商品のデザイン
見た目で、商品のグレードが伝わるように袋の厚みを試作してみた。
右が従来の 25 ミクロンの袋で、左がその倍の 50 ミクロン。
価格は、3 倍から 4 倍で、3 円程度高くなりそう。
どうだろう、見た目がほとんど変わらなかった。
というより、従来の 25 ミクロンで充分綺麗に見えることが再認識した。
50 ミクロンは、厚過ぎて作業がしづらいことも判明。
なので、わざわざ試作してもらって申し訳なかったが、従来で行くことにした。
毎日、ターミナルを訪問してくれている彼に、「 申し訳ないが・・・ 」 と謝ると、
『 従来品の価値を分かって頂けただけで、私は良かったと思います 』 と殊勝なことを言ってくれた。
商品を綺麗に見せたいという欲は、昔からあるが、最近、特にこだわり始めて、運ぶダンボール箱の材質も上げた。
こちらは、目下売り出し中の 『 紀ノ川柿 』
おかげさまで、田中さんが袋をかけてくれた数は、満足できそうな目処が立ち、足りないくらいになった。
ありがたいことだ。
案外、果物の開発がおもしろい。
えべっさん
えべっさん
昨日は、会計事務所に行って、決算をして、
会社に戻って、京の都メッセに行った。
昼時なので、平安神宮の神宮通りあたりで昼ごはんを食べようかと、
探していると、おあつらえ向きの、通りの左側に一台分駐車スペースが空いていて、
その向かい側に、名前は見ていないが、京都らしい和の侘びた演出の店があったので、
そこに入って、松花堂弁当を食べた。
大将は、黒のTシャツに黒のズボン、左の耳にゴールドのピアスを3つ飾った井出達で、和食の中でも異端児風。
満足できる味だったが、帰りに座敷の床の間を見ると、えべっさんが鎮座していた。
なかなかの風合いのいい、よく見ると歯をむき出して笑っていた。
「 ご主人、このえべっさんに似てきてるでぇ〜 」
と言って、帰ってきた。
やる気と感動の祭典 20
【 Lead Millennials to Organic Generation 】
このセミナーは、アファメーション という言葉が良く出てくる。
前回の発表の後、最後部座席で隣のマルヨシセンターさんに、恥ずかしながら聞いてみた。
「 アファーメーションって、なんですか 」
「 自分への課題を宣言するみたいなものです 」
なるほど。
学ぶだけではなく、自らも実践することを旨とするこのセミナーならではと、納得した。
それで、いままで、単なるアンケートで感想を述べればいいと思っていた用紙を、 良く見ると、
「 あなたのアファメーションを書いてください 」と書いてあった。
ひとの話も聞かないけど、書いてあることも見えていない。
ハッ ハッ ハッ
まあ、いいではないか。
THE right kind of madness
Send My Love
270,381,918
世界中で、今年の5月22日から、このビデオを再生した回数。
二日間の第20回『 やる気と感動の祭典 』 も、無事終わった。
半年前の4月は、私もステージに立つためのパワーポイントを、
ADELE の 【 25 】 てアルバムと、スコセッシの SHINE A LIGHT を聴きながら、
毎晩、夜中の 1 時 2 時まで頑張って、作っていた。
ステージまでの花道を歩く間、自分で後押しする曲を選ばせてくれるので、
その、ストーンズの曲を選んでお願いしておいた。
ADELE の SKYFALL も好きで、退場するときにかけてほしかったが、そこまでは遠慮した。
LOVE IN THE DARK ・ MILLION YEARS AGO という、たしか 8 曲目・9 曲目の曲が好きだった。
懐かしいと思う。
ところが、このアルバムのオープニング曲の HELLO という曲の YOU TUBE の再生回数は、
1,760,936,196 回だという、とんでもない数をたたき出している。
まあ、綺麗といえば・・・
一流のセミナーだから、一流のホテルでやろうというのは、賛成だ。
夜中に、ホテルを徘徊していて、こんなショーケースがあった。
ヘルメスのかっこいいマネキンも置いてあって、セーターもパンツも、コートも良く似合っていた。
まあ、買おうとするのは、このチョコレートくらいか。
セミナー、すごくみんなが頑張っている。
内容もだけど、PW の作り方もえらい気合が入っていて、センスが良かった。
これで、4 回目だが、明らかに訴求している点が進化している。
世の中は、変わろうとしている。
昔に、売りたいと思えば、同じようにその野菜を作りたいという人と、
それを買いたいと思う人が、それぞれが成立するだけのバランスが、あたかも法則のように存在していて、
それは、天と地の間に一定の周波数で流れる気を、それぞれの立場で感受するひとが居るということが、
自然の摂理と同居しているからだと、ちょうど 35 年前の南風商店を始めたときに、覚えた。
あのころは、自然食品に特化していた時期だったが、あの頃の少数派のように、
力技に対して、どのように前に進むか、を考えてやっているみんながいることを感じる。
あの頃に比べれば、少数派とは言うものの、絶対数は確実に増えている。
ということは、その方向に流れているということで、自分が非力であっても、
そこに、まじめに流れていれば、みんなが流れ着くその場所で、先に行って待っている事が出来る。
I LOVE YOU !!
って、初めて言ってくれる人が現れた。
もっとも、先生と言ってくれる方も、現れて、やっぱり商売人に見えないんだとも思った。
人間死なないもんですなあ
不思議なものですが、
人間、死ぬ気でやってもなぜか死にませんな。
(松下幸之助)
毎日読ませて頂くブログで、載せて頂いている『今日の一言』
不思議なもので、プッ と吹き出した。
大阪の人一流の冗談。
明日は、4 回目の『 やる気と感動の祭典 』参加。
ただ聴いているだけの参加では、つまらないので今回は、商品を並べさせていただけるブースに申し込んだ。
忙しい、中野に無理を言って、2 枚 POP を作り足してもらった。
なかなか、いい出来栄えで、喜んでいる。
今日は、彼女と原田香織ちゃんも参加をする。
なぜか、このこは CHAN という呼称がつく。
天気
今年は、もう台風は来ないのかな。
9 月の 20 日頃に来た台風で、この秋の台風は、もう来ないと思ったが、
高知のチンゲン菜農家、武政さんは 「 年間平均までには、後 2〜3 ある 」 と言って、悲観から出ようとしなかった。
11 月に入ってから、来るなんてことは、なんとか勘弁してほしいと思う。
今朝は、背中から吹いてくる風が冷たくて、天気予報を見れば、最低気温は 14 度だった。
寝ている間の鼻炎がひどくって、口を開けて眠っているようで、咽喉が渇いて痛かった。
あ〜あ、と思っていたが、この数日、ずいぶん軽くなってきた。
原因を考えてみたが、どうも先の土日に、saechan が寝室のカーテンを洗ってくれたからかもしれない。
昨日は、リビングの大きなカーテンを洗ってくれていた。
自分は点媚薬を ピュッ ピュッ とする程度で、何もしようとしない。
洗面所には、鼻うがい用の容器と塩が置いてあり、リビングには買ってくれた蒸気の吸入器も置いてある。
だけど、しようとしない。
目を上げると、網戸が埃まみれになっている。
この網戸を洗うと、これもずいぶん違ってくるのは、過去に洗って分かっているのに、しない。
暑いうちにしとけば良かった。
特別栽培 誠の香り
大葉の袋は、大概 20 ミクロンの厚みの袋を使う。
たかだか 5 ミクロンの違いだが、この差が、野菜を袋に入れた場合、
見栄えにおいて大きな差となって現れる。
もともと、美味しくも無く、食べてもそんなに滋養にならない品質なら、そんな馬鹿なことはしないが、
中身が、しっかり栽培方法で、結果の大葉も、香りが良く、ジュースにしてもらって飲んでも、
私の頼りない鼻に、力を与えてくれるので、大切にしていて、だからコストを掛けて、
少しでも、家庭で利用される方が増えればいいと、馬鹿をしている。
かつて勤めてくれた、藤井美穂という、イタリア在住の経験も持ち、いまだにイタリア通いをしている、
デザイナーに、特別に頼んで、ラベルのデザインをしてもらった。
主題が、日本の大地からで、副題が地球の上の日本という国、という文字を入れている。
しかも、特別栽培だからと、128円売りにすることも無く、
慣行栽培の大葉も、年間平均を取れば、98 円程度になる価格に合わせて、仕入れ値と卸値を決めている。
今の私にしてみれば、完璧な商品開発となって、自慢のひと品と出来ている。
アメリカは、いろんなハーブ野菜があったが、大葉は無かった。
これぞ、アジアのハーブなのかもしれない。
腐らない野菜
ちょうど 1 年前に かごしま有機生産者組合 というグループから、送られてきたさつまいも。
品種は、紅はるかだと思う。
ずうと会社で、私の席の後ろの、窓の桟に置いてあった。
春頃、芽が吹いてきて、御覧のように、生い茂っている。
腐らない。
だれだ、有機の野菜は窒素だらけだ、と言ったのは。
そんなのは、過去の物語だよ。
世の中は、常に進歩している。
農業も科学的に進歩をして、化学的に捉える時代。
ひとつには、牛肉のトレースが始まった頃、野菜のトレースも始まって、
トレースが進むと、栽培内容を記録するようになり、自分のやっていることを客観的に見ることになる。
つまり、自分が情報を出すことによって、ひとの同様の情報を見ることになる。
そこに、客観視が始まる。
いくら会社の中といえ、夜中は無人になり、冬は冷え込む。
毛布を掛けてやった覚えも無い。
それでも、こうして、命をつなごうとしている。
さつまいも に意志は無いように思う人が多いと思うが、実はそうじゃないことが分かる。
意志は、私たちの眼や、耳、鼻、舌、身と同じように、意が、遺伝子の中に組み込まれていて、セットになっている。
つまり、『 本能 』 という言葉が当て嵌まる部分のことで、これを伝統的に人間は知っていた事になる。
人間は、歳とともに、外からの情報だけではなく、自分の身体の中からの情報に耳を傾けるようになる。
どこかで、耳聞きした言葉ではなく、自分の言葉が生まれてくる。
これを、英語では ROOTS と呼んでいるのではないかと思う。