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2019.04.30 Tuesday

Sparrowhawk Farm

 

 

 

 

 

着いたところの景色は、北海道そのものだった。

 

この大木は黒胡桃だと言う。

 

 

 

 

 

 

どんなのかと思っていたら、こんなのだった。

 

 

実が黒いのか、汚れているだけなのか分からないが、見た目には黒く見えても疑いは残っている。

 

 

それよりも、栗は何となく芽が出てきそうな雰囲気があるが、こんなに硬い殻から発芽出きるのかと思ってしまう。

 

 

 

確か、おじいさんの代には広かった農地も、財産分与で狭くなったそうだが、

 

 

兄弟とも、農業をしているそうで、この世代では未だ農業は明るかったのかも知れないし、選択肢がなかったのかも知れない。

 

 

そんなことはないか、私より下の世代に思えたので、やっぱり意思をもって兄弟二人とも農業に従事したのかな。

 

 

ここは ORGANIC で今風の農家をしているが、兄弟は慣行栽培の農業をしているらしい。

 

 

近くで遊休地が出るので、少しずつ周辺の農地を自分で耕作して、面積が増えてきたと言ってた。

 

それでも計算上は、20町歩程度だから、これもまた北海道の平均的な農家と同じ雰囲気がする。

 

経済的には、そんなに楽では無いだろうなと思う。

 

 

 

ここでもまた、CSA が活躍している。

 

 

COMMUNITY SUPPORTED AGRICULTURE の略称。 

 

 

 

 

 

 

日本でも、このシステムが稼動し始めている様子で、農研機構さんが解説の記事を出していた。

 

https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/063139.html

 

 

要約すると、消費者と農家が結びつき、年間料金を先払いし、農家はその額に見合う農産物を用意して、

 

消費者がその農産物を農家まで受け取りに来るシステムになっている。

 

ここに、『 SUPPORT = 支援 』 という意識が反映している。

 

 

我が社が取り扱う農産物は、我が社のカラーが出るように共通イメージデザインの商品ラベルになっている。

 

同じ PLANER の企画商品だと分かれば、初めての作物にも手を出してもらいやすいのではないかと考えての結果で、

 

それだけではなく、農家の名前も記載しているので、同じ売り場で買ってもらえれば、違う作物でも判るようにしている。

 

生産地も出ているから、よく手紙が届いたりするが、もっとディープなフアンになってもらえれば、

 

旅行にでも近くに出かければ、出来ればその農家のところに寄って欲しいとの儚い希望を持ってしている。

 

 

 

ところが、この CSA システムは、農家のところに出かけて顔を合わせる機会がある点が優れている。

 

もちろん、宅配もしているのだろうけど、配達専門のひとがしている訳ではなく、

 

ましてや、宅配業者に委ねている訳でも無いので、気が通う関係が出来る可能性が大だとなる。

 

もちろん、経済は大きくならないが、GLOBAL ECONOMIC が行き詰まりを迎えている時期に、

 

あたらしい、というか、経済の基本というか、そこに立ち返ろうとして当然のようにも思う。

 

 

 

 

 

 

 

ここは、その為というわけでもないが、少量他品目栽培のエリアとなっている。

 

評判のルバームも、ちゃんと栽培されているから可笑しい。

 

 

 

 

 

 

農家さん二人は、夫婦なのか兄弟なのか判らず仕舞いだったが、其れぐらい息が合っていた。

 

 

その真ん中でルバームを貰って喜んでいる彼女は、ニューヨークの BAKERY に長年勤めたあと、

 

出会った IT伴侶と共に、PORTLAND に移住してきて、自宅でパティシェをやって、

 

ファーマーズマーケットや、ニューシーズンズマーケットに納品したりで、頑張っていた。

 

彼女も、CSAのこの農家の会員となっているそうで、雰囲気はすっかり仲間の様子でこちらまで嬉しくなる。

 

 

 

 

 

 

なかば自生しているキノコの乾燥詰め合わせを頂いて、喜んで帰ってきた。

 

 

 

 

いよいよ、3日間の旅も終盤で、残り一箇所になった。

 

記事を飛ばしている訪問先も SALMON SAFE PROJECT のような素晴らしい活動拠点や、

 

デベロッパーじゃないが、空いた工場の再利用をしているグループや、いろんなところがあったが、ゴメンナサイ。

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.29 Monday

FARM & KITCHEN

 

 

 

 

 

SEED TO PLATE CATERING

 

 

The Side Yard offers unique seed to plate catering for all occasions.

 

We grow your menu on the farm and work closely with our hyper-local farmer & rancher friends,

 

sourcing as localy as we can.

 

 

Whether its a small, intimate gathering or a wedding for 300, 

 

we will work with you evry step of the way to craft a custom menu and provide excellent service.

 

 

 

なんとなく、知らない単語のオンパレードでも、下の画像を見てくれれば分かりやすい広告かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

BLANCH という事であったが、今回まったくどこで何を視察するのか調べていなかった私たちは、

 

朝から、普通の朝食をホテルで摂っていた。

 

 

なので、申し訳なかったが、それぞれの料理を味見程度にしか食べられなかった。

 

撮り逃した料理が、あとひとつか、ふたつあった様に思う。

 

 

 

 

 

 

 

こんなタンポポが咲いている庭にテーブルを並べて、直ぐ目の前にある野菜を使って、ハイキングのように食事をする。

 

 

そんな様なところ。

 

 

 

今回、あまり感激した味には恵まれなかったが、ここの料理は美味しかった。

 

イースターという事もあったのかどうか、35人程度がテーブルに着いていて、驚く事に日本人が3グループほどいた。

 

 

料理に使われているベーコンは、うちの無塩せきベーコン同様美味しかった。

 

ベーグルだと思って食べたが、ルバーブと苺のジャムが着いていて、これも家で焼いてくれるものと遜色なかった。

 

 

揚げているものは、なんだろう、何だかよく分からなかったけど、意外といけて3個ほどもたべた。

 

 

最後の料理はさすがに手をつけられなった。

 

 

 

オーナーは未だ若く、画像がないのが残念だが、格好のいい方だった。

 

 

 

 

 

でも、待てよ と思って、調べたら HP に動画がアップされていた。

 

 

インタビューでは15歳から料理人をしていると言ってた。

 

 

日本でも、街の近くでこういうレストランが出てきてもおかしくない頃かな。

 

 

直ぐに思い出したのが、枚方の『 杉・五兵衛 』 20年あまりも前の話しになるが、

 

当時アルファーの営業部長をしてくれていたトクツさんが紹介してくれて、何度か訪問した事がある。

 

 

 

この場合とは時を隔てて少し趣は違うが、さらに志しあれば誰でも可能なモデルになっていた。

 

 

 

 

すこしずつ、小さな経済が文化として根付いていく過程を目撃できたような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.28 Sunday

SUPERMARKET PEOPLE'S & BASICS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダウンタウンと郊外の住宅地にあった対照的なお店。

 

どちらも、100坪程度の小さなお店。

 

センスの違いは、創業の時代の違いだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

でも、やっている事は同じ。


 

COMMUNITY を如何捉えているかで、地域のためのお店を目指している。

 

 

 

 

これだけのインフォメーションで、欲しい情報が得られるのか。

 

 

 

 

そんなに鶏を飼っている家庭が多いのかとも思うが、気持ちは分かる。

 

 

 

 

ルバーブとストロベリーを合わせて食べる事を提案していて、

 

ちなみに煮ると美味しいジャムになる。

 

ルバームはカリウムを沢山含んでいて、身体の中の余分な水分を排出してくれる。

 

つまり、陽性な性格を持っていることになり、むくんだりした時に有効な食べ物という事になる。

 

にわかに取り沙汰された野菜なのだが、今回アメリカでは大流行だった。

 

カルシウムもビタミンCも、おまけに見たら分かるように、食物繊維が豊富な上にアントシアニンも含んでいそう。

 

 

これなら、今の健康志向にはうってつけという訳で、みんなが騒ぐのも納得だが、

 

あいにく、日本で公式な栽培は認められていないと数年前に聞いていた。

 

ところが、日本でもあちこちで少量の栽培がされているらしく、おまけに種屋さんが売っているとも今回聞いた。

 

 

で、八百屋としては調べるしかなく、調べてみるとやはり得ている情報の通り、

 

営利目的の栽培や自家増殖については、認可制となっている。

 

もっとも、いずれ解禁になると思うが、現時点では八百屋が扱うにはリスクがあるという結論に達する。

 

 

 

 

 

一方 PEAPLE'S では、エキナセアのチンキが売られていた。

 

エキナセアと言えば、免疫力向上というか、更に天然の抗生物質とまで言われて、

 

ウイルス性の風邪の万能薬と言われていて、アメリカネイティブはこれを重用していたと出てくる。

 

さらには、ドイツではこのハーブの効能を国として正式に認めたとまで書いてある。

 

 

私たちは、この2〜3年、すっかり薬膳茶やハーブティーのお世話になっていて、

 

このエキナセアは、いつも飲ませてくれていて、おかげで重篤に至らずに助かっている。

 

 

 

品揃えからすると、少し濃さが違うような気もするが、今回訪問した数少ない食糧品店で、

 

どちらも買い物に行きたいお店を案内してもらって嬉しかった。

 

 

 

ちなみに、PEOPLE'S の前の広場でリラックスしているときに行き合わせた男性と、

 

次に時間合わせに行った NEW SEASONS MARKET で鉢合わせになって、お互い、

 

『 ぇっ 』 という顔で驚きながら、次に『 お前もかっ 』 と手を振って分かれたことが印象的だった。

 

 

 

ちなみに、チンキの右に写っている赤い瓶は、次に紹介するところで買って来たルバームと苺のジャム。

 

その奥に写っているのは、穀物具沢山のとても気に入っている クラッカーでとても美味い。

 

SAECO は目ざとく、BASICS で見つけて買ってきて、レジで『 これ美味しいよ 』 と声を掛けられ、

 

美味しいものは、みんな美味しいと思うようだ。

 

 

 

 

 

 

2019.04.27 Saturday

住宅街の森作り

 

 

 

 

 

Winslow Food Forest

 

 

 

 

 

彼だと思ってたが、彼じゃないのかと思ったが、奥さんと子供が二人いるというから、やっぱり She じゃなく、He なんだ。

 

 

もちろん、やってることは男っぽい決断なので、男らしいという事になる。

 

 

何の決断かというと、【わら一本の革命】に刺激を受けて、この事業に切り替えたそうだ。

 

福岡正信さんは、英語版が出版されていて、むしろこちらの本の方が POPULAR になっていると聞いたことはあった。

 

 

 

 

 

 

これは、最初の画像から畑の奥のほうへ行く道すがら。

 

 

季節柄、まだ雪が融けたばかりだから作物が余り目立たないが、食べられる植物がいっぱい生えている。

 

 

【生えている】と思わず書いてしまったが、正確には植わっているが正しい。

 

 

しかも、陽光がいっぱい必要な植物は、周りに背丈が余り伸びない植物の中に植えていて、

 

その背丈が高い植物の北側には、余り陽が強くあたらないほうが成長する植物を植えている。

 

それだけではないが、植物のあらゆる性格を知り、その性格を生かせるように計算しつくしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう書くと、かなり突出した農業に読めてしまうかもしれないが、

 

このように、普通の畑っぽいところもある。

 

広さは聞き忘れたが、

 

凡その勘で、

 

千坪から千五百坪くらいかな。

 

このように耕しているところは、三百坪もないんじゃないかな。

 

 

 

薄い茶色のところは、何かの植物のチップでマルチになっていて、草が生えにくくなっている。

 

濃い茶色の土色のところは、最初に一度だけ耕して堆肥を入れて、それからは耕さないらしい。

 

いわゆる不耕起栽培という事になり、植える事はしている様子だし、潅水設備もあるから畑らしい。

 

 

『 水は遣るのか 』 と聞くと、『 潰そうと思っているのか 』と横槍が入り、聞きたいことが流れてしまった。

 

 

することと、しないこととのボーダーラインをどこに引こうとしているのかに興味があったが、

 

聞けず仕舞いに終わった。

 

まあ、全体的な話しの中から、先に書いたように家族四人がこれで暮らしを立てているという事なので、

 

作物が食物として生長する最小限のところに留める、ところで臨機応変に落ち着いていると想像している。

 

 

 

 

 

 

これも食べられそうな植物だが、なんて名前かは知らない。

 

言ってみれば、ガーデニング程度の世話をしているという事なのかな。

 

 

では、どのように生計に結びついているかと言うと、

 

米国には、CSA PICK UP というシステムが普及していて、

 

畑と消費者が直接結びついていて、日本で言う『野菜セット』のような、

 

そのとき、その場で採れた野菜を週に一回受け取りに来るというシステムで、

 

一週30ドルで20週間、25人くらいのメンバーがいるという事だった。

 

 

年間どの程度の所得になるか、計算好きのひとは計算してみて下さい。

 

ただ、このシステムのいいところは、消費者は前金で年間費用を支払い、

 

農家は、シーズンのコストを予め手にすることで自己資金が多くなくても出来るところにある。

 

実は、この事が Community の支援システムになっていて、社会的価値が高いところと評価されている。

 

 

 

 

日本にもオーナー制のようなシステムが、和牛とかに導入された時期もあるが、

 

それらは、投機的な蓄財目当てで成立していて、結局は投資法違反のような形で終わった例が多かった。

 

双方の思惑が一致して始まる事で、思惑通りに行かなくても脇でとやかく言う事はないのだが、

 

民意という意味では、少し情けない気がする。

 

 

 

 

さて、その他に FARMER'S MARKET に出て、販売しているということなのだろろう。

 

なるほど、そのように考えれば、例えブランド物は着れなくても、素材のいいものなら着れそうで、

 

彼の暮らしを立てる根本理念の横串の刺さった生活は出来そうだ。

 

生まれてこの方、小さな経済に満足して暮らしてきた私には、彼らの価値観に賛同できる。

 

そうして育った子供たちが、その父親母親の暮らしの哲学をどのように評価して、

 

自分たちがどのような哲学で生きていこうとしているのかは、私の預かり知らぬところだ。

 

ただ、今回、こうしてこのような、お金を蓄財するより、袖ふれ合う人間と自然との関係性を蓄財と考える思想に、

 

私は、賛同したいと思うし、行動を共にしたいと思う。

 

 

 

さて、彼が Winslow という名前かどうかも聞きそびれたが、

 

彼の地域との接触の意図はそれだけではなく、

 

街の住宅地域の中に、こういう FOREST を作る事で、

 

その住宅地域が豊かになると考えている事だ。

 

 

 

彼が IMSPIRE された福岡氏は、人から遠ざかろうとしたのに対して、

 

この農園は、ひとに近づこうとしている点が、その思想を高尚なレベルに押し上げていると思う。

 

だからこそ、教義に捉われず、現実的な判断をして、することとしないことの線をどこに引いているかが分かる気がする。

 

批判する気は毛頭無いが、芝生の青さを競っているよりは健全さのにおいがした。

 

 

 

 

 

ここの食材で、食事をしてみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.26 Friday

HOUSE MADE

 

 

 

 

 

 

すいません、どこにフォーカスしているのか分からない写真です。

 

 

 

 

 

 

PRESERVATION PANTRY

 

Modern Canning From Root to Top & Stem to Core

 

 

 

 

 

 

 

如何表現すればいいのか分からない。

 

 

上の英文から読み取れる範囲では、『 根から先まで、茎は芯まで、調理して保存する 』って感じかな。

 

 

 

ここで作っているのは、Sauce なんだが、日本人がこの言葉から受ける印象と彼らが使う意味は少し違うかも。

 

 

要は、少し液体っぽい味付け調味料って感じで、直接料理につけて美味しく食べるということかな。

 

 

 

 

 

 

 

全部で11種類のそれぞれ違う材料を足してその味を楽しむように出来ていた。

 

 

ところが、その11種類は辛さのグラデーションに並んでいて、とてもスパイシーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらを主人の解説付きで、順にトルティーヤチップスにつけて食べていく。

 

 

11種類もあると、辛さが口の中に積もり積もっていき、まるで SPICE TRIP をしているようで、

 

頭の芯まで可笑しくなって来て、なんだか気分が昂揚してくる。

 

 

 

結局、今回の旅で一人異質な感じがする空間だった。

 

 

その他は、どこも牧歌的というか、土の感覚がするけれど、ここは目に入る何処を取っても、

 

口に入る何を摂っても、人造的というか、加工度が高く、とても気に入った。

 

 

 

他で紹介してもらった方達は、どなたも大体どんな音楽が好きか想像がついたが、彼だけは何を聴いているのか、

 

きっと、PUNK ROCK でも聴いてんじゃないかと、突然聞いてみた。

 

答えは意外と大人しい返事が来た。

 

上手く聞き取れなかったが、

 

私を見て気を使ってくれたのか、

 

古い JAZZ を聴いているとか言ってた。

 

もちろん、もっと違う音楽聴いているのだろうけど、それよりも驚いた事には、

 

インターネットラジオのディスクジョッキーを、この家の片隅をスタジオ化してやっていた。

 

 

 

 

 

話題になっていたが、ニルヴァーナがこの PORTLAND には住んでいたらしく、

 

私たちの子供世代では、聴く音楽も違っていて当然で、いまひとつ理解できないでいたが、

 

いま、となりで Nirvana を調べてくれると、仏教用語で 涅槃 だといい、

 

ジャイナ教では 魂の解放 だそうで、それなら『 儂にも分かるよ 』 ということになる。

 

時代を超えてスタイルは変わっても、GOAL は同じという事だと分かると笑ってしまう。

 

 

 

話しが解放されてしまったが、このハウスメーカは夫妻でやっていて、

 

元々の二人の出会いが、ソーシャルワーカーをやっていて、

 

そこに来る方達というのは、はっきり言ってとてもお付き合いに疲れてしまう人たちが多く、

 

たまたま、その方達に Sauce を作ってあげてたところ、すごく喜ばれたので、こっちでお役に立とうとなったと。

 

 

そんな経緯の説明をしてくれていて、今はすごく繁盛していて、日産最高1800本も作ることがあると言ってた。

 

 

 

何処に商売のネタがあるか分からないが、聞けばその動機はすごく健全で、

 

この街らしい精神が溢れていて、単に加工品を製造してヒットしたというだけではなく、

 

 

 

この街の Farmer's Market で出会った農家に玉ねぎの栽培依頼をしたり、

 

要は、Community の中から進化をして来ているらしく、

 

という事は、その製品のグレードの進化は、Community 内の人間関係の進化に他ならず、

 

その両方の進化が、実は Community の中身が進化していく過程に過ぎない事が分かって、とても幸せな気分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.25 Thursday

Our Table Coop

 

 

 

 

あなたの近所の野菜と食品 って感じかな。

 

Honest Food You Can Trust ! 

 

 

この辺りは、周囲に何も無い農村地域。

 

それで、では作っちゃえ !! と周辺の住民が資金を出し合って作った共同施設。

 

 

ここに、農作物もハウスメイドの惣菜やお菓子を出品して販売して、その地域に還元するお店というか施設。

 

 

 

 

 

 

 

 

その施設は、Back Yard に広大な農場を抱えていた。

 

この地域は、日本でいえば北海道の旭川辺りの緯度ということで、この季節に行っても農作物は何も無い。

 

という事は、8月くらいに行くのが良いのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ここは OREGON なので、世界的なマリオンブラックベリーのシェアーが高いところで、その花が咲いていた。

 

もちろん日本にも沢山輸出されている。

 

そう言えばと、小豆島に3本植えたラズベリーはどうなったかな、

 

と二人で寂しく思い出していた。

 

植えるときには、根が強くてあちこちにはびこると聞いて心配していたが、

 

今頃は、イノシシに荒らされて惨めになっているか、消え去っているかどちらかだろう。

 

 

 

 

 

 

その小豆島にも敷地に川があるが、むかしの大水害で護岸されていて、ずいぶん風情が違う。

 

ひと里はなれて居れば、相互扶助というか暮らしの中に助け合うという気持ちが自然に湧いてくるが、

 

都市で暮らしていれば、お金を目当てに何でも集まってきてしまうので、勢いすべてお金で解決しようとする、

 

すこし意地汚い気持ちが湧いてくるのも、これまた自然の成り行きなのかもしれなくて、

 

土地がいっぱいあるという事は、そこは時代を経ても何を大切にしたいのかが明確になるものか。

 

 

 

 

ところが、その最果てまで来ると、やはり何も無く、その先に GOOL が見えなくなって、

 

また、小さな経済に引き返していく事も、当然と言えば当然で、そこがこの地域を、

 

世界中から参考にしたいと視察が後を絶たないと聞いても、少しも不思議じゃない。

 

 

 

世の中は、そう捨てたものじゃなく、人はあるべき正しさに流れていくしか存続できないことも、

 

生まれもっての定めと思えてしまう。

 

 

 

 

 

この店で、色々買ってきた。

 

小さなお店なのに、商品はそれぞれ魅力的なものが多かった。

 

 

 

 

 

これはコットンに蜂の蜜蝋をコーティングしたお弁当の入れ物らしい。

 

 

御飯を入れられるかどうかは分からないが、書いてある通りサンドイッチなら包めそうだ。

 

 

要は、化学物質を如何に避けて暮らすかがテーマになっていて、それを ECO と呼んでいるらしい。

 

 

今回の旅は、どこに行っても、ECO ECO ECO で終始していた。

 

そういえば、ECCO って娘も、EIKO って娘もいたな。

 

 

 

雑貨というのは、どうも売る方も買う方も、歳いった娘さんの心も刺激するのかな。

 

 

 

 

誰かが金儲けのためにだけ運営するのではなく、みんなで分け合って楽しく暮らそうと考える事が、

 

SASTAINABLE だと言っているのだろう。

 

COOP というのは、そういう意味で使われている。

 

 

上手な暮らし方かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.22 Monday

有機栽培農場

 

 

 

 

 

 

曽祖父の時代にイタリアから米国に渡ってきたルーツを持つという。

 

 

 

 

 

 

 

サイズ感は、こんな感じ。

 

 

この朝は、寒くて6℃か7℃くらいしかなく、みんな震えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

この、1960年にニューヨーク州郊外で開かれた、WOOD STOCK で開かれたフェスティバルに、

 

当時のヒッピーたちが登場するスクールバスで、事務所から畑に移動をする。

 

 

なんと、なつかしい。

 

 

 

 

 

世代を経て、今は?と聞くと、700エーカーを耕作しているという。

 

 

 

 

 

 

 

 

小ネギの栽培畑で、遠めでよく見えないが、おそらくメキシコからの意味だと思う。

 

 

ORGANIC だから、気の毒に手で除草をしている。

 

 

今回、唯一の ORGANIC FARM と呼ばれるところで、

 

この OREGON 隣のWASHINTON もう少し北まで行って、近くCANADA の一部まで、

 

スーパーマーケットへ供給をしていると言ってた。

 

 

 

栽培面積・需要は急激に伸びてきたが、いまは小康状態だと言ってた。

 

 

では、今後はと聞くと、『 大きなチェーンが ORGANIC のシェアーを伸ばすので一気に伸びるだろう 』 とのこと。

 

 

でも、農業者人口が、若者の不就農従って高齢化して減少の一途と、

 

遊休地の増大は当然比例して行き、日本とまったく同じで、

 

この事は、経済自体が縮小していく中で、小規模有機農家が増えていくのも、同じ様相を示していた。 

 

 

 

 

もう、大きな経済は要らないとは思うし、我が身のみを考える経済は消滅の一途を辿るが、

 

植物の種をその中で我が手で改良していく事のみが、何かの救いになるような気がして、

 

昨日の BOLG は都合により削除したが、すごく貴重な活動のに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.20 Saturday

Portland の青果会社

 

 

 

 

 

Cascade Distribution Center

 

Organiccally Grpwn Company 

 

 

 

 

アメリカには、都合7回目にして、初めて同業者を視察できた。

 

 

 

もっともっと、聞きたい事は山ほどあったが、まあ小売業の方と御一緒なので遠慮をした。

 

 

 

唯一質問できたのは、農家との付き合い方。

 

自分の農家さんとの付き合い方は、理想はあるがその通りには行かないもので、

 

でも事業として、自分の理想として決して、それでいいとは思っていないが、

 

現状で、それなりに調和は取れていると思っているところで、地団太を踏んでいる。

 

これが、ここでも同じだという。

 

なんか、変な話しだが、安心した。

 

それゃそうだよな。

 

 

 

でもこの企業は、ひとつ自分の理想を実現できていて、

 

それは、全量買取だという事。

 

それを、顧客の型に合わせて振り分けているとの事。

 

でも、そんなに上手く行かない事くらいは分かるので、そこは何かごにょごにょとしたところがあるのだろう。

 

 

 

 

聞いていると、シェアーが随分違うのかな。

 

つまり、この地域で ORGANIC VEGI トップ企業だということかもしれない。

 

 

 

でも、写真は都合で載せられないが、CEO は女性だった。

 

しかも、若い。

 

 

スタッフもみんな若い。

 

 

もっとも、自分が歳をとっているだけで、

 

同行のみなさんもみんな若い。

 

気を使わせて申し訳ないという気持ちの方が大きい。

 

 

本来は、もはや自分の出る幕ではないのだろうな。

 

でも、生きてる間にこうして、来られてつくづく良かったなあと喜んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.18 Thursday

やる気と感動の祭典EX

 

 

 

 

 

卓上プレートが馴染んでいる。

 

 

いずれもこの数ヶ月で、出会った企業さんばかり。

 

だから、未だこなれていなくて、でもここで皆さんの意見を聞けたので、

 

何をアピールすればいいかよく分かった。

 

 

 

子供が絶対食べたがるチューペット。

 

ところがこの手の市販品はろくなもんじゃない。

 

子供の頃の駄菓子で、香料たっぷりのガムを噛んでいると、父親に、

 

『 お前、そんなのが美味いのか 』 と、すごく蔑むような顔で言われたのが響いて、

 

以来、そういうお菓子は食べなくなった。

 

 

少しでも、食べ物に気をつけているお母さんは、絶対子供にこういうのは買わせない。

 

だから、ORGANIC のチューペットがあれば、お母さんも子供も大喜びする。

 

 

 

 

 

 

集客応援商品のジェラート。

 

これは、ジェラートとしての完成度が高く、イタリアのジェラートの品評会で入賞している。

 

 

ヴィーガン対応や、日本の伝統的な味噌なんかもジェラート化している。

 

40種類ものアイテム開発で、すごいラインアップをしている。

 

 

どうして、スーパーさんの発想は、人をつけなきゃいけないことを嫌がるのか分からない。

 

人がいないから、amazon に負けるのに、未だ分かっていない。

 

 

 

このジェラートの価値が未だ伝えきれていない。

 

逆に言うと、それくらい飛びぬけた商品という事でもある。

 

 

 

90 日も賞味期限のあるチルド惣菜があるだろうか。

 

どこの家庭も冷凍庫はいっぱい。

 

しかも、冷凍してしまえば惣菜は味が壊れる。

 

 

単に、無添加って、化学調味料を使っていないってだけだと、

 

美味しい訳がないのに、こんな商品をいっぱい売っている。

 

料理は出汁が決め手だってことは、これだけ生きてれゃ分かる。

 

そこで、出会いが会ったメーカーの社長さん。

 

この人の考え方、うでは確かです。

 

問題は、その調理機能をどのように活かすかということ。

 

 

勘の鋭い経営者は、私の説明にピンっと来てくれる。

 

もっと勘の良い経営者は、私が接客中で何も説明しなくても、ちゃんと可能性を捉えておられた。

 

これには、正直びっくり。

 

 

 

あとは、鶏に漢方薬を食べさせている卵。

 

この価値は、さすがに理解されないか。

 

漢方薬局ならではの商品かもしれない。

 

科学的な根拠で、身体を調整し、こどもが出来る体質改善のシンボル商品。

 

 

 

まあ、時間の掛かる事は想像がついているので、ここはじっくり。

 

 

 

このセミナー、Reborn がテーマ。

 

 

昨日までの延長線上にある今じゃなく、まったく違う地平に立つ事を言う。

 

 

その通りの内容だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.04.15 Monday

流転

 

 

 

 

 

 

じゃが芋が芽を吹いている。

 

 

細くいっぱい落ちているのは、ごぼうの先っちょ。

 

 

袋から飛び出す先っちょを大量に花壇に肥料代わりに積んである。

 

彼此、一年以上この風景は見ているが、ちゃんと土に戻っていっているみたいだから可笑しい。

 

 

 

じゃが芋の傷物も混じっていたのか、植えたのか、それは本人がいないので確認しようがないが、

 

信号待ちをしている時に、うしろから当られたとのことで、目下療養休暇中らしい。

 

買ってある三角鍬で、伸びてきた草をちょっちょと代わりに削っておいた。

 

本人が復帰してくるまでの間、其れくらいの世話はしてやろうと思っている。

 

ほとんど有機質の無い土だから、これら野菜の切れ端を分解する菌を少し入れてやりたいところだが、

 

あいにく、なかなか小豆島に行けないでいるので、其れもその内となって先延ばしばかり。

 

 

 

世の流転に伴って会社も流転をしているのか、社会の流転を先取りして、次の一手を打っているのか、

 

それは、社会が先を見据えてこその話しで、そこが見えないと今日の目の前しか確かなものが無い気になるのか、

 

いよいよ、結果につながるときが来たかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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