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2016.02.29 Monday

名水にら






先日の アグリフードexpo で、もちろん『 名水にら 』も展示をしていたが、

何処の市場の方だかは知らないが、森さんのにらを見て、「 びっくりした 」と言っておられたそうだ。


「 こんなにらは見た事が無い 」そうだが、私もそう思う。

誰が見ても、これ以上のにらは無いはずで、昨日も、近所のスーパーに行くと、

四国のにらが、数種類並んでいたが、どれもショボかった。


そういうにらを並べていて平気、ということは、あまりいい野菜を並べようという気が無いのか、

野菜の品質そのものよりも、もっと違う観点で仕入をしているのか、どちらかなのだろう。



今年は早く、2月の初めの連休に長崎に行った。

たしかに、心配な畑模様だったが、森さんは元気なので、どうしたことかと眺めていくと、

森さんが、心配しなくても、「 この辺から良くなるよ 」ともう少し奥まで連れて行ってくれた。


その時は、その位置まで収穫が進むのに、3月に入ってしまうと、とても長い先のように思えていたが、

その通り、その位置まで来ると、森さんも自らのブログに書いているように、いいにらに成長して来ている。


森さんが追い掛けているのは、そういう意味では、他のにら農家とどこが違うのかと思う。

考えるに、にらの品質だけを追い掛けているのではなくて、自分の仕事の質を追い掛けているひとのように思う。



結果が出なくては面白くないだろうが、偶然出た結果では居心地が良くないのだろう。

自分の意志と技術が、そこに現れていないと、気に食わないんだろうな。


はっはは、分かるように思う。


そう考えると、モノづくりというのは、難しいと思う。

今に満足せず、もっと高みを求めるというのは、すごく大事だが、

こうして一年365日、同じ事を繰り返す仕事であれば、その平均点を作る事でもあり、

森さんは、その平均点を叩き出す事に、尽力しているのではないかと思えてきた。


もりさん、おそるべしだ。



いったい、森さんは何年、ニラを作って来たんだろう。

トラクターのエンジンの掛け方も知らなかった と言っていた。


たしかに、世の中は異次元に突入し始めたようだ。

支配を恐れていては、支配から逃れることはできないだろう。

いいにらを追い掛けていては、いいにらは作れない、と森さんが教えてくれている事と似ているのかも知れないな。


まけずにやるか

 
2016.02.28 Sunday

テンポ





そろそろ記録していかないと。


繰り返しが、時間の無駄になりそう。

 
2016.02.27 Saturday

宗田節





欲張りかも知れないが、取り扱いたい商材。


ホントは便利グッズとして、もっと進化させた『 本物出汁と本物野菜の簡単調理パック 』が出来れば良いかな。


もう、夫婦で共に働くとなると、家事の分担どころでは済まなくなる。


先日の新春勉強会で、『 イクメン 』という言葉が頻繁に出て来て、みんなは分かっているようなので、

どうゆう意味なのか、必死に考えていたが、思い当たらない。


講演が終わり頃になって、そうか、『 育児する父ちゃん 』かと思い当たった。

なるほど、これなら、意味が通じる。


今日の記事の本筋は、『 出汁昆布 』『 鰹節 』『 干し椎茸 』の並ぶ、青果売り場なのだが、

いきなり話が逸れたので、このテーマはまた今度。



ひと月ほど前に、沖縄の伊佐さんから電話があり、同じような商品開発の話があると言っていた。


要は、二人とも、年末の枝豆で、レンジパックの味をしめている。



それが、必要なんだ。


 
2016.02.26 Friday

そろそろ






先週末、アグリフードEXPO終了と同時に、saecoが倒れ、

夜にはひどい熱で、うなされていた。


土曜日に、お袋に会いに行く約束だったが、朝一番に電話で事情を話してキャンセル。

察しのいいひとだから、電話のベルだけで、すべて分かったらしく、

「 私も身体がよくなり、平静に戻れたから大丈夫 」

それより、すぐに来ると言ってくれて嬉しかった、

と、あいかわらず、らしいひと言を言っていた。



それで、その日は今週分の仕事をして、日曜には、東京に出掛けた。

この仕事はキャンセルする訳にはいかないので、何も考えないようにして、

saecoの、頭にケールを敷いたり、おでこから天辺までキャベツの R を利用して、包み込んだり、

これ以上、熱で脳が壊れたら困るので、必死の防御をひと晩中していた。



予定通り、飛行機が飛び、空いていたので、ゆったりした席に座っていた。

この席がありがたいのは、首を支える事が出来るよう、背もたれの頭の部分の両脇に調整が着いている事だ。


この TRC という施設は、慣れたもので、よくあるコーヒーショップでホットドックを食べた。

炒めたカレー味のキャベツが好きだが、生憎出てきたのは、ウインナーしか挟んでいなかった。


10分ほど前になったので、やおら指定の会議室を探して行けば、

ここは数年前に、こだわりやさんのスタッフ相手に、『 無塩せきハム 』『 カタラーナ 』の説明会をした部屋だった。



もう、みなさん、席に着かれていた。



昼の弁当を文化堂さんに発注されていたようで、私もそれを頂いたが、

もう、身体がおかしくなっていて、少し箸をつけただけで、味がまったく分からず食べられなかった。


それで、申し訳なく、気持ちだけ頂いて、お手紙の写真を撮った。



肝心の仕事は、先ず写真撮影から始まった。

これは、まずかった。

事前に、撮影すると聞いていたのに、

着ているスーツはヨレヨレで、ワイシャツとネクタイもチグハグ。


まあ、それ以上に気が集中できずに、『 ポーズを 』と工藤さんが言っても、顔がついていかない。

奥さんが、私の髪がひどいので、何度も丁寧に直してくれたが、もうまとまるほど髪に力はない。

もうひとりの、研修中の女性もやって来て、ネクタイを直してくれたり、ほとんど介護状態だった。

終わる頃には、気が入って来て、少しはましな表情になったかも知れないが、そう思えば終わってた。



少し待つと、水元さんとの打ち合わせの番がやって来た。


対峙しても、頭の中は、変わらず、黙っている訳にもいかないので、

「 話すべき事はすべて頭の中にはありますが、順番が考えられていません 」というと、

不安がよぎ、ったかもしれず、「 先ず、一番大きな話から入ろうと思います 」と口火を切ると、

堰を切ったように、言葉が次々と口から飛び出し、一気にまくしたてた。


やっぱり、だまってポーズを決めているより、喋っている方が得意の様だ。


だいたい、お互いが思っていた内容で一致をしているようで、去年のエントリーの内容も覚えてくれていた。


今回のエントリーは、そのエントリー内容に、少し脚色を着けただけの内容になっているが、

不思議なもので、初めてお会いしてから、真面に話をした事も無かったのに、

よくある夫婦喧嘩で、ああ言えばこう言うところまで、分かってしているような会話だった。

最大のテーマとなっている『 共有化 』の図柄まで、私の胸に描く図柄とまったく同じで、

きっと、脱線してタイムスケジュールが無茶苦茶になってしまうのを防ぐ手立てまで、考えていた、

アイデア、をそのまま山口貴広君に伝えてくれていた。



何分経ったか知らないが、とにかく50分しかないので、それが心配だが、

聞いてみると、出だしでもう50分くらいの内容になっているそうだ。


そうすると、如何に早口で、眼で追う文字の内容と、口から出る音の内容が、

一致して同じスピード進む必要がある。


今後の行動の『 指針 』を提示して、その事に『 感動 』と『 勇気 』を以って『 やる気 』になってもらうのが仕事なので、

私自身にとっても、これは一世一代の大芝居なる。


その後は、インタビュー、という事で2〜30分、カメラの前で取材を受けたが、

これは大変だった。

かみ合わない会話を繰り返すばかりで、自分で編集しながら話す作業になった。


ともあれ、一件落着、その日はお役御免となり、空港に戻った。

約4時間ほど、時間をつぶす事になった。

すこしお腹が空いているので、いつもの寿司屋で適当に食べたが、

どのネタも、同じような味で、そこも早々に切り上げ、横になれる場所を探した。


とごにも、なく、こういう時はいつもマッサージ屋に入るのだが、この日は身体を触られたくないので、

結局、搭乗ゲート前のシートを3〜4人分占領して、長くなって眠る事になった。

これも、出張で疲れて空港に戻ると、たまにやる事で、目が覚めるとみんなの白い目から、

そそくさと逃れて、群衆に紛れて、乗り込む。



これが、日曜の夜。


いらい、今日は金曜日。

高熱にうなされながら、過ごした。

昨日あたりから、眠れるようになった。

うなされながら、ストーリーを出だしから辿っていって、

いまは、最後の山場にさしかかっている。


熱から覚めれば、消えているかも。



なにはともあれ、早く体調を復活させないと。



 
2016.02.24 Wednesday

個性が一般化







今回の、アグリフードEXPOで、知り合った若者農家。

東京生まれの、御主人と滋賀県生まれの奥様、お二人で5反ほどの畑を耕されているそうです。



おいしそうですね。


この『 若夫婦セット(仮) 』というこの農場で収穫された農産品を、

夫妻のセンスに、お任せして宅急便一個口程度の野菜の詰め合わせをしてもらいます。

従って、送られてくる内容は、その時々で違います。


ただし、手紙を書いてもらいます。

若い夫婦が入って送られてくるわけではありません、御注意下さい。


その野菜で、売り場をディスプレイして、売れ切れごめんで御販売願う企画です。


元気が戻ったら、この企画、実現したいと思っています。




 
2016.02.21 Sunday

今日からまた切替







今日は、東京。

今回は、『 流通センター 』という、飛行場の近くだから楽させてもらえる。


10時に着いて、18時まで。

合間を縫って、発注書を作る。


野菜も果物も、端境期で少ない。



体調は? また、メバチ子が出来た。


昨日、めずらしく目ヤニが出ていて、それで指でこすった。

それで、手が汚れていたのか、やっぱり手は洗った方が良さそう。






 
2016.02.20 Saturday

転換点





何で、『 有機栽培・特別栽培 なの? 』。

こんなこと、分かりきっていて、でも誰しもが勘違いをしていて、

途中が無くて、いきなり『 健康志向 』とか『 安全安心 』だとか『 地球環境 』とか言い始めてた。



でも、22 とか 23 で 、見失っていた感覚が、『 肯定的に生きろ 』というジャマイカの音楽と、

34とか35で、『 いつまで、I can't get no saticefaction ってやってんの 』と彼女に言われた事で、

消えて無くなる事のない『 不満 』を立ち向かう事で、表に出て来ないようにしてやってきた。


消費者庁が大阪で、『 機能性成分表示の説明会 』をやるっていうので、中澤と聞きに行ったが、

あれは、いつごろのことだったのか、もうずいぶん前の事で忘れてしまった。


中澤と、方向性が明確になったのは、小豆島からの帰りのあの夜の、車中で、

誰かに頭を乗っ取られたかのような、流れるロジックの組立が出来た瞬間からだから、

かれこれ、3ヶ月くらいは経っているのかも知れないが、秋から3ヶ月くらい前までの、

ほんの2ヶ月足らずで、出来上がってしまった道筋を、少しずつ中澤が形にして来てくれた。

今回の、アグリフードEXPOは、その途中報告みたいなものだが、残念ながら中澤は終わると同時に力尽きて、

今は、臥せってしまっている。

ほんとうに、お疲れ様だった。


実は、上の画像で、二人が手招きして「 写真を撮ってくれるから早くおいで 」と呼んでいる、

陰の立役者、三男坊の嫁の『 直ちゃん 』がいる。

彼女が、始まる前の準備で疲れ切ってしまっている中澤を、よくフォローして力を出してくれた。


ひとつトリックがあり、それは商売上のこと故か、健康を勘違いしているという事。

みんな自分を、いま不健康と思わされているか、将来不健康になると思い込まされている。


これじゃ、生きてても落ちかないずら。


何で落ち着かないかというと、根本原理を知らないから、それゃ落ち着かないはずだ。

マクロビオティックをしていても、病気にもなるし、癌にもなる。

普通の事だ。

だから、マクロビオティックが、無効なのかというとそうではない。

これは、原理を解き明かしているだけの事なので、原理に沿って生きればいいだけなのに、

原理から湧き出る事象を守ろうとして、はみ出れば自分を責めて心をせまくする。

責める事は大事だけど、陽極まれば陰に転ずというように、過ぎれば元の木阿弥になってしまう。


原理の奥に摂理があるので、摂理を通して原理を眺めていれば、今の健康にありがたみを感じる事が出来る。



そういう筋書きを大事にすることかな。


 
2016.02.19 Friday

すいません






朝の未だ、お客さんの少ない時をねらって映してくれていました。

すいません、わたしが写っています。


今回は、むかしの八百屋と今の八百屋の、二部構成になっています。

取締役の増井が言うには、

「 小売りの方は、ほとんどが右の商品の前に滞留し、農家の方は左のビーツとケールの試飲に集まる 」らしいです。


ところが、会場近くまで来て、コールドプレスを2台とも、積み忘れている事に気づいた。

なんやかんや、自力で対策を考えたが万策尽きて、ふいに美翔物流の竹谷社長が頭に浮かんで、

即配の業者さんを紹介してもらう話をしたが、「 乗用車に詰めるなら、積んでいきます 」と言ってもらった。

助けてもらった。






お客さんは大入りで、会場をうろつく暇もなかった。

足を止めて頂ける方が多く、逆に落ち着いて見られないのではないかと心配になる。


今までに無い事が、写真を撮って行かれる方が非常に多かった。

面白かったのが、今まで容器屋さんが多く訪れられたのが、今回は種苗会社のお話があった。


私共の事業にとって、種苗会社とのお付き合い、それこそお取り組みが如何に大切かは、

昔から、痛感している。

しかも、技術部門の方との付き合いが大事。


かつて種苗会社同行で産地を訪問すると、「 これゃいい、出口と入口が揃って来たようなものだ 」らしい。


最近思う事は、うちの会社は営業より、どんな野菜を農家に栽培依頼できるかが肝心ということ。



さあ、二日目に行こう。



 
2016.02.18 Thursday

有機カット野菜







【 お待たせしました!これが欲しかった 】


さすが、ヤマダストアーさん、ちゃんとこの商品のポイントを書いておられる。

・原材料には、すべて有機栽培野菜のみを使用しています。    
・製造工程も有機の認定を受けております。           
・洗浄には、ほたて貝の貝殻を焼成したカルシウムを使っています。


この商品を説明するのに、必ず説明しなければいけないポイントが揃っていた。

ヤマダストアーさん、ありがとうございます。


単品としては、完璧だが、いまのところ、未だ店舗が扱いやすいとは言い難い。

これからこのジャンルの商材を、更に扱いやすくする為には、アイテムを増やす必要がある。

その為には、有機栽培農家を数多く知っている必要がある。


でも、お店が「 待ってました 」と言い、リピートが来て、売れているという事は、

食べる人も、「 待ってました 」という事であり、

野菜を栽培している農家も、畑の収益を上げる為には、「 待ってました 」

ということになる。


事実、この取組みを報告した途端、大きな有機栽培グループの代表から、

わざわざ電話が入り、「 余剰野菜等、宜しく頼む 」と話が来た。


この、 みんなが喜ぶ ということが冥利であり、その事の実現にしか、

もし、生きてることに意味を見出すなら、無いと思う。


 
2016.02.17 Wednesday

問題点も山積み






私の机から、見える風景。


明日からの『 アグリフードEXPO 』のメインパネルの、原稿を書いた中澤と、デザインをした中野が、

二人揃って、出来栄えを、感慨深くみつめている。



奥の部屋では、原田が事務をとっている。


その奥の壁には、マークエステルの黄色い油絵が、お客様を迎える為に微笑んでいる。

幸運は、黄色が好きという風水の論理に適っている。


こちらの玄関には、『 第19回 やる気と感動の祭典 』のポスターも貼られている。

この祭典では、にわかに私がこの一年間の我が社の事業を発表する事になったらしい。


その右側のドアは、私が初めて栽培した南瓜畑の様子がシールになって貼られている。

大事な機器らしく、白いカバーを掛けてもらって、野菜の機能性成分を測定する分光器も写っている。









午後から、出荷場に行くと、和田さんのごぼうが袋詰めが始まろうとしていた。

私とほぼ同じ歳の木村さんが、時間当たりのパック数記録を狙って、手際良く、気合が入っていた。


以前に作った倉庫は、すべての壁に断熱材を入れて内装の壁を貼ったが、

今回の倉庫は、そこまでできずに手抜きになっている。

倉庫の広さも、倍の220坪になっているので、そこまではよう出来ない。


その代り、冷蔵庫も以前の倍の広さを設置する。


まだまだ、準備段階で、問題点も山積み。

でも、その問題点を今回は私が解決しないつもりでいる。


引き継ぐべき人間が、自ら解決をしないと、早晩行き詰る事は確実なので、『 自分達でやれ 』と言ってある。


今回の大河ドラマは私も楽しみにしていて、

今週は幸村が『 自分は兄より才があると思っていたが、うぬぼれであった 』と言っていた。

早い段階で、『 うぬぼれ 』に気づけるなら、才がある証だ。

東隣の甲斐は豪傑を以ってよしとするイメージだが、

この信濃の国は、才を磨いてよしとする後の風潮は、その地の英雄が決めるのかも知れない。


そう考えると、27年もやっている当社も、同じ事を繰り返して、目先は巡って行っても、

根本的には、大して成長できていない事がよく分かる。



風土にまで、染み込んでいくには、年月のかかる事なのかも知れない。


 
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