天然物に換わっただけの『健康寿命』では、

余り根本的な解決には、ならないだろうな。

『 使い捨て時代を考える会 』なんて組織も出来ていたらしいが、

使い捨てしなければ、経済が回らない仕組みで生きている以上、同じ事の繰り返しでしかない。


地の神と、天の神のおしゃべりが、自分の身体を通してしてくれているなら、

そのおしゃべりに身を任せて、楽しんでいれば、後は諦める覚悟だけのことになる。


靴が200足もある『 真正バブル世代 』だって。

1時間ごとに履き替えたとしても、靴を履いている時間を10時間だとすれば、

20日間は、同じ靴に巡り合えない。


やっぱり、凄い世代だ。



 
2016.01.26 Tuesday

遠藤さんのパセリ







『 パセリの歩留まりが良くない 』ので、ターミナルに行ったら見て来て、

と言われていたので、冷蔵庫に入って見てみると、

軸が太くて短い、いいパセリが入荷していた。



このパセリなら、どの辺で軸をカットしているかを加工のベテランさんに聞いてみると、

「 この長さなら、裾を揃える程度 」との事だった。

「 軸の長い時期も、同じくらいの長さで切っています 」と、

私の感覚と一致していた。


このパセリ加工は、冬の寒い時期、冷たい水を使うのでつらい作業だ。

前の会社で、下の水が出ないのでと、二階の一番奥の台所に水を取りに来ていた。

偶然、私がドアを開けると、学生バイトの娘さんが、手を真っ赤にして、

水槽にいっぱいの水を、胸に抱えて、こぼさないように歩いていた。

その話をすると、ベテランさんは、「 今でも、そうしています 」と   スパッ と言った。

すいません。


「 実は、歩留まりがあまり良くないので、一度入荷時の計量をしてみて 」、と頼んできた。


ひょっとすると、寒さで痛みの部分が多いのかも知れない。



このパセリは美味しいそうだが、あまり知らない。

でも、好きな商品の ひとつだ。



これだけの、みんなの思いが入っているパセリが、店で150円程度で買えるなら、


わたしは、安いと思う。

いつになったら、野菜を絶対価値で評価されるようになるのだろう。

市場に溢れているから安い、不足しているから高い、って、そんなもんじゃないだろう。

バカにすんじゃ ねえよ。

 
2016.01.25 Monday

有機栽培原料の『カット野菜』






『 千切りキャベツ 』『 ミックスサラダ 』『 野菜炒め用 』


どこまで、受け入れられるか、そこが問題。

商品化が、どこまでユーザーの目線で進められているか、掘り下げも必要。

この会社とのお付き合いは長く、阪神淡路大震災の翌年、社長から手紙が届き、その文体が気に入り電話をした。


「 明日、伺います 」と言ったところ、「 私が、明後日伺います 」と返事をくれて、

本当に、翌々日、会社を訪問してくれた。


その社長も、昨年亡くなった。



あの頃お付き合いさせて頂いてた方も、今はもう、新しい社長と、途中から入社して常務になった彼と、

二人だけになってしまっていて、やっぱり、20年の月日は長い。



原料野菜が有機というだけではなく、『 製品も有機 』の認定を受けている。

問題の殺菌も、次亜塩素酸ナトリウムではなく、ホタテ貝を原料にした『 焼成カルシウム 』をしようして、

賞味期限は、5日間。


なので、開封した時の次亜塩素酸ナトリウムの匂いが気になる人も、

『 それはない 』という事になる。


これは、私の話ではない。

話の方向性は違うが、私の話ですれば、元々、わたしは生の野菜はほとんど食べたがらない。

とまとでさえ、火を通さないと食べたいと思わない。

無双原理の、『 身体を冷やす 』という理屈でもなく、食欲そのものが湧かない。


そんな人間だから、『 商品 』と突き放して見る事になるが、でも、この製品には興味がある。



常備しておくには、5日は短過ぎる。

何故、ここまでカット野菜の需要が伸びるのか分からない。


昨夜は、上田市の山奥で、庭に藁で組んだこもに、大根やニンジンを貯蔵していた。

発展して、雪蔵貯蔵っていうのもある。


どうせなら、こういうのを、と思っても不思議ではない。


スーパーフード って、「 野菜は漢方だ 」ってことだろう。


そういう意味では、『 長生きしたけれゃミトコンドリアの声を聞け 』の方が面白い。





 
2016.01.24 Sunday

豚モダン







昼に『 ソース焼きそば 』を食べたかったが、「 麺がない 」ということだった。

それゃそうだろう、うちはスーパーマーケットに住んでいる訳でもないので、普通はない。

『 焼き飯 』が、今期終了になってしまったスイスチャードと炒められて出て来た。



買い物に行くというので、それなら、どうしても『 焼きそば 』が食べたいと言っておいた。


身体がどん底で、ずうと寝て過ごしていたら、「 麺を3玉買ってきた 」と言われたが、

「 それじゃ、足りないやろ 」というと、「 じゃあ、モダン焼きにする 」と言ってた。


夕方に、午前中の返事を聞きたくてムソーさんが電話をしてくる事になっていたので、

それまでには、起きておかなきゃ と4時頃に起きてきた。


身体は、重い。


落花生の追加があり、それじゃ心もとなくなって来て、木曜日入荷を前倒しでと頼んでいた、

返事が、途中で掛かって来て、「 時期が、時期だから難しい 」とのことだった。


もう一本、電話があったが、この電話が誰からどういう用件だったか、どうしても思い出せなかった。

『 長生きしたけれゃ ミトコンドリア の声を聞け 』を読んでいると、少し目が覚めてきた。

面白い本で、じょうずに描いている。


しばらくして、着信履歴を見ると良い事に気づいて、見たが、既に時遅しだった。


ほどなく、モダン焼きが出来てきた。


すっかり、家事をしない亭主になった。

楽でいいが、また何も出来なくなっていく自分がこわい。



出て来た『 豚モダン 』は、絶品だった。

これでまた、外で食べられないものが増えた。



 
2016.01.23 Saturday

出展疲れ






あさ、3時に起きて、雪の中を始発の新幹線に乗るために、とことこと、10分歩いた。

高槻は、降っていないから、カートを引きづる、ゴロゴロという音が、

通り沿いの住宅の電気のついていない部屋に、

響かないか心配だった。



予定より、一本早い在来線に乗る事が出来て、

予定の新幹線の切符を京都駅で買う事が出来た。

おねぇさん、朝が早いからか、ぶっきらぼう。


佐竹文彰さんの追悼の本を読みながら、乗っていると、米原を過ぎたあたりから白み始め、

岐阜辺りでは、すっかり雪模様。


そのまま、眠りについたらしく、シャッター音で目が覚めたら、富士山がきれいに座ってた。







残念ながら、いつものように、頭の半分から雲を出していた。


電車に乗っていて、一瞬で変わり息をのむ景色は、

この景色と、トンネルを抜けると雪国だった、

の景色で、乗客全員が歓声を上げる瞬間が気持ちいい。


今週も、小豆島への移動はお休みした。

ずいぶん、無理をしてたものだ。



さいきんは、出張中、疲れてブログを書く事も出来なくなってきた。


来週は、新横浜まで、再来週は、前橋まで、その次の週は埼玉まで、あと3週連続で東海道新幹線に乗る。


あっ、今度の埼玉は飛行機だった。


 
2016.01.22 Friday

OKINAWA FAIR







『 理解 』というのは、おそろしい。

日本アクセスの仲良くしてもらっている方の要請で出展していたが、

西日本では、どうも パァッ としないので、確認してみたところ、『 沖縄フェアーのモデル展示 』

と、いうことが、彼のしたい事だったようで、それならと、急遽金曜日の夜に、

沖縄に連絡し、画像のような商材を集めて、月曜日に送ってもらった。



直接の付き合いもいいが、こういう時に頼りになるのは、やはり現地のコーデネーターだと感謝しきり。



これからは、『 OKINAWA FAIR 』を皆さんにお願いして、お返しする。






でも、本当にしたかった事は、これで、誰も御客様はつかないけれど、

私と中澤は、楽しかった。


何たって、そこらのブースに、コールとプレスで絞る材料はいっぱいあるので、

次々と、いろんな青果物を入れて絞っていた。


それを近所のブースにいる方たちに飲んでもらって、ああだこうだと言っていた。


やっぱり、女性は、興味津々で、おとこはノンアルコールだとつまらなそう。




 
2016.01.19 Tuesday

Space Oddity






今日は、高松まで、佐竹文彰さんのお別れ会に行ってくる。


行ける事に、喜びを感じる。



いま思うと、よく私みたいなものを相手にしてもらえた。




『 カルロス・カスタネダ 』が書いた本を、若い頃に読み耽った。

夢は力で、その夢を管理する事で、力を得る

という一節があり、

とうじ、沢山の人と一緒に住んでいたが、

その中の一人、『 まさき 』という名の、少し変わったお姉さん、

に、いうと、「 そんなこと、したくない 」って、顔を横に振りながら言ってた。


40年程、前の事だが、実は自分でも そんなことは不可能だと思っていた。


ところが、今朝、夢の中にいる自分をコントロールしていた。

夢の中の自分を操れることもある という事が分かった。


そういえば、週に一度の昨日の会議でも、自分の中のユニットが、

必要に応じて、頭に登場し、そのユニットの中の自分が、ひとつひとつ説明を繰り返し、

だから、逸れる必要のあるところまで逸れて、ちゃんと元に戻れる不思議のなかにいた。



こんなことが、できたら便利 かとも思う。






 
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